新型【クロストレック ストロングハイブリッド S:HEV】装備の違い、「Premium S:HEV」価格3,833,500円より受注受付中、「EX」はアイサイトX装備【スバル最新情報】一部改良B型2024年9月13日発表、マイナーチェンジまだ

クロストレック

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クロストレック ストロングハイブリッド価格とオプション 2024年12月

「クロストレック」に新たに2.5Lストロングハイブリッドモデルであるe-BOXER搭載車が2024年12月5日に正式発表されました。従来のマイルドハイブリッド2.0Lモデルに加え、新たな2.5Lストロングハイブリッド車が投入され、グレードは「Premium S:HEV」と「Premium S:HEV EX」の2種が用意されます。AWDのみの設定でFFは用意されません。価格は消費税込みで「Premium S:HEV」が3,833,500円、「Premium S:HEV EX」が4,053,500円となります。

オプションとしてルーフレールが55,000円、アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)が44,000円で用意されます。

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「Premium S:HEV EX」オプション

また、「Premium S:HEV EX」には「Premium S:HEV」では選べないグレー本革シートが154,000円、電動チルト&スライド式サンルーフが132,000円のメーカーオプションとして設定され、両方を合わせた242,000円のパッケージが選択可能です。これらはいずれも装備必須のアクセサリーコンセントが含まれたオプション価格です。

なお、従来からのマイルドハイブリッドモデルも引き続き販売され、「Touring」がFFモデル3,014,000円とAWDモデル3,234,000円、「Limited」がFFモデル3,234,000円とAWDモデル3,448,500円で用意されます。

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ストロングハイブリッド車ならではの装備と縮小されたラゲッジサイズ

マイルドハイブリッド車に対し、ストロングハイブリッド車の装備がどのように違うのか見ていきます。

まず、「Premium S:HEV EX」には、アイサイトXテクノロジー(高度運転支援システム)が標準装備され、最上級モデルとして目玉となっています。これには、渋滞時ハンズオフアシスト、渋滞時発進アシスト、アクティブレーンチェンジアシスト、カーブ前速度制御、料金所前速度制御の各機能が含まれます。

ストロングハイブリッド車ではAWDシステムが刷新され、マイルドハイブリッド車に採用されたアクティブトルクスプリットAWD(電子制御AWD)に対し、ストロングハイブリッド車は電子制御AWDカップリングを採用します。またストロングハイブリッド車にはEVドライブモードが追加されます。

メーター周りでは「Premium S:HEV」に4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ付きルミネセントメーターが、「Premium S:HEV EX」には12.3インチフル液晶メーターが搭載され、いずれもパワーメーターが付属します。ナビオーディオ面では、従来型でオプションだったナビゲーション機能が「Premium S:HEV EX」では標準装備となり、「Premium S:HEV」には装備不可となります。

内装はストロングハイブリッド専用のファブリック表皮(グレー、シルバーステッチ入り)が設定され、「Premium S:HEV EX」には従来モデル「Limited」用のブラック/グレー(シルバーステッチ)とは異なる、グレー(シルバーステッチ)の本革シートが選択可能です。さらにインテリアでは、インパネ加飾パネル、インパネセンターリング加飾、シフトパネルリング加飾、ブラックトリム(インパネ、センターコンソール、ドアトリム、ピラー、ルーフ)など、ストロングハイブリッド車専用色が採用され、質感と個性を高めています。

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マイルドハイブリッド ラゲッジサイズ

基本的には上級グレードの扱いがされているストロングハイブリッド車ですが、荷室容量は縮小されています。マイルドハイブリッド車の315Lおよび床下サブトランク4Lに対して、ストロングハイブリッド車は279Lおよび床下サブトランク1Lとなり、荷室高さも708mmから688mmへと変化します。

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S:HEVはFB25型をベースに開発

パワートレインのS:HEVはスバルの独自開発で、トヨタからの技術供与を受けています。具体的には、電動系にはトヨタのハイブリッドシステム(THS)の技術が採用され、メインユニットにはスバルの2.5L水平対向エンジンでFB25型をベースに最適化させたものが組み合わされています。

駆動系にはスバルが得意とするシンメトリカルAWDが採用されており、プロペラシャフトが存在します。トヨタのE-Fourでは後輪が専用の電動モーターで駆動され、プロペラシャフトは使用されていません。

