トヨタ・C-HRの販売が好調、長引く納期、2017年生産モデル残りわずか

トヨタ

C-HRは欧州向けサイズながらも日本でも大人気、3月1万6816台を販売

トヨタではC-HRの販売が好調となっており、納期が半年を超えるほどに長期化している。あと少しで2017年内生産枠がオーダーで埋まる見込みとなっている。

(写真は新型C-HR)
C-HR

C-HRはトヨタが2016年12月14日に発売した新型のクロスオーバーSUVである。特徴的なエクステリアデザインは賛否両論あるものの、好調なセールスの要因の一つであることは間違いないだろう。

C-HR リアコンビネーションランプ

C-HRの目標販売台数は月間6000台と発表されていた。しかし実際の販売台数としては2017年1月が9144台、2月が1万2985台、3月が1万6816台と大きく台数を増やしてきており、現在は相当な増産体制が取られていることが予想される。

C-HR ジュネーブ2016

C-HRのスタート価格は251万6400円、ハイブリッドは264万6000円からに設定される。このクラスのクロスオーバーSUVでこれほど売れたのもあまり例がなく、トヨタとしても大きな利益が出ているのではないだろうか。

トヨタC-HR日本仕様 C-HR日本仕様リアコンビネーションランプ

C-HRがCセグメントクロスオーバーSUVとしては異例の人気ぶり、他メーカーへの波及も期待

C-HRの全長は4350mmとなっており欧州でよく売れるボディサイズとなっている。そのため発売前までは欧州でのプロモーションが活発であった。

(写真は日産キャシュカイ)
キャシュカイ プロパイロット

かつて日産がこれに近いサイズのクロスオーバーSUVとして欧州向けのキャシュカイをデュアリスの車名で日本発売させたが、台数が出ずラインアップを継続させることができなかった。ただしこういった市場の特性もC-HRの成功により流れが変わっているかもしれない。欧州キャシュカイを再び日本販売させるのも面白いのではないだろうか。

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