新型スープラ、2018年3月ジュネーブモーターショーでワールドプレミア

トヨタ

次期スープラのワールドプレミアはデトロイトでは行われない

2018年のトヨタは、新型スープラの発売が期待される。ワールドプレミアは2018年1月13日から一般公開される北米国際オートショーが予想されていたがこれは実現されず、3月のジュネーブモーターショーまで先送りされることになる。

(写真はFT-1、次期スープラコンセプト)
スープラ FT-1

次期スープラはエンジンもBMW製、スープラGRも計画中

トヨタは次期スープラのコンセプトモデルとされてきたFT-1を2014年の北米国際オートショーで公開していた。やはりクルマのキャラクターからして北米市場が重要視されているわけだが、市販型の公開は欧州ジュネーブとなりそうだ。

次期スープラ 電動リアウィング装備 トヨタ次期スープラ FT-1

次期スープラはトヨタが独自に開発製造するモデルではなく、BMWによるOEM生産モデルとなり、プラットフォームは次期Z4と共用される。もちろんエクステリアは別デザインで、Z4はオープンカー、スープラはスポーツクーペとボディタイプも異なる。

(写真はBMW・Z4コンセプト)
コンセプト Z4

パワートレインについては、開発当初はトヨタの技術供与によるハイブリッドシステムが予想されることも多かったがこれは実現されない。エンジンはBMW製となり、最高出力340psの3.0L 直6 ターボエンジンがトップグレードに置かれ、この他に2.0L 直4 ターボエンジンが最高出力258psと197psの2タイプが設定される見込みとなっている。トランスミッションはZF製8速ATが採用される。

コンセプト Z4 BMW コンセプト Z4 インテリア

実質的にはBMWによって作られたモデルであり、ワールドプレミアが欧州となるのも妥当なところか。

一方でカスタマイズモデルのスープラGRの話も進行中であり、これは2019年の登場が予想される。スープラGRでは直6エンジンのパフォーマンスアップが盛り込まれることも予想される。

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