スバルは、この「2.5L水平対向エンジン+THS+シンメトリカルAWD」から成る新しいハイブリッドシステムを「SUBARU STRONG HYBRID(S:HEV)」と呼んでいます。これは、これまでに決算発表などで「次世代e-BOXER」と称していたシステムに相当するでしょう。

燃料タンク容量は63リットルで、レギュラーガソリンを使用します。これにより、1,000kmを超える航続距離を実現しています。また、駆動用バッテリーにはリチウムイオン電池を採用し、総電力量は1.1kWhです。

米国では2018年に「CROSSTREK HYBRID」が発表されており、これはTHSの技術とFB20エンジンをベースにしたプラグインハイブリッドシステムでした。今回の新システムでは排気量が増加しており、上級車種への搭載も視野に入れていると考えられます。今後発売される見込みの「フォレスター S:HEV」にも本システムの搭載が予想されます。

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クロストレック ストロングハイブリッドのボディカラー

ボディカラーは全種類が用意されます。

  • クリスタルホワイト・パール(有料色)
  • アイスシルバー・メタリック
  • マグネタイトグレー・メタリック
  • クリスタルブラック・シリカ
  • ピュアレッド
  • サファイアブルー・パール
  • オアシスブルー(有料色)
  • オフショアブルー・メタリック(有料色)

通常クロストレックに設定される「デイブレイクブルー・パール」は、ストロングハイブリッド仕様には用意されません。

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CROSSTREK S:HEV 装備 一覧

※【EX】Premium S:HEV EX

※【無印】Premium S:HEV

※ 記載なし 共通装備

■AWDシステム・足回り・メカニズム
・電子制御AWDカップリング
・225/55R18 オールシーズンタイヤ
・18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装+切削光輝)(ストロングハイブリッドモデル用)
・EVドライブモード

■視界
・フルLEDハイ&ロービームランプ[ヘッドランプレベライザー(オート)]+ステアリング連動ヘッドランプ+コーナリングランプ
・電動格納式リモコンドアミラー(サイドターンランプ&ターンインジケーター付)リバース連動ドアミラー/ドアミラーメモリー&オート格納機能

■操作性・計器盤
・本革巻ステアリングホイール(シルバーステッチ+ブレイズガンメタリック加飾)
・本革巻シフトレバー(ブレイズガンメタリック加飾)
・【無印】4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ付ルミネセントメーター(ホワイトリング照明)
・【EX】12.3インチフル液晶メーター

■ナビ・オーディオ
・11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム[通信用USB(Type-A 1個、Type-C 1個)+AUX(音声)入力端子付]
・【EX】ナビゲーション機能

■シート
・ファブリック(シルバーステッチ)シート表皮
・【EX オプション】本革シート

■内装
・インパネ加飾パネル(カーボン調ブレイズガンメタリック塗装)
・インパネセンターリング加飾 + シフトパネルリング加飾(プレイズガンメタリック塗装)
・ブラックトリム(インパネ、センターコンソール、ドアトリム、ピラー、ルーフ)
・【オプション】アクセサリーコンセント(AC100V/1500W)
・サブトランク(ストロングハイブリッドモデル用)

■外装
・e-BOXERオーナメント(サイド、リア)(ストロングハイブリッドモデル用)
・【オプション】ダークグレー塗装ルーフレール
・【EX オプション】サンルーフ(電動チルト&スライド式)

■安全装備
◯アイサイト コアテクノロジー
/プリクラッシュブレーキ/前側方プリクラッシュブレーキ/緊急時プリクラッシュステアリング/後退時ブレーキアシスト/AT誤発進抑制制御/AT誤後進抑制制御/ツーリングアシスト/全車速追従機能付クルーズコントロール/定速クルーズコントロール/車線逸脱抑制/車線逸脱警報/ふらつき警報/先行車発進お知らせ機能/青信号お知らせ機能/標識認識機能

◯アイサイトセイフティプラス
・運転支援テクノロジー
スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
エマージェンシーレーンキープアシスト
ドライバー異常時対応システム
アレイアダプティブドライビングビーム

