新型【ハリアー】マイナーモデルチェンジ最新情報、2022年10月に一部改良とPHV【特別仕様車】80系 後期2023年以降

ハリアー

ハリアー

2020年に発売された80系ハリアー(4代目)の一部改良が2022年10月に実施される見込み。

新型ハリアー発売から2年が経過するが、これまでに一部改良などは無く、初期モデルが販売されてきた。今秋に初めての改良が実施される。

新型ハリアー80系は、2022年秋の一部改良で装備充実の大幅値上げ実施か、マイナーモデルチェンジは2023年以降

ハリアーに実施される改良の内容は装備面が中心となる。予想される新装備は、ETC2.0の全車標準化、T-Connect関連の充実、マルチインフォメーションディスプレイのサイズ拡大、トヨタセーフティセンスの充実といったあたりで、これらに伴う価格アップは避けられない。特に新型の80系ハリアーは人気車種となっており、「実質値上げ」は躊躇いなく盛り込まれることになるだろう。

ハリアー インテリア

従来型ハリアー 80系

パワートレインとしては、2.5Lプラグインハイブリッド車の「ハリアーPHV」の追加発売が計画されている。現行の2.0L NAガソリン、2.5Lハイブリッドも継続して販売される。

このほか新色や特別仕様車の設定も予想される。

人気車種だけに、マイナーモデルチェンジ相当の改良を期待する声もあるが、今回のタイミングでは、大幅なフェイスリフトを含めた内容は期待できない。80系ハリアーの後期型の登場は、早くとも2023年以降ということになりそうだ。

TOYOTA HARRIER 2022

新型ハリアーが好調、フルモデルチェンジで人気化

トヨタ・ハリアーの好セールスが続いている。2020年度の販売台数は86,843台を記録し、ランキングでも乗用登録車で7位となった。競争が激しいミドルクラスSUVのなかでも圧倒的な人気を誇る。

ハリアー

現行ハリアー 4代目モデル

ハリアー初代モデルは、元祖プレミアム高級SUV

ハリアー初代型がスタートしたのは1997年。当時は、まだ高級車と言えばFRセダンが存在感を示していた時代である。ただ、SUVカテゴリにおいてもランドクルーザー、三菱のパジェロといった本格的なクロスカントリー車は、上級車種としてのポジションを獲得していた。

そんななか、ハリアーは都市型のプレミアムSUVという、当時としては斜め上を行くコンセプトで市場投入されたわけだが、これが人気を博した。

ハリアー初代モデル

ハリアー初代モデル

さらに、北米市場ではプレミアムブランドのレクサスから、RXシリーズとして販売されたことも相まり、高級イメージを定着させることに成功した。

トヨタ・ハリアーが旧モデル継続のなか、レクサスは新型RX導入

その後、レクサスブランドが国内導入され、新型のRXシリーズが日本でも販売されるようになった。

一方で、ハリアーはトヨタブランドでのラインアップが継続されたが、旧型のままであったため、次第にその存在感は薄れていった。

ハリアー二代目モデル

ハリアー二代目モデル

「ハリアーは2代目モデルを以てカタログ落ち」そんな噂も流れたが、10年にも及ぶ販売期間を経て、3代目へのフルモデルチェンジを遂げることができた。

ハリアー3代目は国内専用車種としてフルモデルチェンジ

3代目ハリアーは、大型化したRXシリーズと決別し、日本市場に向けた独自設計が与えられた。

ハリアー

ハリアー 3代目モデル

エンジン選択肢では、直4 2.0L NAというリーズナブルなユニットを追加。そして、これまであったV6エンジンが廃止されるなど、車格ダウンとも言える変更が盛り込まれた。

それでもハリアーが築き上げてきたプレミアムイメージは、まだユーザーの記憶の中に残っていた。レクサスRXと比べれば完全に格下となったが、手に届きやすい価格設定もあってよく売れた。

ハリアー リアコンビネーションランプ

ハリアー 3代目モデル

日本市場向け車種として、好調なスタートを切ることができた3代目ハリアーであったが、モデル後期に差し掛かると、またもやラインアップ廃止の噂が流れた。その理由はRAV4の日本導入である。

既に、RAV4はミドルクラスSUVの主力市場である北米で、絶大な人気を獲得しており、グローバルモデルとしてのポジションを確立していた。

RAV4

RAV4

グローバルモデルとして揺るぎない販売実績があるRAV4を前に、日本専売のハリアーの存続が難しいことは明らかであった。

ハリアー4代目へのフルモデルチェンジはグローバルモデル化で実現

それでもハリアーはフルモデルチェンジを受けることに成功し、4代目へと進化した。その決め手となったのが、グローバルモデル化である。4代目ハリアーは北米、中国でも販売されることになった。激戦の中型SUVのセグメントをRAV4とハリアー併売の2モデル体制で、トヨタブランドの中でラインアップしていくことになった。北米では、ヴェンザ(Venza)の車名で売られる。

新型ハリアー

現行ハリアー 4代目モデル

ハリアー4代目モデルは、国内では2020年6月に発売された。そして、従来のトヨペット店から、全販売チャネルでの取り扱いとなったのも大きな変化である。これにより、車種に人気があれば、販売台数が出やすい環境になった。

新型ハリアー

現行ハリアー 4代目モデル

フロントの鷹のエンブレムがトヨタマークに変更されたのは、全販売チャネルでの取り扱いになったため。

新型ハリアー

現行ハリアー 4代目モデル

全販売チャネルのデメリットは、不人気化したときの落ち込みが激しくなることである。ハリアーのほかトヨタではアルファードが人気化したが、逆にヴェルファイア、CH-Rといったモデルの販売台数が減っている。ユーザーが販売チャネルの垣根を超えて、車種を選んでいることの表れとなった。

新型ハリアー80系は特にハイブリッド車が人気で、長らく受注停止中

現行の80系ハリアーは東南アジアからの部品供給不足による生産調整などを受けつつも、2021年は74,575台の年間販売実績を出した。競合する同クラスの中型SUVは、トヨタ・RAV4が49,594台、スバル・フォレスターが22,903台、マツダ・CX-5が22,431台、日産・エクストレイルが12,016台といったセールス結果となり、ハリアーの人気が圧倒していたのがわかる。

ハリアー リアコンビネーションランプ

ハリアーはフルモデルチェンジ発売から2年が経過したが、現在のところ一部改良の実施や特別仕様車の設定は行われておらず、発売初期モデルでの販売が継続されている。納期については、5~6ヶ月程度と公表されている。

次期ハリアーへのフルモデルチェンジは、まだかなり先

ハリアーシリーズの前回フルモデルチェンジに要した期間は6年半であったが、この3代目から4代目にかけてのモデルサイクルが今後維持されるかどうかは不透明である。

ハリアー バックドア

ただし、これよりモデルサイクルが短くなるという理由は考えにくく、ハリアーの5代目へのフルモデルチェンジは早くても2026~2027年頃になることが想定される。

ハリアー シート

また、カテゴリが近いRAV4に対して、今後も優位な販売状況を維持できるのかも、フルモデルチェンジ実施のタイミングに影響を及ぼしそうだ。

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