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新車モデルチェンジ情報、燃費比較とモーターショー

プロボックス/サクシードにハイブリッド、1.5L THS搭載で11月発売へ

トヨタの主力商用車がハイブリッド化、燃費性能大幅向上

トヨタの商用車、プロボックスとサクシードにハイブリッドモデルが追加されることになった。

(写真は現行サクシード)
サクシード

サクシードとプロボックスは姉妹車関係にあり、ダイハツ工業で生産されるモデル。2002年の発売から基本構造を変えることなく、現在は4ナンバー車のみの販売が継続されている。今回のハイブリッド化は特にモデルチェンジということではない。1.5LのTHSⅡハイブリッドシステムが導入され、大幅に燃費性能が向上することになる。

プロボックス/サクシード ハイブリッド搭載でもラゲッジサイズは維持される可能性

1.5Lハイブリッドは、アクア、カローラシリーズで先行導入されてきており、トヨタはこれまでに多くの信頼性に関するデータを得てきた。より多くの走行距離が求められる商用モデルでの使用においても問題ないという判断だろう。またバッテリーユニットなどが、ラゲッジスペースを圧迫することのないように開発が進められてきたということで、従来のユーザーから不満が出ることもなさそうである。

サクシード トヨタ

サクシードやプロボックスのような商用車は走行距離20万km以上になることが当たり前であるから、ハイブリッド化による燃料費の削減効果は大きい。かなりのオーダー数が期待できそうだが、月間販売目標台数としては、わずか500台程度しか準備されない見込み。納期の遅延が予想される。

サクシード リアコンビネーションランプ

サクシードハイブリッド/プロボックスハイブリッドの発売予定時期は2018年11月となっている。

#1 南 祐斗2018/09/10(Mon)16:02:24ID:FiNjBjN2jM
ハイブリッド車が来た
#2 匿名さん2018/09/10(Mon)21:29:40ID:IyZDJiMjTM
カローラワゴンがベースだから、予想通りだな。
#3 匿名さん2018/09/10(Mon)22:14:29ID:E3YzI2MDGO
ベースは初代ヴィッツである
#4 匿名さん2018/09/11(Tue)09:12:13ID:ljYzYxZTjN
古っ
#5 匿名さん2018/09/11(Tue)14:04:49ID:Q2MzljMjzY
HV追加で一般ユーザーも増えそう
時代の流れ的にこういう道具感があるシンプルな車は受けそう
惜しむべきはデザインが改悪された事、先代のプレーンな顔良かったのに
#6 匿名さん2018/09/13(Thu)11:13:35ID:UzZWYwZjTO
実用性重視でプレーンなデザインのジムニーが大ヒット中だから、
トヨタもきっと真似してプレーンなデザインに帰ってくる。と期待したい。
#7 匿名さん2018/09/19(Wed)10:08:26ID:MwMWMzMzmM
ならばそのうちハイエース、レジアスエースにもハイブリッド載せてくるかな・・・プロボックス、サクシードは元々安価モデルの車だからなんだろうけど。
#8 匿名さん2018/10/14(Sun)05:55:25ID:lhOTkxZG2N
ディーゼルのある車種にHVは導入しない方針らしいよ。
ハイエースは採用ないだろうがタウンエースはくるかもな。

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アイシス/プリウスα/ラクティス/SAI/ウィッシュ/イスト/ミライ/パッソセッテ/ラウム/ラッシュ/ソアラ

過去記事(2018/03/05)

ジュネーブモーターショー2018発表注目車リスト、3月6日プレスデー開幕

ジュネーブモーターショー2018の見どころ、トヨタ系の初公開多数

ジュネーブモーターショー2018のプレスデーが明日に迫った。例年にない積雪のなか、各ブランドがショーブースの最終準備を進めている。

(写真はジュネーブショー会場のPalexpo)
ジュネーブ Palexpo

今年も注目度の高いモデルが多く発表されそうで、主だったものを予習しておく。

スープラ、オーリス、UX、レヴォーグコンセプトの発表は確定的

まずはトヨタブース。次期スープラがいよいよ姿を見せることになる。これは市販車をベースにしたレース仕様のレーシングコンセプトということだが、我々が手にすることができる車体のおおよそのエクステリアデザインを知ることになる。もう一つ次期オーリスの市販型が公開される予定で、2つの注目車がワールドプレミアを迎える。

(写真は次期オーリス、ティザー画像)
オーリス ティザー画像

次にレクサスからは新型UXシリーズの市販型が車体公開される。斜め前方からのエクステリアが写真公開されているが、UXシリーズの特徴はバックビューにあり、これも明らかとなる。

(写真は新型UX250h)
UX250h

スバルからはSUBARU VIZIV TOURER CONCEPTが初公開となる。次期レヴォーグを予告するコンセプトモデルと考えられる。

(写真はSUBARU VIZIV TOURER CONCEPTティザー画像)
次期レヴォーグ コンセプト

他、日系ブランドではホンダがシビックタイプRのレース仕様を発表する予定。日産では次期ジュークの公開が予想されていたが、今のところ公式な発表は無い。

(写真は新型Aクラス)
Aクラス 2018

海外ブランドでは、BMWは8シリーズを予告する4ドアクーペコンセプトがステージのメインとなる見込み。Z4市販型の公開はどうなるだろうか。X4シリーズのマイナーモデルチェンジ発表は実施されそう。メルセデスベンツは先月オランダでワールドプレミアの新型Aクラスをモーターショーデビューさせるだろう。

過去記事(2017/12/02)

トヨタがFT-ACをLAオートショーで発表、次世代小型SUVコンセプト

小型SUVコンセプト、トヨタ・FT-ACが北米発表される

12月1日より一般公開がはじまるLAオートショー2017で、トヨタはFT-AC(Future Toyota Adventure Concept)をワールドプレミアさせた。

(写真は新型FT-AC)
FT-AC

FT-ACは北米向けに提案された次世代の小型SUVコンセプトである。小型としながらもこれは北米基準であって、RAV4やFJクルーザーに近いサイズ感が意識されているだろう。トヨタは小型SUVコンセプトとして4月のNYオートショーでFT-4Xを発表したばかり。FT-ACは、FT-4Xとはエクステリアの方向性が違う。そして、より市販型に近いモデルと感じた。