・視界拡張テクノロジー
デジタルマルチビューモニター(フロント/サイド/リア/トップ/3D/前側方警戒アシスト)

◯【EX】アイサイトX
・アイサイトXテクノロジー(高度運転支援システム)
渋滞時ハンズオフアシスト、渋滞時発進アシスト、アクティブレーンチェンジアシスト、カーブ前速度制御、料金所前速度制御

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クロストレックがB型へ一部改良 2024年9月

スバルはクロストレックのB型への一部改良を2024年9月13日に発表しました。

クロストレックは、2022年12月に発売されたクロスオーバーSUVで、今回が初めての改良となります。改良点として、インフォテインメントシステムの操作性向上や、コネクティッドサービスの機能追加が行われました。また、オーディオレス仕様車の内装品質も向上しています。さらに、新たに「デイブレイクブルー・パール」というボディカラーが追加され、商品力が強化されています。

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【クロストレックの主な改良点】

・11.6インチセンターインフォメーションディスプレイの使い勝手向上(オートビークルホールド ボタンをホームボタンエリアに配置)
・SUBARU STARLINKの機能追加
  • リモートエアコン採用
  • マイカー検索にハザード点滅機能を追加
・オーディオレス車の内装質感向上
  • シルバー加飾付本革巻シフトレバー
  • ピアノブラック調シフトパネル
  • シルバーステッチシフトブーツ
・ボディカラー追加(デイブレイクブルー・パール)
 

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新型クロストレックの価格 2024年9月発表

クロストレックの価格も一部改良により改定され、消費税込みの車両本体価格は2,931,500円から3,448,500円となりました。一部改良前と比較して159,500円から280,500円の値上げとなります。

※価格は消費税込み

モデル 旧価格(円) 新価格(円) 値上げ(円)
Touring FWD 2,662,000 2,931,500 269,500
  AWD 2,882,000 3,162,500 280,500
Limited FWD 3,069,000 3,234,000 165,000
  AWD 3,289,000 3,448,500 159,500

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クロストレック 次世代e-BOXER搭載の可能性、2024年内の受注受付、2025年序盤発売か

2024年9月発表の一部改良のタイミングでは、次世代e-BOXER搭載モデルの情報が先行して公開されるのではと期待されましたが、これは遅れて10月17日に先行予約がスタートすることになります。

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スバル、トヨタ、マツダの3社共同でマルチパスウェイワークショップが2024年5月28日に開催されました

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そこでスバルは、次世代e-BOXERのパワートレインユニットと、擬装フィルムが貼られたクロストレックのテストカーを出品しました。

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また同月の2024年5月13日の決算説明会においては、「新体制方針アップデート」として、次世代e-BOXERがクロストレックにも展開することを予告していました。

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先行して、次世代e-BOXERの搭載車種として、フォレスターが公表されてきました。さらにクロストレックも次世代e-BOXER搭載車種として販売されることになるでしょう。

公開された資料によると、2024年秋から北本工場で、次世代e-BOXERの主要部分であるトランスアクスルの生産開始が公表されています。

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こういった公表済みのスケジュールからは、早ければ2024年内にも、次世代e-BOXER搭載モデルの追加ラインアップがあることが期待されてきました。また、実際の発売日は、2025年の序盤あたりになることが、決算説明会の資料から読み取ることができます。

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クロストレック搭載の次世代e-BOXERの排気量は2.5Lとなった

クロストレックへの搭載が想定される次世代e-BOXERのパワートレインユニットの特徴を見ていきます。

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水平対向エンジンならではの特性を生かし、上方の空きスペースにパワーコントロールユニットが配置されている点が印象的です。

ただし、このハイブリッドパワートレインの具体的な燃費性能の数値はまだ明らかにされていません。エンジンの排気量については2.5Lとなります。

FB25型エンジンがベースであることが想定されます。国内向けクロストレックへの搭載としてはオーバースペックに感じるかもしれません。しかし、北米向けクロストレックやフォレスターへの搭載をメインとするなら2.5Lエンジンは最適と考えられます。

2018年に発表された米国仕様のクロストレック ハイブリッドでは、FB20エンジンをベースにプラグインハイブリッドシステムが構築されていました。このため、次世代e-BOXERでも同様にFB20型ベースのユニットが引き継がれている可能性も考えられました。

