【新型ハリアー】マイナーチェンジ予想、特別仕様車、PHV、2.4Lターボ追加の可能性は、モデルチェンジ/一部改良情報

ハリアー

現在ハリアーの納期は約5ヶ月程度となっており、東南アジアでのコロナウィルス影響拡大等に伴う部品供給不足が、生産に支障をきたしている状況だ。特にディーラーオプションのナビキットは納車後、取り付けまでにさらに数ヶ月の時間を要するケースもあるという。納期の遅れは2022年も続く見通しで、トヨタは高岡工場におけるハリアーの生産ラインを1月は7日間停止させる計画。

ハリアー トヨタ

一方でユーザー側では、生産が正常化した後に追加設定されるであろうパワートレインに早くも期待する声が高まっている。

ハリアー ルーフ

現行ハリアーのエンジンは二種類のダイナミックフォースエンジンが用意され、ハイブリッドとしてA25A-FXS型の直4 2.5L、コンベンショナルガソリンとしてM20A-FKS型の直4 2.0Lが搭載されてきた。

A25A-FXS

ハリアーはGA-Kプラットフォームを採用していることもあり、多彩なパワートレインの搭載が技術的には可能なはず。生産の問題がクリアすれば、マイナーモデルチェンジや年次改良のタイミングでパワートレインラインアップが充実されるかもしれない。

ハリアーがマイナーモデルチェンジでPHVを設定する可能性は

プラグインハイブリッド(PHV)もハリアーへの搭載が期待されるパワートレインの一つである。新型ハリアーのフルモデルチェンジ発売となったのが2020年6月で、これとほぼ同時期にトヨタのラインアップに投入されたのがRAV4 PHVであった。このRAV4 PHVが電動化ニーズの高まりを受けて想定以上の受注となり、一時販売休止となったことはまだ記憶に新しい。

RAV4 PHV

RAV4 PHV

ハリアーもRAV4もGA-KプラットフォームのSUVという共通項を持っており、ホイールベースまで同じ。よりプレミアムイメージの強いハリアーに、PHVの追加設定が期待されるのは当然だろう。ただし、現在のところ、ハリアーPHV発売に向けた情報は無く、実現までには時間が掛りそう。

M20A-FKS

2.4Lターボエンジンもハリアーのマイナーモデルチェンジでの追加設定が期待される

さらにもう一つのエンジン選択肢として搭載が期待されているのが、レクサス新型NX350で初採用となった新開発2.4LターボエンジンのT24A-FTS型である。

NX350

NX350

これはV6エンジンからのリプレイスを目的としたダウンサイジングターボエンジンで、今後GA-Kプラットフォーム採用車種へ搭載が拡大していくことは想像に難くない。かつてV6エンジンを搭載していたハリアーの車格を考えると、新開発2.4Lターボの導入を期待する声が高まるのは当然である。ただし、レクサスブランドとの差別化という意味では、新型NXシリーズに初採用のエンジンを即座にトヨタ・ハリアーへも展開するというのも難しそうだ。

現段階でハリアーにT24A-FTS型が導入されるという具体的な話は無い。

今後、ハリアーに2.4Lターボが搭載されるとすれば、数年後のマイナーモデルチェンジが一つのタイミングかもしれない。

ハリアー リアコンビネーションランプ

次期ハリアーへのフルモデルチェンジは、まだかなり先

ハリアーシリーズの前回フルモデルチェンジに要した期間は6年半であったが、この3代目から4代目にかけてのモデルサイクルが今後維持されるかどうかは不透明である。

ハリアー インテリア

ただし、これよりモデルサイクルが短くなるという理由は考えにくく、ハリアーの5代目へのフルモデルチェンジは早くても2026~2027年頃になることが想定される。

また、カテゴリが近いRAV4に対して、今後も優位な販売状況を維持できるのかも、フルモデルチェンジ実施のタイミングに影響を及ぼしそうだ。

新型ハリアーが好調、フルモデルチェンジで人気化

トヨタ・ハリアーの好セールスが続いている。昨年2020年度の販売台数は86,843台を記録し、ランキングでも乗用登録車で7位となった。競争が激しいミドルクラスSUVのなかでも圧倒的な人気を誇る。