FT-AC ルーフ

FT-ACはアウトドアで本格的に楽しむレジャーを想定

FT-ACの最低地上高は高く設定されており、オフロードでの走破性に拘ったモデルとなる。近年流行のシティSUVとは一線を画しており、FT-ACではアウトドアのフィールドで本格的にレジャーを楽しむことが想定されている。

FT-AC アンダーガード

大型のアンダーガードが特徴的で、ここでも未舗装路での走破性が表現されている。

FT-AC LAオートショー2017

横からのエクステリアでは長いホイールベースが印象に残る。荒野での安定した走行とゆったりとしたキャビンスペースが想像できる。

FT-AC フロントグリル

フロントはヘキサゴングリルを中心としたデザインとなるが、ランドクルーザー系のものとは違った形状である。

FT-AC バックドア

パワートレインはガソリンエンジンとハイブリッドエンジンの2タイプが想定されており、トルクベクトル式の4WDシステムが装備される。

FT-AC リアコンビネーションランプ

日本での発売の可能性については、まだ北米での市販化を成し遂げていない段階では何も述べることがない。ただし、これまでFJクルーザーが販売されてきた実績とハイブリッドパワートレイン対応ということで、日本での発売が大いに期待されるモデルとなるだろう。

過去記事(2017/11/25)

トヨタ・コンセプト-愛iシリーズ画像、RIDEとWALKが追加発表

3つのConcept-愛iシリーズが東京モーターショー2017で出品された

トヨタは人工知能搭載の次世代モビリティとして、3つのConcept-愛iシリーズを東京モーターショーで出品した。

(写真はConcept-愛i)
コンセプト愛i

4人乗りのConcept-愛iはラスベガスで開催された2017 International CESで初公開されたモデルである。

トヨタ コンセプト愛i コンセプト愛i リアコンビネーションランプ

米国のCalty Design Research, Inc.によってデザインされた内外装が特徴的で、卵型のフォルムで近未来感が表現された。

コンセプト愛i ヘッドランプ コンセプト愛i 東京モーターショー2017

トヨタではドライバーの覚醒状態を監視する技術が開発中となっており、Concept-愛iの機能として盛り込まれている。ドライバーが眠気を感じていると判断した場合は、青色光による視覚フィードバック、ストレッチシートによる触覚フィードバックによって覚醒を促す。

コンセプト愛i インテリア コンセプト愛i リアシート

Concept-愛iのボディサイズは全長4510mm×全幅1830mm×全高1475mm、ホイールベースは2700mmとなる。EVパワートレイン搭載で航続距離は300kmと公表されている。この手のコンセプトカーとしては意外にも現行技術と一致したものとなっており、実は市販化もあり得るのか。

Concept-愛iシリーズにRIDEとWALKが追加

次に、今回初登場となったのがConcept-愛i RIDEである。

(写真はConcept-愛i RIDE)
コンセプト愛i RIDE コンセプト愛i RIDE リアコンビネーションランプ

ボディサイズは全長2500mm×1300mm×1500mm、ホイールベースは1800mmとなる。EV航続距離は100-150kmとしており、近距離を想定したモビリティとなる。

トヨタ コンセプト愛i RIDE コンセプト愛i RIDE シート

座席のアームレストのようなものは実はジョイスティックで、これで運転操作を行う。小さなボディゆえ小回りは抜群、2名乗車ながらもラゲッジには折りたたんだ車椅子の積載を可能とする。事故を防ぐ支援システムはフル装備。ここを自動運転としていないあたりがリアリティのある仕様で、高齢化に突入した日本社会において、早急に市販化が求められるモデルである。

コンセプト愛i RIDE 運転席

最後に、歩行者向けモビリティとして、Concept-愛i WALKが発表された。

(写真はConcept-愛i WALK)
コンセプト愛i WALK

こういったモビリティは以前からあるが、なかなか普及が進まない。次回東京モーターショー2019では、東京ビッグサイトの東西を繋ぐ足として使われることを期待したい。

過去記事(2017/11/05)

ワゴン型タクシーが主流に、JPN TAXIが東京モーターショー出品、画像

JPN TAXI発売、これからのタクシーはワゴン型に、街の風景は一変する

トヨタからJPN TAXI(ジャパンタクシー)が2017年10月23日に発売された。東京モーターショー2017でも市販型車両が一般公開された。

(写真はJPN TAXI)
JPN TAXI

トヨタは2017年に入ってからクラウンコンフォートおよびコンフォートの受注を終了させている。これらの後継となるタクシー向け車種として新型JPN TAXIが登場した。従来のセダン型とは大きく異なるワゴン型のボディスタイルが採用されているのが大きな特徴である。左リアドアはスライド式となり、シエンタの車体をベースに開発された。

JPN TAXI フロントグリル

JPN TAXIは1.5LのLPGハイブリッドを採用、車椅子もそのまま入る広い客室が特徴

タクシー車両ということなので、メインはリアシートとなる。ロングドライブともなれば低重心で適度なホールド感のあるセダン車を好むユーザーもいるかもしれない。しかし、タクシーはそもそも短距離利用が多いはずで、このミニバンライクな空間的余裕は好感されることになるだろう。

JPN TAXI リアシートのクッション性

リアシートは座面チップアップにより広々フロアとなる。スライドドア開口部にスロープを付ければ、車椅子でそのまま車内に入ることが可能である。

JPN TAXI リアシート JPN TAXI トランク

ラゲッジの使い勝手も良さそうで、海外旅行で一般的なサイズのスーツケースであれば、平積みすることで2つまで積載可能となる。ラゲッジの奥が少し盛り上がっているのは、LPGタンクが設置されているためである。

JPN TAXI LPGハイブリッド

パワートレインは直4 1.5LのLPGエンジン+モーターによるハイブリッドシステムを採用。JC08モード燃費は19.4km/Lとなる。

JPN TAXI 東京モーターショー2017

開催まで3年を切った東京オリンピック2020に向けてJPN TAXIの台数を増やしていき、海外からの訪問客にも利用していただくことになる。

過去記事(2017/10/16)

トヨタ・GR HV SPORTS conceptが東京モーターショーでワールドプレミア予定

GR HV SPORTS conceptは単なる86ベースのカスタマイズモデルなのか?