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クロストレック次世代e-BOXERが、2024年のB型への年次改良で正式発表の可能性

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スバルの新型クロストレックは、2022年12月に市場に投入されたモデルです。この車は、2024年に入り販売から1年が経過したことで、B型として初めての年次改良が行われることが期待されています。

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新型クロストレックはジャパンモビリティショーに出品

新型クロストレックは、事実上SUBARU XVの後継モデルと位置づけられています。過去にはSUBARU XVで低価格な1.6L NAガソリンエンジン搭載モデルが提供されましたが、新型クロストレックの現在販売されているA型では、2.0L e-BOXERエンジンのみが選択可能で、消費者からはより多彩な選択肢に対する要望が出ています。

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新型インプレッサ

低価格なガソリンモデルの追加は、多くの消費者から期待される実現可能な選択肢の一つです。同様の2.0L NAエンジンが搭載された新型インプレッサが市場に出たことから、同じパワートレインをクロストレックにも追加採用することが期待されます。

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北米先行発表の新型フォレスター

一方、スバルが現在公表している計画は、そういった内容は含まれず、電動パワートレインの導入に焦点を当てています。トヨタとの技術協力により、2025年から次世代e-BOXERの生産が開始されることが発表されており、フォレスターがその最初の採用モデルとなると予測されています。続いて、2つ目の採用モデルとして、クロストレックが公表されたことから、早ければ2024年に実施されるB型の年次改良で正式発表となる可能性があります。

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また、以前噂された新開発CB15型ターボエンジンに関する市販化計画は、現在中断されていると見られています。スバルがこれまでに公表したロードマップにそのエンジンの記載はなく、市場への導入は難しいと推測されます。

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新型クロストレックが2023年1月東京オートサロン、2月大阪オートメッセ出品

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CROSSTREK BOOST GEAR CONCEPT(東京オートサロン2023)

2023年1月の東京オートサロンでは、クロストレック BOOST GEARコンセプトの出品により、ルーフキャリアタープなどアウトドアギアがフル装備されたモデルが提案された。

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さらに2月の大阪オートメッセでは、「CROSSTREK STI Performance」出品された。東京オートサロンで出品されていた「インプレッサ STI Performance」に相当するパーツが取り付けられたクロストレック版で、STIルーフスポイラー、STIアルミホイール 18インチ(シルバー)、センター2本出しのSTIパフォーマンスマフラー&ガーニッシュキット、STIフレキシブルタワーバーなどが装着された。

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CROSSTREK STI Performance(大阪オートメッセ 2023)

新型「クロストレック」は2022年12月1日に正式発表されており、これより以前より、予約受注をスタートさせていた。

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新型クロストレック(画像提供元 TOCOME enterprise 様)

また、米国仕様はe-BOXERは設定されず、2.0Lと2.5LのNAのボクサーエンジンからの選択となる。

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新型「クロストレック」は、従来型「スバルXV」からのフルモデルチェンジに相当するが、エントリー価格が大幅に上げられている。そのためか、新型車としては満足なオーダー数を獲得できていない可能性がある。昨今の納期が長期化する社会情勢の中では、相当早く手に入る状況が明らかとなった。

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従来型 XV

新型「クロストレック」が、従来型「XV」と比較して、大幅な値上げとなった理由は、装備の充実や原材料費の高騰などもあるだろうが、一番大きいと考えられるのが、パワートレインが「2.0L e-BOXER」に絞られたことにある。従来型「XV」に設定されていた低価格な「1.6L」は廃止となった。また、燃費性能や価格でメリットとなるFFモデルが新たに設定されが、それでも価格差を十分に埋めるには至っていない。

  • 従来型 SUBARU XV(エントリーモデル)1.6i アイサイト 4WD … 2,200,000円
  • 新型クロストレック(エントリーモデル)Touring (2.0L e-BOXER FWD) … 2,662,000円

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新型クロストレックが発表、従来XVからのフルモデルチェンジ相当 2022年12月

