トヨタがFT-4Xコンセプトを発表、次世代コンパクトクロスオーバーSUV

トヨタ

FT-4XコンセプトのエクステリアデザインはFJクルーザー調

トヨタは開催中のニューヨーク国際オートショーで、FT-4Xをワールドプレミアさせた。

(写真は新型FT-4X、ニューヨーク国際オートショー)
FT-4X

FT-4Xはトヨタの次世代クロスオーバーSUVを予告するコンセプトモデルである。

FT-4X リアコンビネーションランプ FT-4X ニューヨーク2017

流行にとらわれない独特のエクステリアデザインは、現行のトヨタ車のラインアップではFJクルーザーを思い出させる。FJクルーザーは近々カタログ落ちする予定となっており、その後継モデルの予告がFT-4Xであるという見方もできる。

FT-4X トヨタ FT-4X ニューヨーク国際オートショー

FT-4XはC-HRより小さいクロスオーバーSUV、日本発売も期待したい

ただし、公表されたFT-4Xのボディサイズをメートル換算すると、全長4249mm×全幅1821mm×全高1623mm、ホイールベースは2639mmとなっており、これはFJクルーザーの全長4635mmよりもかなりコンパクトなボディサイズである。

FT-4X フロントグリル FT-4X リアハッチゲート

FT-4XがFJクルーザーの直接的な後継モデルと考えるのは無理がありそうで、デザインコンセプトのみを引き継ぐ全く新たなモデルと考えたほうが良さそうである。

FT-4X バックドア FT-4X 観音開きバックドア

FT-4XはB-CセグメントクラスのクロスオーバーSUVに属する。発表のあった北米よりも欧州や日本のほうが市場にマッチしているのではないか。FT-4XはC-HRよりワンサイズ小さい。

FT-4X インテリア FT-4Xシート

FT-4Xの基本部分はTNGAプラットフォームの採用となる。リアゲートは一般的な跳ね上げ式に加え、観音開きにも対応しており使い勝手は良さそう。似たような機構ではホンダがステップワゴンでわくわくゲートなるものを設定しているが、エクステリアデザインの出来映えはFT-4Xのほうがレベルが高い。

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