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欧州版GT86の2017年モデルが発表される、パリモーターショー画像
9月29日から10月16日まで開催されるパリモーターショー2016も終盤となった。今回は重要なワールドプレミアモデルの出展が無かったトヨタブースであるが、マイナーモデルチェンジを受けて後期型へ移行したGT86欧州仕様2017年モデルが出展され話題となった。
GT86は日本で86として販売されるモデルの欧州仕様ということになる。今年は2012年の発売から4年が経過するタイミングということで、後期型へ移行するマイナーモデルチェンジが各市場向けに進められつつある。
GT86欧州仕様はエンジンパフォーマンスアップは盛り込まれず
GT86後期型のエクステリアはフロント部分で大きく表情を変えてきた。フロントグリルは、より広く低く設定され、底辺に2つのフィンを持つ形状となる。これまで以上にスポーツカーらしくアグレッシヴな印象に仕上げられた。
ヘッドランプおよびリアコンビネーションランプは外形では変化を感じ取ることができないが、中のLEDランプの配列はリフレッシュされている。近付いて見るとヘッドランプ内に86ロゴがあるのがわかる。
一方でドアミラー付け根のエアアウトレットはシンプルになり、86ロゴは消された。前期型のこの部分はファンの間でも賛否両論あるところであった。
ホイールデザインも新しくなっており、シンプルな10本スポークとこれに添えられる短いラインがアクセントとなる。
なお日本仕様の86は既に後期型へマイナーモデルチェンジしている。エンジンスペックは6ATモデルは前期型と変わらず200psであるが、6MTモデルは207psへパフォーマンスアップされている。GT86欧州仕様はトランスミッションに関わらず200hpのままのようだ。