スバルは「新型クロストレック 日本仕様」の正式発表を2022年12月1日に行った。

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「Touring」は17インチタイヤ、上級の「Limited」は18インチタイヤの装備となる。AWDモデルのほか、燃費性能に優れたFWDモデルも用意される。パワートレインは、全車マイルドハイブリッドの2.0L e-BOXERを搭載し、WLTCモード燃費は 16.4~15.8km/Lを達成する。車両本体価格は 266万2000円~328万9000円に設定され、既に受注受付がスタートしている。

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また、月間販売台数としては 2,600台が計画されている。

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ベースとなる5ドアハッチバックモデル「インプレッサ」は、2022年11月にワールドプレミアが実施され、日本仕様も2023年1月の東京オートサロンで出品された。今回のフルモデルチェンジから、派生SUVモデル「クロストレック(XV後継車)」のスケジュールが先行しており、スバルのSUVモデルを重視していく方針が明確となっている。

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新型クロストレック発売へ、従来型XVのフルモデルチェンジ

新型クロストレックは、2022年9月15日にワールドプレミアを迎えていた。従来型XVのフルモデルチェンジに相当し、これまでスバルのエントリーSUVとして米国で使われてきたモデルネーム「CROSSTREK」が国内向けにも導入される。

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ボディ骨格ではフルインナーフレーム構造が採用され、エンジンは2.0L e-BOXERに絞られた。先代モデルの1.6Lエンジンは廃止となる。

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ボディサイズは全長4,480mm×全幅1,800mm×全高1,580mm、ホイールベースは2670mmとなる。従来型XVと比較して、全長は+15mmの拡大となるが、全幅と全高、ホイールベースは変わらず。

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インテリアでは、縦型の11.6インチセンターインフォメーションディスプレイが備わる。また、運転支援システムの新世代アイサイトでは、スバルの国内向け車種としては初となる、広角単眼カメラが採用される。従来からのステレオカメラを加えた三眼式となる。

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XVはフルモデルチェンジでクロストレックに改名、北米向けモデルネームを国内向けにも採用

スバルは新型クロストレックのワールドプレミアを2022年9月15日に行った。これはXVのフルモデルチェンジに相当する。XVの次期型は北米向けに使われてきたモデルネームが、日本仕様でも使われることになる。

スバルでは2016年からグローバルプラットフォームのSGP採用によるラインアップ一新を進めてきたが、今回の新型クロストレックの登場により2巡目を迎える。レガシィ アウトバック、レヴォーグ、WRX S4で先行導入されてきた、「フルインナーフレーム構造」、「アイサイト(広角単眼カメラ)」、「縦型11.6インチセンターディスプレイ」などの最新の装備と技術が新型クロストレックに導入された。

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従来型XV(GT系)

従来型XV(GT系)は2017年のデビューであった。2021年12月にはF型への最終の年次改良が実施されていた。

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新型クロストレックへフルモデルチェンジ、リークされていたエクステリア動画

新型XVについては、偽装パターンが貼られたテスト車両の走行動画が、以前からリークされていた。

新型XVのフロント部分は、ヘッドランプとエンブレムを一本のバーで繋げた新たなデザインが採用され、大きな特徴となっている。ヘキサゴングリルはSUVらしい迫力を感じさせるシェイプとなり、グリル内は大柄のハニカムパターンでデザインされる。また、リアコンビネーションランプは小型化され、引き締まった印象となる。さらにコの字のテールランプがしっかりと張り出され、立体感が強く表現されているのが確認できる。

新型クロストレックは11.6インチ縦型センターディスプレイ搭載

新型クロストレックでは、レヴォーグなどで導入済みの11.6インチ縦型センターディスプレイが採用された。

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スバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造採用へ

従来XVには、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)が採用済みである。新型クロストレックでは、さらなる高剛性化と軽量化を実現する「フルインナーフレーム構造」が採用された。

スバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造

フルモデルチェンジで、新型クロストレックは初期型のA型からラインアップ

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従来型XV

従来のXVシリーズは、ベース車のインプレッサ発売から約1年遅れで登場していた。新型クロストレックは2022年9月15日に発表され、インプレッサよりも先にデビューした。つまり、これまで約1年遅れのXVには、初期型であるA型が無かったわけだが、新型クロストレックではA型からのラインアップとなる。

XV ワールドプレミア

SUBARU XV ワールドプレミア (ジュネーブ2017年)

