クラウン アスリート/ロイヤルのフルモデルチェンジは2018年に延期

トヨタ

次期クラウンは2018年デビュー、東京モーターショー2017の出展は難しそう

今年2017年はクラウンのフルモデルチェンジが実施されるのではと、以前のレポートで書いたがこれは延期となりそう。次期クラウンの発売は2018年初夏頃にまで先送りとなる。

(写真は現行クラウン アスリート)
クラウンアスリート

現行クラウン発売当初は、かつてのクラウンのイメージに似つかわしくない派手なフロントグリルが話題であった。これも見慣れてしまい、違和感を感じさせないほどに馴染んだ。次期型でも新たなデザインが取り入れられることになり、トヨタブランドの方向性を占うモデルとなる。

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次期クラウンはTNGAプラットフォーム採用、マジェスタは2019年デビュー

次期クラウンに搭載されるエンジンとしては直4の2.5Lが主力となる。これはTNGA世代の最新型へと切り替わり、通常ガソリンとハイブリッドの2タイプが用意される。V6エンジンは完全廃止とはならないだろうが、グレードラインアップが縮小されるだろう。

(写真は現行クラウン ロイヤル)
クラウンロイヤル クラウンロイヤル リアコンビネーションランプ

スポーツイメージの強いアスリートでは、2.0Lターボの継続採用も予想される。ひとつ下のFRセダンであるマークXがカタログ落ちとなるため、比較的軽量なクラウンターボの存在は重要となるだろう。

(写真は現行クラウン マジェスタ)
クラウンマジェスタ クラウンマジェスタ リアコンビネーションランプ

全体的にはダウンサイジングかつスポーティな方向性にシフトすることになる。そんな中クラウンマジェスタについては、高級路線とのギャップや現行モデルでの販売台数の実績が少ないことから現行型を以って廃止の可能性も考えられたが、次期モデルも継続されるという公算だ。アスリートとロイヤルの2018年フルモデルチェンジに続き一年遅れで発売される見込み。2019年に入ってからのデビューとなるだろう。

このタイミングでのフルモデルチェンジであれば、今秋開催される東京モーターショーでのワールドプレミアは難しそうだ。

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