トヨタは来週開幕する東京モーターショー2017でGR HV SPORTS conceptをワールドプレミアさせる予定となっている。

(写真はGR HV SPORTS concept)
GR HVスポーツコンセプト

外観からは、86をベースにタルガトップのオープン化がなされたカスタマイズモデルであることが想定される。

GR HVスポーツ コンセプト フロントグリル GR HV スポーツコンセプトリアコンビネーションランプ

GR HV SPORTS conceptのボディサイズは全長4395mm×全幅1805mm×全高1280mm。86と比較して全長+155mm、全幅+30mm、全高-40mmとなっており、リアシートは外されている。

GR HVスポーツコンセプト バッテリー GR HVスポーツコンセプト マフラー

GR HV SPORTS conceptが示唆するものとは?GRブランドのフラグシップモデルの可能性

GR HV SPORTS conceptのパワートレインはTHS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)が採用される。

GR ハイブリッド スポーツコンセプト インテリア GR HVスポーツコンセプト トランスミッション

THS-Rはレース用ハイブリッドシステムとして開発されており、これを搭載するTS050 HYBRIDは、エンジン最高出力500ps、モーター最高出力500ps、トータル1000psというパフォーマンスとなっている。このシステムがそのまま搭載されわけではないが、同様の技術を使った市販車向けFRスポーツハイブリッドの搭載が予告されている。

GR HV スポーツ コンセプト タルガトップ

86派生のモデルとして近い将来の市販を予想する声もあるが、その可能性は低いと考える。むしろGR HV SPORTS conceptが示唆しているのは、GRブランドで開発が進められている本格スポーツカーではないだろうか。既存車種ベースのスポーツモデルではなく、専用プラットフォームとハイパフォーマンスハイブリッドシステムを採用。ホンダのNSXに対抗するようなモデルも可能性の一つだ。

過去記事(2017/04/14)

トヨタがFT-4Xコンセプトを発表、次世代コンパクトクロスオーバーSUV

FT-4XコンセプトのエクステリアデザインはFJクルーザー調

トヨタは開催中のニューヨーク国際オートショーで、FT-4Xをワールドプレミアさせた。

(写真は新型FT-4X、ニューヨーク国際オートショー)
FT-4X

FT-4Xはトヨタの次世代クロスオーバーSUVを予告するコンセプトモデルである。

FT-4X リアコンビネーションランプ FT-4X ニューヨーク2017

流行にとらわれない独特のエクステリアデザインは、現行のトヨタ車のラインアップではFJクルーザーを思い出させる。FJクルーザーは近々カタログ落ちする予定となっており、その後継モデルの予告がFT-4Xであるという見方もできる。

FT-4X トヨタ FT-4X ニューヨーク国際オートショー

FT-4XはC-HRより小さいクロスオーバーSUV、日本発売も期待したい

ただし、公表されたFT-4Xのボディサイズをメートル換算すると、全長4249mm×全幅1821mm×全高1623mm、ホイールベースは2639mmとなっており、これはFJクルーザーの全長4635mmよりもかなりコンパクトなボディサイズである。

FT-4X フロントグリル FT-4X リアハッチゲート

FT-4XがFJクルーザーの直接的な後継モデルと考えるのは無理がありそうで、デザインコンセプトのみを引き継ぐ全く新たなモデルと考えたほうが良さそうである。

FT-4X バックドア FT-4X 観音開きバックドア

FT-4XはB-CセグメントクラスのクロスオーバーSUVに属する。発表のあった北米よりも欧州や日本のほうが市場にマッチしているのではないか。FT-4XはC-HRよりワンサイズ小さい。

FT-4X インテリア FT-4Xシート

FT-4Xの基本部分はTNGAプラットフォームの採用となる。リアゲートは一般的な跳ね上げ式に加え、観音開きにも対応しており使い勝手は良さそう。似たような機構ではホンダがステップワゴンでわくわくゲートなるものを設定しているが、エクステリアデザインの出来映えはFT-4Xのほうがレベルが高い。

過去記事(2017/03/12)

トヨタが新型i-TRILをジュネーブモーターショーで発表、i-ROAD後継4輪

トヨタ新型i-TRILは四輪3人乗りの超小型シティコミューター

トヨタは開催中のジュネーブモーターショーで新型i-TRIL(アイトリル)をワールドプレミアさせた。

(写真は新型i-TRIL)
i-tril トヨタ

トヨタは欧州における小型シティコミューターの市場開拓を狙っており、2013年のジュネーブモーターショーでは2人乗り3輪のi-ROADを発表していた。その4年後となる今回の同ショーで発表された新型i-TRILは、その後継として考えられるモデルで、乗車定員は1名増えて3人乗りとなる。

トヨタ i-TRIL i-TRIL カメラ

新型i-TRILは前輪にアクティブリーン機構を採用、SMARTの対抗となり得るか

新型i-TRILについて正式発表前のレポートでは、三輪のトライクタイプになるのではと予想したが、これは誤りで四輪構成となった。前輪は幅広のアクティブリーン機構を採用し、カーブ時の安定した操舵を実現。後輪は左右二輪構成となり後席2名乗車での重量バランスに対応する。

i-TRIL アクティブリーン i-TRIL フロント

車体重量は600kgとなっており、見た目以上に重たいと感じた。EV航続距離として200kmが示されており、バッテリー重量が嵩んでいることが予想される。

i-TRIL リアコンビネーションランプ i-TRIL バック

新型i-TRILのボディサイズは全長2830mm×全幅1500mm×全高1460mm、ホイールベースは2080mmとなる。実用性や経済性だけで考えれば、軽自動車には敵わないということになるだろう。ただし、欧州市場ではSMARTのようなプレミアムな超小型車が一定の支持を得ており、新型i-TRILがこういったモデルのライバルとして存在できるかどうかが鍵となる。

i-TRIL インテリア i-TRIL リアシート

2013年のi-ROAD発表時では走行デモが披露されたが、今回の新型i-TRILでは見ることはできなかった。今秋の東京モーターショー2017で走行シーンが公開されることを期待したい。

過去記事(2017/02/21)