ただし、昨今の半導体など自動車部品の供給状況を踏まえれば、実際の発売日および生産スタートは発表時期から大幅に遅れる可能性がある。

レガシィ アウトバック 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ

新型アウトバック

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スバルXV、従来型GT系の一部改良履歴と歴史

2016年、従来型XVのベースであるGT/GK系インプレッサが発売された。スバルグローバルプラットフォーム(SGP)が初採用されたのもこのモデルからで、以降スバルのアウトバック以下のボディサイズのモデルは、SGPによってプラットフォームが共通化されることになる。

新型インプレッサ登場の翌年、2017年4月にはXVがフルモデルチェンジを受けGT系の「B型」の販売がスタートされる。当初は、FB16型とFB20型の二種類のエンジンラインアップが用意された。

2018年10年の年次改良で「C型」の販売がスタートされ、新開発の電動パワートレインとして、e-BOXER搭載モデルがラインアップに追加される。これはFB20型をベースに、MA1型の10kWモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムとなる。

2019年10月の年次改良で「D型」に切り替わった。パワートレインラインアップでは、FB20型エンジンのコンベンショナル版は廃止となり、2.0L車は全てe-BOXERの搭載となった。

2020年9月にはマイナーチェンジを受けて「E型」となる。エクステリア、バンパー、グリル、アルミホイールに新デザインが採用され、フェイスリフトを受けた。また、サスペンションにも改良が施されたほか、「e-アクティブシフトコントロール」が導入された。

そして現行販売されるXVは、2021年12月の年次改良を受けた「F型」である。また、2012年にインプレッサシリーズから「SUBARU XV」へとモデルネームが独立してから10周年にあたるタイミングでもあり、これを記念する特別仕様車「Advance Style Edition」が発売された。

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スバルXV F型、一部改良2021年12月発売

スバルは「XV」を一部改良し、2021年12月16日に発表した。

XV Advance

XV Advance

従来型XVは2017年にフルモデルチェンジされた3代目モデル。発売以降、毎年秋に改良モデルの導入されてきたが、本年2021年は少し遅れての実施となった。

XVが一部改良でE型からF型へ(2021年12月)

2021年12月の一部改良では、XVとして初めてファブリックシート×フロントシートヒーターの組み合わせを設定。2.0e-S EyeSightとAdvanceに標準装備となった。

XV Advance ローマウントタイプルーフレール

XV Advance

また、1.6Lモデルの外装色に、サファイアブルー・パールが新たに設定された。

XV Advance ルーフボックス

XV Advance

スバルXVの消費税込み車両価格は、220万~301.4万円に設定される。

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XV誕生10周年、特別仕様車「Advance Style Edition」

さらに、SUBARU XV誕生10周年を記念した特別仕様車「Advance Style Edition」が発売される。

XV Advance Style Edition

XV Advance Style Edition

エクステリアはフロント、リヤ部分にグレーメタリック塗装の専用パーツを採用し、18インチアルミホイールは、ダークガンメタリック塗装でコーディネート。また、インテリアは光沢を抑えたブラックラスト加飾と鮮やかなイエローステッチのコントラストにより、引き締まったシックな印象の中にエネルギッシュさを感じさせる空間に仕上げられた。

特別仕様車「Advance Style Edition」の消費税込み車両価格は、291.5万円となる。

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SUBARU XV特別仕様車「2.0e-L EyeSight Smart Edition」2021年6月に発売

スバル XV 2.0e-L EyeSight 特別仕様車 Smart Edition

SUBARU XV 2.0e-L EyeSight 特別仕様車 Smart Edition

スバルは、SUBARU XV特別仕様車「2.0e-L EyeSight Smart Edition」を2021年6月に発表した。

SUBARU XV 2.0e-L EyeSight 特別仕様車 Smart Edition ヘッドランプ

SUBARU XV 2.0e-L EyeSight 特別仕様車 Smart Edition

この特別仕様車は、通常モデル「2.0e-L EyeSight」をベースに、LEDヘッドランプの標準化とダークグレーメタリック塗装を施した専用17インチアルミホイールが装備される。さらに、ボディカラーには「Advance」グレード専用であった「ラグーンブルー・パール」を設定。

