トヨタ クラウンのFMC発売は2018年6月、2.0Lターボ、2.5Lハイブリッド

トヨタ

次期クラウンのエクステリアはコンセプトほぼそのまま

新型クラウンのフルモデルチェンジ発売が2018年6月上旬にスケジュールされている。従来型クラウンは2018年3月26日にも受注終了となる見込みで、マジェスタについては既に生産を終了させている。

(写真はクラウンコンセプト)
クラウンコンセプト

トヨタは、東京モーターショー2017でクラウンコンセプトを発表し、通算15代目となる次期クラウンの発売を予告していた。さらに、2018年1月の東京オートサロンでは、次期クラウンのカスタマイズモデルが早くも出品されており、これはコンセプトがそのままベース車として使われたものであった。

クラウンコンセプト モデリスタ クラウンコンセプト モデリスタ カスタマイズ

次期クラウン市販型は、コンセプトからエクステリアおよびインテリアが大きく変更されることはなく、これに合わせたカスタマイズパーツの準備も同時に進められていると考えていいだろう。

クラウンコンセプト フロントグリル クラウンコンセプト マフラー

新型クラウンはロイヤル、アスリート、マジェスタの別ボディ設定無しで一本化

そして、次期クラウンからは、これまでのロイヤル、アスリート、マジェスタの3タイプのボディ設定は一本化されることになる。コンセプトで示されたスポーティなエクステリアの1タイプのみでグレードラインアップが構成される。

クラウンコンセプト ヘッドランプ クラウンコンセプト リアコンビネーションランプ

ロイヤルを後継するラグジュアリーグレード、アスリートを後継するスポーツグレードに相当するものは設定されるようだが、従来型のようにフロントグリルのデザインが全く違うといった大幅な差別化はされない。ガーニッシュ程度の装飾パーツによる違いとなりそうである。

クラウンコンセプト リアシート クラウンコンセプト 東京モーターショー2017

そして、ロングボディのマジェスタを後継するものは廃止となりそうで、これは途中からの追加発売も難しそうである。

クラウンコンセプト インテリア クラウンコンセプト バックウィンドウ

第2世代セーフティセンスも注目の装備となる。アルファードとヴェルファイアが2018年1月のマイナーモデルチェンジで先行導入してきた機能で、自動ブレーキシステム、ACC、レーントレーシングアシストを含めた予防安全システムとなる。レベル2自動運転に相当するシステムとなり、次期クラウンでは全車標準装備となる見込みである。

クラウンコンセプト フロントドア クラウンコンセプト シート

搭載されるパワートレインは、従来型8AR-FTS 2.0Lターボと、新世代ダイナミックフォースエンジンの2.5Lハイブリッド&10速ATの2本立てとなることが予想される。これらの他にV6 3.5Lハイブリッドもラインアップされる可能性があるが、実現してもモデル中期からの追加発売となるだろう。

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