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次期カローラはTNGA-C採用でプリウスとプラットフォームを共用
現行カローラは2013年販売がスタートした11代目モデル。トヨタでは次期型12代目に向けた開発が進められている。
次期カローラはプリウスと共通のTNGA-Cプラットフォームが採用されることになる。TNGA-C採用モデルのホイールベースは、プリウスが2700m、2016年12月に発売されるC-HRが2640mmとなる。現行カローラは2600mmであるから、ボディサイズが拡大されることが予想される。
次期カローラ アクシオの全長はワンサイズ大きいセダン車の現行プレミオおよび現行アリオンと同程度となるだろう。サイズがほぼ同じとなるFFセダン車を独立設計でラインアップしていくのは困難とみられ、カローラ アクシオ、プレミオ、アリオンの3モデルは車種統合されることになる。これら3モデルの次期型は、エクステリアおよびインテリア違いの姉妹モデルの関係となる。TNGA-Cを採用した基本構造は共通化される見込みだ。プレミオ/アリオンは新車名に変更される可能性もあるが、カローラのモデル名は必ず残されるはず。
次期カローラ日本仕様はやはり5ナンバー継続か、プレミオ/アリオンとも統合
そんななか懸念されているのが、カローラの3ナンバー化である。既に海外向けカローラでは全幅が1.7mを超えており、日本市場向けには全幅1.7m未満の5ナンバー仕様が特別に用意されている状況となっている。次期カローラはTNGA-Cプラットフォームが採用されるということで、こういった日本仕様の特例がこれまで通り行われるかどうかを疑問視する声もある。
ただし、同じく5ナンバーサイズであるプレミオ/アリオンも統合されるとなると、5ナンバー維持の要求はさらに大きくなる。3モデル合わせるとフルモデルチェンジ時には少なくとも月間1万5000台程度の販売規模になることが予想され、これだけの国内需要があれば5ナンバーサイズの日本仕様車を設定せざるを得ない状況ではないだろうか。
カローラ/プレミオ/アリオンのフルモデルチェンジ発売は2018~2019年頃が予想される。