トヨタが新型i-TRILコンセプトをジュネーブモーターショーで発表予定

i-TRILコンセプトがワールドプレミア予定、3人乗り次世代小型モビリティ

トヨタは3月7日よりプレスデーが始まるジュネーブモーターショー2017で新型i-TRILコンセプトをワールドプレミアさせる予定となっている。これに向けてティザー画像1点が公開されている。

(写真はi-TRILコンセプトのティザー画像)
i-TRIL コンセプト

トヨタは都市向けの小型モビリティとしてi-ROADを2013年のジュネーブモーターショーで初公開していた。i-TRILはその後継モデルに相当すると考えられる。

トヨタ新型i-TRILコンセプトはリーニングトライクであることが予想される

i-TRILコンセプトのティザー画像の輝度を上げてみたところ、前方に突き出すフェンダーのようなラインが浮かび上がる。これに対し全幅は比較的大きい。これらの特徴を持つシルエットから、フロントが1輪、リアが2輪で構成されるトライクのようなものが予想される。

i-TRIL コンセプト ティザー画像

このほか、両サイドには突起部分があるのがわかるが、これはサイドミラーの代替となるカメラではないだろうか。

シートレイアウトについても発表があり、前作のi-Roadの1+1から1座増やされ、i-TRILでは1+2となる。このあたりは、前述のトライク構成とも辻褄が合うように感じる。

(写真はi-ROAD、ジュネーブモーターショー2013)
i-Road トヨタ 2013 ジュネーブ

もう一つの予想としては、リアの2輪がコーナリング時に傾くのではないかということである。前作i-ROADではフロント2輪が傾くことでスムーズで小回りが効くコーナリングを実現していたが、この技術はi-TRILでも引き継がれるのではないだろうか。むしろこのメカニズムが採用されなければ、ただの3人乗りトライクとなってしまう。

過去記事(2016/09/02)

トヨタが新型軽自動車ピクシス ジョイを122万400円から発売、ダイハツOEM

ピクシス ジョイC、ジョイF、ジョイSがトヨタから販売、ダイハツ生産モデル

トヨタの軽自動車、ピクシスシリーズに新たなラインアップが追加。ピクシスジョイが2016月8月31日に発売された。

ピクシスジョイ

新型ピクシス ジョイのエクステリアを見ればすぐにわかることではあるが、ダイハツ・キャストのOEMモデルということになる。2015年9月に発売されたキャストは、販売期間1年が経過するタイミングで提携関係のあるトヨタへの車体供給が開始された。

(写真はピクシス ジョイ C)
ピクシスジョイC

ピクシスジョイのエクステリアバージョンは3タイプ用意され、Cのクロスオーバー、Fのファッション、Sのスポーツがラインアップされる。それぞれがキャストのSTYLE、ACTIVA、SPORTと対応する。

(写真はピクシス ジョイ F)
ピクシスジョイF

ピクシスジョイはキャストに準じた価格スペック設定、トヨタブランドでライバルのハスラーに対抗

ピクシス ジョイの車両価格は、C Xが122万400円~、F Xが122万400円~、S“SA Ⅱ”が162万円~となる。キャストに準じたグレードラインアップと価格が設定された。

(写真はピクシス ジョイ S)
ピクシスジョイS

パワートレインは燃費性能の優れるNAエンジンの他、上位グレードにはターボエンジンが用意される。ジョイSはターボ専用車となる。

(写真はダイハツ・キャスト アクティバ)
キャスト アクティバ

ピクシス ジョイのJC08モード燃費は最高で30.0km/Lを達成。安全運転支援システムのスマートアシストⅡが採用されるあたりもキャストと同じ仕様となる。

生産はダイハツ九州の大分工場で行われる。

(写真はスズキ・ハスラー)
ハスラークーペ コンセプト

軽クロスオーバーSUVが人気となっているが、その発端となったのが2014年発売のスズキ・ハスラーであった。ハスラーの販売台数はデビュー当初の勢いは少し衰えたが、それでも2016年度に入ってからも月販6000台以上を維持。一方、キャストは後発ながら月販5000台を割り込む状況となっている。

ただし、今回のトヨタブランドからのOEM販売開始により、ハスラー優勢の状況は変わりそうである。

過去記事(2016/02/14)

トヨタ・S-FR Racing Conceptの公開により、S-FRの開発続行が裏付けされる

S-FR Racing Conceptが出品、トヨタのスモールFRスポーツカーの開発は継続されている

S-FR レーシングコンセプトが大阪オートメッセ2016で公開された。

(写真はS-FR Racing Concept)
S-FRレーシングコンセプト

今年も大阪オートメッセが2016年2月12日から14日の日程で開催された。カスタマイズカーショーという性格を持つイベントであるが、今年はトヨタブースが例年に無く力を入れてきた印象である。スープラ後継モデルとされるFT-1が出展された他、市販確定モデルとしてG’sノアとG’sヴォクシーが公開され多くの来場者の注目を浴びた。

S-FR レーシング コンセプト フロントグリル

そんななか、このS-FR レーシングコンセプトも話題性の大きいモデルの一つである。

S-FR リアウィング

ベースとなるS-FRコンセプトは、昨年の東京モーターショー2015でワールドプレミアされた、スモールFRスポーツカーである。早くもそのカスタマイズモデルの提案がされたことで、市販化の期待がより一層高まることになる。

S-FR マフラー

S-FRは86の弟分、それでも大型カスタマイズパーツで存在感をアピール

一時は、S-FRの開発がストップしているという情報もあったが、現在は開発が続行されているという読みが一般的。今回、このカスタマイズモデルをトヨタのメイン出展モデルの一つとしていることから、その裏付けが取れたとも言えるだろう。

S-FR トヨタ

東京モーターショーでのS-FRコンセプトは、エクステリアはシンプルで特にローコストが強調されたモデルと感じさせた。実際に、S-FRコンセプトは86の弟分という位置付けになり、低価格であることも重要なポイントとされた。搭載が想定されるパワートレインは直4 1.5LのNAエンジンとなる。