SUBARU XV 2.0e-L EyeSight 特別仕様車 Smart Edition インテリア

SUBARU XV 2.0e-L EyeSight 特別仕様車 Smart Edition

内装ではシルバーステッチを用いたモノトーンのカラーコーディネートが採用される。

XV 特別仕様車 シート

SUBARU XV 2.0e-L EyeSight 特別仕様車 Smart Edition

上級装備を含めながらも消費税込み車両価格は、270万6000円からとコストパフォーマンスの高さを感じさせるものとなった。

SUBARU XV 2.0e-L EyeSight 特別仕様車 Smart Edition ホイール

SUBARU XV 2.0e-L EyeSight 特別仕様車 Smart Edition

SUBARU XV 2.0e-L EyeSight 特別仕様車 Smart Edition

SUBARU XV 2.0e-L EyeSight 特別仕様車 Smart Edition

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新型クロストレック まとめ

クロストレック S:HEV

  • スバルストロングハイブリッド S:HEV(FB25ベース + THS +シンメトリカルAWD)
  • 2024年10月17日 先行予約スタート
  • 2024年12月5日 正式発表
  • Premium S:HEV … 3,833,500円
  • Premium S:HEV EX … 4,053,500円(アイサイトX、12.3インチメーターなど)
  • 100V・1500W アクセサリーコンセント 44,000円

クロストレック B型 まとめ

  • 2024年9月 年次改良B型の発表
  • 2024年10月17日 クロストレック ストロングハイブリッド 先行予約スタート
  • 2024年5月の決算説明会とマルチパスウェイワークショップの発表内容により、クロストレックに次世代e-BOXERが搭載されることが公表済みだった

クロストレック発売、XVからのフルモデルチェンジ まとめ

  • 新型クロストレック2022年9月15日ワールドプレミア
  • 2022年12月1日 日本仕様が正式発表
  • 2022年11月11日より先行予約受付
  • 従来XVのフルモデルチェンジ相当、日本仕様もグローバルネームに統一
  • エンジン選択肢は、2.0L e-BOXER のみ
  • スバルグローバルプラットフォーム✕フルインナーフレーム構造
  • 11.6インチマルチインフォメーションディスプレイ
  • デジタルマルチビューモニター(4つのカメラ映像を合成して車両周囲360°を映し出す3Dビュー/トップビュー)
  • フルLEDハイ&ロービームランプ+LEDコーナリングランプ(SUBARU初)
  • 新型ステレオカメラユニット(画角を従来型の約2倍と大幅に拡大)
  • 新世代アイサイトに広角単眼カメラを追加(低速での走行時に、新型ステレオカメラよりも広角で、二輪車/歩行者を認識できる単眼カメラを新採用。SUBARU日本市場初)
  • ボディカラー新色のオフショアブルー・メタリックとオアシスブルーを含む、全9色
  • 上級リミテッドに18インチアルミホイール

新型クロストレック 画像 2023年10月 ジャパンモビリティショー

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新型クロストレック 価格表 2022年12月

グレード 駆動方式 車両本体価格(円)
ツーリング FF 2,662,000
4WD 2,882,000
リミテッド FF 3,069,000
4WD 3,289,000

新型クロストレック 仕様

全長×全幅×全高(mm) 4,480×1,800×1,580
室内長×室内幅×室内高(mm) 1,930 ×1,505×1,200
乗員人数(名) 5
ホイールベース(mm) 2670
最小回転半径(m) 5.4
最低地上高(mm) 200
車両重量(kg) 1,540~1,620
エンジン 2.0L DOHC 直噴+モーター(e-BOXER)
トランスミッション リニアトロニック
ステアリング ラック&ピニオン式
サスペンション形式[前/後] ストラット式独立懸架 / ダブルウィッシュボーン式独立懸架
ブレーキ [前/後] ベンチレーテッドディスク / ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ・ホイール 225/60R17 / 225/55R18

新型クロストレック STI Performance 画像 2023年2月

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新型クロストレック BOOST GEAR CONCEPT 画像 2023年1月

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新型クロストレック 画像 2022年12月

画像提供元 TOCOME enterprise

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新型クロストレック 日本仕様画像 2022年12月

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新型クロストレック 日本仕様プロトタイプ画像 2022年9月15日ワールドプレミア

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