プロボックス/サクシードにハイブリッド、1.5L THS搭載で11月発売へ

トヨタ

トヨタの主力商用車がハイブリッド化、燃費性能大幅向上

トヨタの商用車、プロボックスとサクシードにハイブリッドモデルが追加されることになった。

(写真は現行サクシード)
サクシード

サクシードとプロボックスは姉妹車関係にあり、ダイハツ工業で生産されるモデル。2002年の発売から基本構造を変えることなく、現在は4ナンバー車のみの販売が継続されている。今回のハイブリッド化は特にモデルチェンジということではない。1.5LのTHSⅡハイブリッドシステムが導入され、大幅に燃費性能が向上することになる。

プロボックス/サクシード ハイブリッド搭載でもラゲッジサイズは維持される可能性

1.5Lハイブリッドは、アクア、カローラシリーズで先行導入されてきており、トヨタはこれまでに多くの信頼性に関するデータを得てきた。より多くの走行距離が求められる商用モデルでの使用においても問題ないという判断だろう。またバッテリーユニットなどが、ラゲッジスペースを圧迫することのないように開発が進められてきたということで、従来のユーザーから不満が出ることもなさそうである。

サクシード トヨタ

サクシードやプロボックスのような商用車は走行距離20万km以上になることが当たり前であるから、ハイブリッド化による燃料費の削減効果は大きい。かなりのオーダー数が期待できそうだが、月間販売目標台数としては、わずか500台程度しか準備されない見込み。納期の遅延が予想される。

サクシード リアコンビネーションランプ

サクシードハイブリッド/プロボックスハイブリッドの発売予定時期は2018年11月となっている。

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