新型【ヤリスクルーザー】発売いつ?2024年以降予想、BEVのほかHEVなどの採用も期待【トヨタ最新情報】COMPACT CRUISER EV市販型が国内終了のC-HRを実質後継か

ヤリスクルーザー

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ヤリスクルーザー、2021年12月発表の「COMPACT CRUISER EV」市販型の登場期待

新型「ヤリスクルーザー」は、2024年以降の発売が予想される。

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トヨタは、2021年12月のトヨタのBEV戦略説明会で、2030年までに発売するBEVとして15車種を発表していた。そのなか一台「COMPACT CRUISER EV」は、「ヤリスクルーザー」のモデルネームが与えられる可能性がある。2018年年1月に、日本仕様が生産終了となったFJクルーザーを彷彿とさせるエクステリアデザインも話題となった。

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ヤリスクルーザーは、トヨタ欧州の開発拠点(ED2)でデザインされた

ヤリスクルーザーのコンセプトカーとして考えられる「COMPACT CRUISER EV」は、ED2(Toyota Europe Design Development)でデザインされ、2021年12月の発表後、2022年10月にはカーデザインアワードを受賞した。

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ED2は、フランスのニースに拠点が置かれたトヨタの欧州デザイン開発部門である。ここでは、やはり欧州市場を主な販売ターゲットとするモデルがこれまでデザインされてきたが、グローバル販売されるケースも多い。

特に2023年は、ED2でデザインされた新型C-HRがフルモデルチェンジ発売間近となっており注目を集めている。

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次世代C-HRコンセプト

ただし、新型C-HRは欧州の他、グローバル販売も計画されるが、日本市場からは撤退する見込みとなっている。これまでトヨタが国内販売してきたCセグメント以下のクロスオーバーSUVは、カローラクロス、C-HR、ヤリスクロス、ライズといったラインアップであった。新型ヤリスクルーザーは、国内で廃番となるC-HRのポジションを後継するモデルとしても注目される。

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ヤリスクルーザーはGA-Bプラットフォーム採用の可能性

「COMPACT CRUISER EV」のボディサイズについては様々な予想があった。

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小さなサイズでの予想では、スズキ・ジムニーの対抗となる軽自動車~AセグメントSUVで、ダイハツ生産の新型ラガーとして復活し、トヨタでも新型ブリザードとしてOEM販売されるというもの。

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スズキ・ジムニー

また、大きなサイズでの予想では、見た目通りFJクルーザーの後継モデルということになり、全長は4.6m程度が想定された。

FJ CRUISER

FJクルーザー

ただし、現在は「COMPACT CRUISER EV」の発表時からさらに追加された画像もある。これにより、ボディサイズをもう少し絞り込んでいくと、全長約4.1m×全幅約1.7m×全長約1.7mといったあたりが想定される。やはり、「YARIS CRUISER」のモデルネームに相応しいBセグメントSUVのボディサイズが浮かび上がってきた。ヤリスシリーズ同様にGA-Bプラットフォームの採用が予想される。

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ヤリスクロス

また、ED2でデザインされていることを考えるとダイハツ生産の可能性もほぼ無くなった。ジムニーと直接対抗するモデルでもなく、あるいはラッシュ/ビーゴを後継するラダーフレーム構造でもないということになる。

ラッシュ

ラッシュ

GA-Bプラットフォームならではのメリットとして考えられるのが、BEV以外のパワートレイン選択肢が容易に実現することである。ヤリス、ヤリスクロス同様の1.5L NAや1.5L ハイブリッドを搭載するモデルも期待したい。

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「YARIS CRUISER」のモデルネームは「COMPACT CRUISER EV」のタイヤレタリングによるもの

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「YARIS CRUISER」なるモデルネームは、「COMPACT CRUISER EV」のタイヤレタリングにより明らかとなっていた。

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実際に市販型のモデルネームとして採用するかどうかは、未だ検討段階ではあるだろう。ただし、通常は隠すべきであろう新型車のモデルネームを意図的にリークさせていることは、無視することのできない情報である。

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