アルファード、ヴェルファイアが一部改良で実質値上げ、安全装置標準化

トヨタ

アルヴェル、インテリジェントクリアランスソナーを標準装備

トヨタのラージクラスミニバン、アルファード&ヴェルファイアが一部改良を受けて2018年11月1日に発売される。インテリジェントクリアランスソナーが標準装備化されて、スタート価格は2万1600円値上げの339万7680円となる見込み。

(写真は現行ヴェルファイア)
ヴェルファイア 後期型

昨年2017年12月のマイナーモデルチェンジにより、リフレッシュを受けたアルファードおよびヴェルファイア。今年の一部改良は安全装置の標準化により多くのグレードで値上げとなる。すでにインテリジェントクリアランスソナーが標準装備されていたExecutive Loungeについては、インテリアアクセサリーの簡略化により5400円の値下げとなる。

(写真は現行アルファード)
アルファード フロントグリル

トヨタ販売チャネル撤廃へ、アルファード&ヴェルファイアは車種統合

さて、トヨタでは4つの販売チャネル(トヨタ、トヨペット、カローラ、ネッツ)の統合計画が進められている。現在のところ、それぞれの独立経営と看板名は継続されるとのこと。しかし、販売チャネルごとの専売車種の壁は取り払われ、全チャネル全車種販売というポリシーで2025年までの実現が目指されている。そんななかアルファード&ヴェルファイアのような姉妹車種は一つの車名に統合されることになる。

国内向け車種を半数にまで減らすことも発表されており、アルヴェルだけでなく、ノア&ヴォクシー&エスクァイアやルーミー&タンクといった姉妹車種も統合を余儀なくされるだろう。

次世代の自動車を取り巻く環境は、EVと自動運転技術が深く入り込み、都市部においてはカーシェアリングも市場を拡大させる。さらに人口減少というなか、新車販売部門の縮小は避けられない道となっている。

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