トヨタが新型カムリ日本仕様を発表、2017年夏の発売を予告、販売強化

トヨタ

新型カムリ日本仕様は、北米仕様とは内外装が微妙に異なる

トヨタのミドルクラスセダン、新型カムリ日本仕様のエクステリアおよびインテリアの画像が2017年5月18日に公開された。

(写真は新型カムリ日本仕様)
カムリ日本仕様

本モデルで10代目となるカムリは、2017年1月の北米国際オートショーでワールドプレミアを済ませていた。今回は日本市場に向けたアナウンスということで、2017年夏の発売が予告された。発売日は7月10日が有力とされる。

カムリ リアコンビネーションランプ

新型カムリは、SAIとマークXの販売枠を引き継ぐ、取り扱い店拡大

公開された新型カムリの画像からは、ヘッドライト内部デザインが日本仕様独自であることがわかる。フロントグリル両サイドに置かれたフォグランプらしきものもデトロイト発表時には無かった。

新型カムリ インテリア

後方からは、リアコンビネーションランプの内部パターンが異なるのに気づく。北米仕様はリアフェンダー後方に細長いエアアウトレットが置かれていたが、日本仕様ではこれが省かれておりシンプルな印象となった。

カムリ トヨタ

また、パワートレインついては先代型に引き続きハイブリッド専用車として販売されるという予想であった。写真から認識できるエンブレムの状況からもその可能性は高いだろう。

(写真はカムリ北米仕様)
カムリ2018

これまでのカムリは、北米での販売がメインで、日本市場では影の薄い存在であった。しかし今回の新型カムリは、後継モデルが設定されないSAI、マークXの販売枠を引き継ぐ役目が与えられており、国内の販売台数が大幅に増えることが予想される。取り扱いディーラーも従来のトヨタカローラ店に加えて、トヨペット店、ネッツ店、東京トヨタ店と幅を広げる。

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