ハリアー

現行ハリアー 4代目モデル

ハリアー初代モデルは、元祖プレミアム高級SUV

ハリアー初代型がスタートしたのは1997年。当時は、まだ高級車と言えばFRセダンが存在感を示していた時代である。ただ、SUVカテゴリにおいてもランドクルーザー、三菱のパジェロといった本格的なクロスカントリー車は、上級車種としてのポジションを獲得していた。

そんななか、ハリアーは都市型のプレミアムSUVという、当時としては斜め上を行くコンセプトで市場投入されたわけだが、これが人気を博した。

ハリアー初代モデル

ハリアー初代モデル

さらに、北米市場ではプレミアムブランドのレクサスから、RXシリーズとして販売されたことも相まり、高級イメージを定着させることに成功した。

トヨタ・ハリアーが旧モデル継続のなか、レクサスは新型RX導入

その後、レクサスブランドが国内導入され、新型のRXシリーズが日本でも販売されるようになった。

一方で、ハリアーはトヨタブランドでのラインアップが継続されたが、旧型のままであったため、次第にその存在感は薄れていった。

ハリアー二代目モデル

ハリアー二代目モデル

「ハリアーは2代目モデルを以てカタログ落ち」そんな噂も流れたが、10年にも及ぶ販売期間を経て、3代目へのフルモデルチェンジを遂げることができた。

ハリアー3代目は国内専用車種としてフルモデルチェンジ

3代目ハリアーは、大型化したRXシリーズと決別し、日本市場に向けた独自設計が与えられた。

ハリアー

ハリアー 3代目モデル

エンジン選択肢では、直4 2.0L NAというリーズナブルなユニットを追加。そして、これまであったV6エンジンが廃止されるなど、車格ダウンとも言える変更が盛り込まれた。

それでもハリアーが築き上げてきたプレミアムイメージは、まだユーザーの記憶の中に残っていた。レクサスRXと比べれば完全に格下となったが、手に届きやすい価格設定もあってよく売れた。

ハリアー リアコンビネーションランプ

ハリアー 3代目モデル

日本市場向け車種として、好調なスタートを切ることができた3代目ハリアーであったが、モデル後期に差し掛かると、またもやラインアップ廃止の噂が流れた。その理由はRAV4の日本導入である。

既に、RAV4はミドルクラスSUVの主力市場である北米で、絶大な人気を獲得しており、グローバルモデルとしてのポジションを確立していた。

RAV4

RAV4

グローバルモデルとして揺るぎない販売実績があるRAV4を前に、日本専売のハリアーの存続が難しいことは明らかであった。

ハリアー4代目へのフルモデルチェンジはグローバルモデル化で実現

それでもハリアーはフルモデルチェンジを受けることに成功し、4代目へと進化した。その決め手となったのが、グローバルモデル化である。4代目ハリアーは北米、中国でも販売されることになった。激戦の中型SUVのセグメントをRAV4とハリアー併売の2モデル体制で、トヨタブランドの中でラインアップしていくことになった。北米では、ヴェンザ(Venza)の車名で売られる。

新型ハリアー

現行ハリアー 4代目モデル

ハリアー4代目モデルは、国内では2020年6月に発売された。そして、従来のトヨペット店から、全販売チャネルでの取り扱いとなったのも大きな変化である。これにより、車種に人気があれば、販売台数が出やすい環境になった。

新型ハリアー

現行ハリアー 4代目モデル

フロントの鷹のエンブレムがトヨタマークに変更されたのは、全販売チャネルでの取り扱いになったため。

新型ハリアー

現行ハリアー 4代目モデル

全販売チャネルのデメリットは、不人気化したときの落ち込みが激しくなることである。ハリアーのほかトヨタではアルファードが人気化したが、逆にヴェルファイア、CH-Rといったモデルの販売台数が減っている。ユーザーが販売チャネルの垣根を超えて、車種を選んでいることの表れとなった。

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