ただし、今回のS-FR レーシングコンセプトでは、細かなエクステリアパーツだけでなく、オーバーフェンダー、エアアウトレット付きボンネット、大型ウィングとカスタマイズ部分は思い切ったものとなっている。単に安いスモールスポーツカーではなく、スポーツカーとして本来あるべきアグレッシブな一面を感じさせるモデルに仕上げられた。

過去記事(2015/12/13)

S-FRコンセプトは市販化に向けて開発継続中、東京オートサロン2016で出展

S-FRコンセプトの第二弾が早くも公開予定、発売に意欲的

S-FRコンセプトは東京モーターショー2015でワールドプレミアされたトヨタのスモールFRスポーツカーであった。早くもコンセプト第二弾としてS-FR Racing Conceptが発表されることになった。

(写真はS-FR Racing Concept)
S-FR レーシング コンセプト

S-FR Racing Conceptはトヨタ GAZOO Racingによるカスタマイズモデル

トヨタ GAZOO Racingは、2016年1月15日より幕張メッセで開催される東京オートサロンでS-FR Racing Conceptを初公開する。

S-FR レーシング コンセプト GAZOO S-FRレーシングコンセプト 東京オートサロン

S-FR Racing Conceptのボディサイズは全長4100mm×全幅1735mm×全高1270mmとなる。ベース車のS-FRコンセプトと比較して、オーバーフェンダーの採用により全幅は+40mmの拡大。そしてローダウンを受けた全高は-50mmと低くスポーティーに構えられる。

トヨタ S-FRレーシングコンセプト S-FR レーシング コンセプト リアウィング

エンジンフードはエアアウトレットが付けられた新デザインを採用。フロントアンダースポイラー、カナードの他、リアには大型ウィングが装備される。

S-FRレーシングコンセプト フロントグリル S-FR Racing Concept リアバンパー

さて、S-FRコンセプトについては、東京モーターショー出展中の段階では、市販化に向けた開発が中断されているという情報もあった。

(写真はS-FRコンセプト、東京モーターショー2015)
S-FR S-FR,リアコンビネーションランプ

ただし、現在はS-FRの開発は継続されているとのこと。それも北米を含めた海外販売を視野に入れたグローバルカーとして計画が進められているという。

トヨタ GAZOO S-FRレーシングコンセプト

S-FRの市販時期は未定ながらも、このタイミングでのコンセプト第二弾発表ということであれば2017年頃の発売が期待される。

過去記事(2015/11/04)

トヨタ・S-FR画像、新型FRスポーツが東京モーターショーでワールドプレミア

トヨタがS-FRをワールドプレミア、1.5LクラスFRスポーツを提案

トヨタは開催中の東京モーターショー2015でS-FRをワールドプレミアさせた。

(写真はS-FR)
S-FR

今回の東京モーターショーで、トヨタは新型プリウスをワールドプレミアさせる予定であった。しかし、米国ラスベガスと欧州フランクフルトで先に発表されてしまい、市販型ワールドプレミアが無しの状況となった。そんな中、このS-FRはトヨタブースの中で最も市販に近いコンセプトモデルということで、多くのメディアを集めることになった。

S-FR トヨタ 東京モーターショー2015 S-FR,リアコンビネーションランプ

S-FRは150万円台からの低価格販売が望まれる、一部ロードスターからの流用でコストダウンの可能性も

S-FRのボディサイズは全長3990mm×全幅1695mm×全高1320mm、ホイールベースは2480mm、車両重量は1000kg前後としており、マツダ・ロードスターよりも少し小さいサイズ感となりそうだ。搭載されるエンジンは直4 NA 1.5Lクラス、あるいは1.2Lターボクラスになることが想定されている。

S-FR リアコンビネーションランプ

また、このS-FRは86の弟分としてのポジションも与えられており、低価格で販売されることも目標となっている。車両価格としては150万円台のスタートが想定され、全込みでも200万円以内で買えるFRスポーツとなるだろう。

S-FR-headlight

ボディスタイルは古典的なハードトップ2ドアクーペで、シート配列は2+2座の4人乗り。タイヤサイズは16インチとなる。

S-FR インテリア S-FR シート

今回ワールドプレミアとなったS-FRであるが、これはあくまでもコンセプトモデルである。今年2015年にトヨタとマツダが提携関係を結んだこともあり、ロードスターのコンポーネントがこのS-FRに導入されるのではとも予測されている。

過去記事(2015/10/18)

トヨタ S-FRコンセプトが東京モーターショー2015でワールドプレミア

トヨタがS-FRを出展、1.5Lエンジン搭載のFRスポーツクーペ

トヨタはコンパクトFRスポーツのコンセプトモデルを10月30日に一般公開される東京モーターショー2015でワールドプレミアさせる予定となっている。

(写真はS-FR)
S-FR

トヨタが86より小さなコンパクトFRスポーツを開発中であることは、これまで何度かレポートしてきた。S-FRのモデル名はコンセプト段階であるため市販型では別車名となる可能性もある。既に米国においてトヨタは、S-FRの商標登録を済ませており、同市場ではサイオン S-FRの車名での市販となることが予想される。

S-FR リアコンビネーションランプ S-FR 2ドアクーペ

S-FRのSはSupra(スープラ)を意味するのではとも噂され、スープラ後継モデルの登場を期待する声もあった。しかし実際には、SはSmall(小型)を意図するものであったと考えられる。

S-FR フロントグリル S-FR リア

S-FRは全長4m未満のコンパクトなボディサイズ、ロードスターからコンポーネント流用の可能性も

S-FRのボディサイズは全長3990mm×全幅1695mm×全高1320mm。ホイールベースは2480mmとなる。搭載されるエンジンは1.5Lクラスのガソリンエンジンで、トランスミッションは6速MTの設定となる。シート配置は2+2座の典型的な2ドアFRクーペのスタイルとなる。

S-FR フロントバンパー S-FR バック

S-FRとして完成度の高いコンセプトモデルが出展されるほど開発は進められていたのだが、市販計画は一旦白紙に戻されたとも言われている。その原因はマツダとの提携にあるという噂も。つまりマツダ・ロードスターのコンポーネントの一部をS-FRに流用すれることができれば、トヨタの独自開発よりもコスト面、パフォーマンス面でのメリットが享受できるのではというのである。そのためにはS-FRの開発を一度最初から見直す必要があるわけだ。

