ヤリスがマイナーモデルチェンジ、さらにGRMNモデルも登場
トヨタはジュネーブモーターショー2017でヤリスGRMNを発表した。
(写真はYARIS GRMN、ジュネーブモーターショー2017)
欧州市場で販売されるヤリスは、日本で販売されるヴィッツとほぼ同じ車体となっている。その欧州ヤリスは今回のジュネーブショーでマイナーモデルチェンジとなった。
ヤリスGRMNは1.8Lスーパーチャージャー2ZR型エンジン搭載
さらにヤリスGRMNとして、スーパーチャージャー付き1.8Lガソリンエンジン搭載モデルが出品され話題となっている。その最高出力は210 DIN hpを超えるとしており、トヨタが供給してきたロータス・エリーゼSの2ZR型エンジンをベースにチューンしたものが搭載される。
かつて日本市場向けにはVitz GRMNとして、1.5Lターボエンジン搭載モデルが限定数200台で販売されたことがある。これは最高出力152psということであったが、今回のヤリスGRMNはこれと比較してもかなりのハイパワーであることがわかる。
ヤリスGRMNの車体は3ドア仕様がベースとなっており、シャシー強化が施されている。SACHSショックアブソーバー、トルセンLSD、フロントスタビライザーバー、BBS製17インチアルミ鍛造ホイールなどにより走りのポテンシャルが高められる。
これまでのGRMNブランドからの商品は日本国内が主体であったが、今回のヤリスGRMNは欧州の開発陣が加わり生産国もフランスとなる。ヤリスGRMNの発売時期として2018年初頭がアナウンスされており、現在のところ欧州限定ということであるが、日本発売の可能性もあるだろう。