次期bB開発中、ダイハツが生産を担当するOEMモデル、姉妹車COOもあり
ダイハツではトヨタ・bBおよびその姉妹車COOの後継モデルの開発が進められている。
(写真は現行bB)
現行bBは2005年から販売される超ロングセラーモデルとなっている。ただし、売れているかといえばそういうわけでもなく、最近では月販100台に満たない水準に落ち込んでいる。これといった後継モデルもなく、ダイハツ生産によるOEMモデルということもあり、bBはほとんど放置されてきた状況だ。
コンパクトワゴン市場はスズキ・ソリオの販売が成功しているように、魅力的な新型車を投入すればしっかり売れるセグメントでもある。他に日産・キューブも販売台数を伸ばしていた時期があった。
そんな中フルモデルチェンジされるbBは、パワートレインとして新開発の直3 1.0Lターボエンジンが搭載される予定となっている。
次期bBに新開発の直3 1.0Lターボエンジンを搭載、ホンダの1.0L VTEC-TURBO遅れる
直3 1.0Lのダウンサイジングターボエンジンと言えば、国内ブランドではホンダが1.0LのVTEC-TURBOを技術発表しており、一歩リードしてきた印象があった。ただし、その開発は遅れているようで、1.0L VTEC-TURBOは2016年にフルモデルチェンジが予定されているフリードへの搭載が見込まれていたが、最近ではこのタイミングでの市場投入は難しいとされる。フリードターボはモデル後期から後追いでラインアップされることになるだろう。
一方でトヨタの新型bBターボはモデル初期からの投入が予想されることから2016年にも発売されることになる。1.0Lターボはホンダよりもトヨタが先手を打つことになるだろう。またbBハイブリッドなるモデルも期待したいところだが、ダイハツ生産ということなので実現性は低いかもしれない。あくまで本命は1.0Lターボということになる。
(写真はホンダ1.0L VTEC-TURBO)
bBのプラットフォームはパッソおよびブーンをベースに開発されることから、スライドドアではなく従来通りヒンジドアの採用が予想される。