S-FRインテリア S-FRシート

S-FRは今回のトヨタ出展車の中でも特に注目を集めるモデルになるだろう。ただし、市販に至るにはまだ時間がかかりそう。主力グレードで200万円未満の車両価格が期待される。

過去記事(2014/08/06)

トヨタがプロボックスとサクシードのマイナーモデルチェンジを発表、CVT化

新型プロボックスとサクシードはフロントデザインを大幅変更

トヨタのビジネスカー、プロボックスとサクシードがマイナーモデルチェンジを受け2014年9月1日より発売されることが発表された。

(写真は新型プロボックス)
プロボックス後期モデル

プロボックスとサクシードは2002年より大きなモデルチェンジが行われることなく販売されてきたが、今回のマイナーモデルチェンジを以って後期モデルに位置付けられることになる。

プロボックス後期型 トヨタ プロボックス 後期型

新しくなったプロボックス、サクシードは、大幅に変更されたフロントデザインが特徴的である。
フロントバンパーはヘッドライト下部に接するエリアのみが未塗装となり、グリルデザインも変更された。ヘキサゴングリルのスバル顔を野暮ったくしたような印象である。

(写真は新型サクシード)
サクシード後期型

後期型プロボックスと後期型サクシードはパワートレイン改善で燃費性能が向上

新しくなったプロボックスとサクシードは、燃費性能の向上といった正常進化も盛り込まれる。

トヨタ サクシード後期モデル サクシード後期トランク

プロボックス後期モデルに設定される1.3L車のJC08モード燃費は、16.8km/Lから17.6km/Lへ向上。パワートレインに変更があり、前期モデルでは2NZ-FE型エンジンと4速ATが搭載されていたが、後期モデルでは1NR-FEとCVTの組み合わせが採用される。この手の商用バンは信頼性と経済性が重視されるゆえにトルクコンバーター式ATが搭載されることが多かったが、CVTも商用車に採用されるほどに熟成が進んだと考える。ちなみにライバルの日産・ADでは、昨年の2013年モデルよりCVT車がラインアップされている。

また、プロボックス後期モデルおよびサクシード後期モデルの1.5L車のJC08モード燃費は16.2km/Lから18.2km/Lへ向上した。1.5L車にもCVTが採用された。

消費税込みの車両価格はプロボックスが131万7600円から、サクシードが143万7382円からとなる。

過去記事(2014/06/04)

トヨタがFCVコンセプトの市販モデル発売計画を2014年内に前倒し、燃料電池車

FCVコンセプトが2014年末に発売、トヨタが燃料電池車市場に本格参入

トヨタは、昨年の東京モーターショー2013で次世代燃料電池車としてFCVコンセプトを発表した。その市販モデルの発売が2014年12月にも実現する見込みとなった。

(写真はFCVコンセプト、東京モーターショー2013)
FCV コンセプト

FCVコンセプトのボディサイズは、全長4870mm×全幅1810mm×全高1535mmでホイールベースは2780mm。日本だけでなく米国、欧州を中心としたグローバル販売を前提としていることから、やや大柄なDセグメントクラス車のサイズとなった。ボディ形状は、オーソドックスなセダンというよりもプレミアムブランドカーで流行となりつつある4ドアクーペのフォルムが採用されている。

トヨタ FCV コンセプト FCVコンセプト 東京モーターショー2013

FCV市販モデルの車両価格は800万円程度が予測される、水素スタンドの普及に期待

FCVコンセプトでは、2基の高圧水素タンクに充填された液化水素がFCスタックに送られ、酸素との化学反応により電力が得られる。内燃機関は持たず、電気モーターの出力のみを動力とするシステムが採用される。蓄電池も搭載され、現行のハイブリッド車同様にエネルギーの回生も行われる。

トヨタ FCV

燃料電池車は高コストであることが市販化の障壁となっていたが、2014年末発売のモデルは1000万円未満で市販化できる見通しとなっており、800万円程度になるという予測も挙がっている。とはいえまだまだ一般ユーザーが購入するには非常に高額であり、ひとまずは月産数十台程度の生産規模となる見込みだ。
今後2020年代に向けて低価格化と普及を進め、車両価格300~500万円程度で年間数万台規模の生産が目標となっている。

FCV コンセプト リアコンビネーションランプ

一方で、水素ステーションの設置が都市部に限定されており数も少ないという問題がある。しかし、これも今後改善される可能性がある。

エネルギー源の水素は約3分で補給が完了し、航続可能距離は500kmを超える。従来の化石燃料の補給スタイルに近いため、EVの給電スタンドよりもガソリンスタンドへの併設が容易であるというメリットがある。

過去記事(2014/03/13)

トヨタの欧州コンパクト、アイゴがジュネーブモーターショー2014で発表

アイゴがフルモデルチェンジ、姉妹車プジョー108、シトロエンC1も同時デビュー

トヨタは開催中のジュネーブモーターショー2014で新型アイゴをワールドプレミアさせた。

トヨタ アイゴ

新型アイゴはプジョー・シトロエンとの共同開発で、新型108、新型C1らと今回のジュネーブで同時発表となった。

トヨタ AYGO トヨタ 新型アイゴ

新型アイゴの日本発売は無いが、コンパクトFRスポーツのベースになる可能性も

トヨタ アイゴ ジュネーブ2014 トヨタ AYGO ジュネーブ2014

アイゴのボディサイズは全長3455mm×全幅1615mm×全高1460mm、ホイールベースは2340mmで欧州Aセグメントカーに位置付けられる寸法となる。全長だけ見ても日本国内向けのパッソより20cm程度も短く、軽自動車がシェアを占める日本市場へは導入されない車種となる。欧州市場での最大のライバルはフォルクスワーゲンのUP!となるだろう。

こちらは姉妹車種の108とC1である。
プジョー108 シトロエン C1

車体の基本メカニズムは同じであるがアイゴとはエクステリアデザインの違いで差別化されている。108はオーソドックスにプジョーのデザインルールに従い、C1は上下に分割されたヘッドライトで個性的となった。これらに対してアイゴはキーンルックを発展させたようなフロントデザインが特徴的となった。

最高出力69psの3気筒1.0Lエンジンを搭載。
トヨタ アイゴ エンジン

アイゴの大胆なXフェイスはアフターパーツで色の変更が可能となっている。
アイゴ フロントグリル

一方で、トヨタでは86より下のクラスのコンパクトFRスポーツカーの開発が噂となっているが、その車体はアイゴのモノコックがベースになるという話もある。当然アイゴはFFのためFR化という手順を踏むことになるがボディサイズは新型コンパクトFRスポーツカーとして想定されるものに近い。低予算でコンパクトFRモノコックを開発する手段としてはあり得るのではと考える。

過去記事(2013/04/10)

トヨタ次期ヴァンガードとなるか?新型ハイランダーがニューヨークショー発表

ヴァンガード系統の北米モデル、ハイランダーがフルモデルチェンジ

トヨタはニューヨークモーターショー2013にて、新型ハイランダーのワールドプレミアを行った。ハイランダーといえば、2000年に発売が開始され、日本ではクルーガーという名称で発売されていたSUV。2代目からはクルーガーの後継車としてヴァンガードが日本では発売されたために、ハイランダーは北米専用モデルとして売られてきた。したがって今回発表された2014年モデルの新型は、3代目ハイランダーにあたるフルモデルチェンジとなる。
次期ヴァンガード ハイランダー
次期ヴァンガード ハイランダー 2014
新型ハイランダーのプラットフォームは、これまでと同じくカムリと共通になる。3列シートを装備した2-3-3の8人乗りで、居住性の向上がニューモデル開発の大きなテーマであった。コンセプトの大筋はこれまでと変わらず、機能性を重視した都会的な中型SUVということになる。ライバルとしては、1月のデトロイトモーターショーでコンセプトモデルが公開されたフォルクスワーゲンのクロスブルーあたりがあげられるだろう。
次期ヴァンガード ハイランダー ニューヨークモーターショー2013

次期ヴァンガードはハイブリッド仕様がメイングレードと予想

新型ハイランダーのパワートレインは、2.7L直列4気筒ガソリンエンジンと3.5L V型6気筒ガソリンエンジンが用意され、トランスミッションとして6速ATの採用と公表されている。この他ハイブリッドの設定があることについても言及されており、恐らくカムリハイブリッドの2.5Lか、あるいはV6 3.5LのTHS-Ⅱの搭載になるのではと考える。

早ければ北米市場に2014年初頭に投入されるとのこと。日本発売は未定だが、2007年デビューの現行ヴァンガードがモデル末期となっており、そのフルモデルチェンジ発売として導入されることが期待される。

過去記事(2013/03/19)

美人ダンサーがi-Roadを紹介、トヨタの新型二人乗りコンセプトカーの動画

i-Road、トヨタの二人乗り次世代電気自動車

トヨタ自動車がジュネーブモーターショー2013でデビューさせたのが、新型コンセプトカー『i-Road』である。
i-Road トヨタ 2013 ジュネーブ
i-Roadは都市部でも簡単に安全に気軽に移動できるように設計された超小型の2人乗り電気自動車(EV)である。EVということでゼロエミッションを実現し、環境性能は抜群なのはもちろんだが、i-Roadの見所はどうやらそれ以外にもありそうだ。

i-Roadに採用されるアクティブリーン機構に注目したい

このコンセプトカーは、テーマとして「コンパクトで爽快なパーソナルモビリティ」を掲げている。まずコンパクトさについては、2人乗りといってもクーペのようなタイプではなく、バイクのように前後で2人が乗るようになっており、全幅は850mmしかない。車幅をとることなくバイクのように道路の端を走行でき、普通乗用車の一台の駐車スペースに二台は余裕で駐車できるということだ。
i-Road アクティブリーン機構
またi-Roadは、旋回時の遠心力に合わせて車体の傾きを自動的に最適な角度に制御する「アクティブリーン機構」という機能を搭載している。バイクのように直感的に思うがままに操縦できるとトヨタも太鼓判を押す。

i-road ジュネーブ 2013
(もちろんバック走行も可能)

ではi-Roadがバイクと何が違うのか?という疑問が聞こえてきそうだが、答えは普通乗用車のようなクローズド構造。バイクと違って天候や季節に左右されず快適に移動することができる。環境問題・駐車スペース・渋滞という都市部での交通問題を一挙に解決しそうなこのコンセプトカーに注目が集まるのは当然だ。

過去記事(2012/06/06)

ディア・チンの日本発売はあるのか?トヨタのコンパクトハイブリッド

ディア・チンは2013年に中国でデビュー予定

トヨタは、新型ハイブリッドコンパクトカーとして、ディア・チン(亲)の開発を中国で進めている。来年2013年には販売を開始させると、豊田章男社長は明言している。
このディア・チン、中国専用車かと思いきやグローバル戦略車として位置付けられており、日本にも導入の可能性が無いわけではないようだ。
新興国においても積極的な販売が計画されており、日本で販売されているアクアや欧州のヤリスハイブリッドよりもコストを抑えた仕様になるのではと考える。

写真は、北京モーターショーでワールドプレミアを迎えたコンセプトカーのディア・チン。赤いセダンとグリーンのハッチバックが出展された。
ディアチン セダン

セダンのディアチンを日本に導入してみる価値はあるかもしれない

日本では不人気とされるセダンだが、中国市場でのセダン人気は高い。
トヨタは先月2012年5月にカローラをフルモデルチェンジさせたが、ハイブリッド化は見送りとなった。国内の小型ハイブリッドセダンの枠は空いたままとなっている。そこにディアチンのセダン版をローコストで投入できれば、法人ユーザーを中心とする需要に応えることができるのではと考える。
ディア・チン ハイブリッド
ディア・チン セダン ハイブリッド

ハッチバックのフロントデザインは、ジュネーブモーターショーで発表されたFT-Bhに近い。FT-Bhは数年先の未来を想定したコンセプトカーであったが、このディア・チンは2013年発売である。
ディアチン ハッチバック
ディア・チン ハッチバック ハイブリッド
昨年2011年の中国市場での販売実績を見てみると、GMが255万台、フォルクスワーゲンが226万台と続き、日系メーカーでは日産が135万台と健闘。世界シェア3位のトヨタは、中国では僅か89万台とライバルらに大きく水をあけられている。
トヨタはディアチンの他に、中国専用ハイブリッドとして雲動双擎(ユンドンショワンチン)も発表している。新型ハイブリッドカーを続々と投入させることで巻き返しを図りたいところだが、中国人の反応は今ひとつという話も。彼らは燃費よりも安くてデカイ車に興味があるようだ。

過去記事(2012/04/19)

ブレイドの生産が終了しカタログ落ちへ、後継車は?

ブレイドの販売が間もなく終了、トヨタのプレミアムハッチバック

ブレイドが2012年7月に生産終了となることがわかった。
これまでトヨタのプレミアムコンパクトハッチバックとしてラインアップしてきたが、2006年12月の発売から6年経らずでカタログ落ちということになる。後継車種は用意されない。
ブレイドと同時期にデビューしたオーリスの高級バージョンとしてポジショニングされてきたが、思うように販売台数を伸ばすことができなかった。

(最終モデルとなった現行ブレイド)
ブレイド

ブレイドの後継車は用意されない

トヨタではブレイドと同セグメントの車種としてオーリスをラインアップしてきた。
ブレイドの基本構造は、このオーリスと共通部分が多く、オーリスの高級バージョンといった側面があった。エンジンは、オーリスが1.5Lと1.8Lといった、このクラスとしては標準的なタイプを搭載したが、ブレイドは直4 2.4LとV6 3.5Lをラインアップ。サスペンションやインテリアもブレイド専用の上級パーツが採用されるなど、オーリスとの差別化がなされてきた。
このブレイドの弟分的な位置付けであったオーリスは、今年2012年7月にフルモデルチェンジを受けることになっており、ハイブリッドグレードも設定される。

(ブレイドの役割を引き継ぐレクサスCT200h)
CT200h
また、ブレイドがフルモデルチェンジを果たせなかった原因としては、昨年2011年にレクサスからデビューした、プレミアムハッチバックのCT200hの存在も大きいはずだ。CT200hはレクサスのブランドイメージと、ハイブリッド搭載ということが功を奏したのか、販売台数を伸ばしている。
ブレイドは、フォルクスワーゲン・ゴルフやBMW・X1、あるいはアルファロメオ・147などといった欧州のCセグメントハッチバックの対抗車とも言われたが、既にその役割は、このCT200hが引き継ぎ済みと言えるだろう。

過去記事(2012/04/16)

ベルタの販売が終了、新型カローラはダウンサイジング

ベルタが6月に生産終了予定、後継は新型カローラ

ベルタはトヨタの最小4ドアセダンで、プラッツの後継として2005年から販売されている。
セダンの多くの車種が大型化し、コンパクトカーの殆どはハッチバック車となっているなか、ベルタは数少ないコンパクトセダンとして、トヨタのセダンラインアップのボトムを支えていた。
このベルタが、2012年6月には生産を終了する見込みとなった。
ベルタ
写真は、販売が残り僅かとなったベルタ1.0X。ダイハツ製1.0L 3気筒エンジン1KR-FEを搭載し、トランスミッションにCVTが採用されている。車両重量1t未満、排気量1t未満という仕様は、自動車税、重量税の負担を軽くすることができた為、主にフリート需要で人気があった。

ベルタ廃止の原因は、カローラのダウンサイジング

ベルタは、カローラの一つ下の車格に相当する車種であるが、そのカローラは2012年5月8日にダウンサイジングを伴ったフルモデルチェンジが行われる。
ベルタのボディサイズは全長4300mm×全幅1690mm×全高1460mmである一方、新型カローラアクシオは、全長4360mm×全幅1695mm×全高1460mmと、その差はわずかに全長で+60mm、全幅で+5mm。ベルタとカローラアクシオの寸法差はほとんど無くなることになる。この程度の差では、2車種のラインアップを持つ必要が無いというトヨタの判断だろう。

しかし、カローラには1Lエンジンの設定が無い。ベルタの廃止により、ラインアップの穴も生じてしまうわけで、排気量1L未満かつ車両重量1t未満という税制上非常に有利なセダン車を買うことができるのは、これが最後になりそうだ。

過去記事(2011/01/03)

3代目セルシオ30系最終型の中古車オークション相場

30系セルシオUCF30,UCF31のカーオークション落札結果の一例です。
2010年11月-10月開催分です。

F30系セルシオ前期型は100万-150万が相場

エンジンはV8,4.3Lのトヨタ3UZ-FEである。タイミングベルトが使われているため10万キロごとの交換が必要である。タイミングベルト交換時はテンショナー、ウォーターポンプなどの周辺部品も工賃の節約のため同時交換するのが一般的である。
現在のトヨタエンジン主流のタイミングチェーン採用ではないのでご注意いただきたい。

セルシオ前期モデルの中古車カーオークション落札結果の一例

2001年式,UCF31,49,000km,評価4.0,ブルー…¥1,268,000-
C仕様プレミアム 2001年式,UCF31,29,000km,評価4.5,シルバー…¥1,285,000-
A仕様eRバージョン 2002年式,UCF30,23,000km,評価4.5,シルバー…¥1,245,000-
B仕様eRバージョン 2002年式,UCF30,42,000km,評価4.0,ホワイトパール…¥1,359,000-
C仕様 2001年式,UCF31,38,000km,評価4.5,ブラック…¥1,305,000-

F30系セルシオ後期型は170-350万が相場

後期モデルは外観が一新した。ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、トランクリッドといったエクステリア全般に変更が加えられた。リアコンビネーションランプはLED採用となった。
トランスミッションは5速ATから6速ATの採用となり、ドライブフィールが向上し燃費も改善した。

セルシオ後期モデルの中古車カーオークション落札結果の一例

eR仕様 2006年式,UCF30,47,000km,評価4.0,ホワイトパール…¥2,802,000-
C仕様 2004年式,UCF31,40,000km,評価4.5,シルバー…¥2,250,000-
A仕様 2004年式,UCF30,40,000km,評価4.0,ブルー…¥1,738,000-
2004年式,UCF31,48,000km,評価4.5,ブラック…¥3,034,000-

セルシオ30系販売期間

前期型の販売期間は2000/8-2003/8です。
後期型の販売期間は2003/8-2006/6です。

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