特別仕様車「ヴォクシー 煌 Ⅳ」「ノア WxB Ⅳ」いつ?
ノアとヴォクシーは、2025年9月に一部改良を受けましたが、高い人気が続いています。その中で、期待だけが先行してきたのが、ノアの特別仕様車「WxB Ⅳ」と、ヴォクシーの特別仕様車「煌 Ⅳ」です。どちらも過去世代からの流れを持つシリーズ名ということもあり、「現行型でも登場するのか」「いつ発売されるのか」という点が注目されています。
現行型ノアとヴォクシーの生産は、当初トヨタ車体の富士松工場のみで行われてきました。その後、ヴォクシーについては2024年1月からトヨタ自動車 元町工場でも並行生産が始まりました。工場を増やすことで、全体としてノア/ヴォクシーの生産力が強化される形になっています。
元町工場での並行生産が加わったことで、「この先さらに生産力が上がり、納期が大きく短くなれば、そのタイミングで特別仕様車が追加されるのではないか」という期待もありました。
しかし、今のところ「ノア WxB Ⅳ」「ヴォクシー 煌 Ⅳ」といった特別仕様車について、発売の決定や時期、仕様の中身など、確度の高い具体的な情報は一切出ていません。販売店レベルでの正式な案内もなく、メーカーからの公式発表も行われていない状態です。
2025年9月には、ノア/ヴォクシーの一部改良が実施されました。装備や仕様の見直しが入ったタイミングだったため、「このタイミングで特別仕様車が出るのではないか」と期待していたユーザーもいくらかいましたが、実際には、特別仕様車の設定自体がありませんでした。
ジャパンモビリティショー2025において、ノア/ヴォクシー関連の出品があるかどうかも注目ポイントでした。ここで特別仕様車やカスタマイズモデル、あるいはそれを連想させる参考出品などがあれば、今後の展開を占う手がかりになったはずです。しかし、実際にはノアおよびヴォクシーに関する出品はなく、このショーから特別仕様車の動きを読み取ることはできませんでした。
その一方で、東京オートサロン2026には期待がかかっています。オートサロンでは、メーカー純正のカスタマイズ提案や、今後のモデルを予感させる仕様が参考出品されることがあります。ノア/ヴォクシーについても、特別仕様車やカスタマイズモデルを連想させる出品があるのかどうかという点が、次の注目ポイントになります。
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ノア/ヴォクシーの生産状況と特別仕様車へのつながり
ノアとヴォクシーは、もともと人気が高い上に、現行型になってからさらに需要が増えました。その一方で、フルモデルチェンジ当初は、半導体不足やサプライチェーンの混乱も重なり、生産が受注のペースに追いつかない状況が長く続いてきました。
そのため、「まずは通常グレードの納期をなんとか短くすること」が優先されてきた流れがあります。工場の増強や生産体制の見直しによって、納期が安定してきた段階で、特別仕様車を設定する余地が生まれる、という考え方は自然です。実際にノア「WxB Ⅳ」やヴォクシー「煌 Ⅳ」が登場するかどうかは別として、生産側に余裕が出てくることが、こうした特別仕様車の追加と相性が良いのは間違いありません。

ノア スパイショット(画像提供 X@kotohimenoah 様)テストカーが目撃されるもW✕B、煌など特別仕様車の予定は無し
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ノアとヴォクシーの納期問題と台湾並行生産計画
フルモデルチェンジ後も続いた長い納期
現行型ノアと現行型ヴォクシーは、2022年1月にフルモデルチェンジが行われて登場しました。フルモデルチェンジ直後から人気は非常に高く、多くのユーザーが予約を入れたことで、発売当初から受注が集中する展開となりました。
発売から時間がたっても、ノア/ヴォクシーの供給体制はなかなか安定せず、ユーザーへの納期の長期化が慢性化しました。クルマを注文しても、実際に手元に届くまでかなりの期間を待つ必要がある状態が続き、「欲しくてもなかなか納車されないクルマ」というイメージが定着してしまった面もあります。
当初、納期が長くなった主な理由としては、世界的な半導体不足の影響が挙げられていました。電子部品を多く使う現代の自動車では、半導体の不足はそのまま生産台数の制限につながります。あわせて、ノア/ヴォクシー自体の人気が非常に高く、受注台数が多かったことも、長納期の一因とされてきました。
その後、一般的には半導体不足は解消に向かい、サプライチェーンも改善してきているとされています。それでもなお、フルモデルチェンジから2年ほどたった段階になっても、ノア/ヴォクシーの納期問題は完全には解消していません。つまり、半導体の問題が落ち着いてきたあとも、ノア/ヴォクシーは「需要>供給」の状態が続いているということになります。
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一部販売店が伝える「2026年ごろの供給改善」見込み
こうした背景がある中で、一部の販売店では「2026年頃からノア/ヴォクシーの供給体制が良くなる見込みがある」とユーザーに説明するケースが出てきています。これは、今後の生産体制の見直しが検討されていることを踏まえた発言とされています。
今後、国内向けノア/ヴォクシーの供給体制そのものが、大きく組み替えられる可能性があります。この見直しによって、現在慢性化している長納期問題が根本から解消されるのではないか、という期待が高まっています。
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2026年からの台湾並行生産構想
2024年9月20日付の中部経済新聞では、供給体制見直しの具体的な方向性として、台湾での並行生産構想が報じられています。報道の内容によれば、トヨタは2026年から台湾の車両生産工場で、ノアとヴォクシーの新たな生産を開始する検討に入ったとされています。
台湾の生産工場で組み立てられたノア/ヴォクシーは、日本へ輸出する計画が検討されています。この台湾工場での生産は、国内でノア/ヴォクシーを生産しているトヨタ車体 富士松工場と並行して行われる見通しです。つまり、富士松工場と台湾工場という2つの拠点でノア/ヴォクシーを生産し、日本市場に供給する体制が想定されています。
国内生産拠点と海外生産拠点をまたいで、同一車種を並行生産し、日本向けに供給するというやり方は、トヨタにとっても「異例の試み」とされています。
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2拠点生産による供給安定化への期待
並行生産体制が実現すれば、工場ごとの生産負荷を平準化しやすくなります。結果として、全体の供給能力に余裕が生まれやすくなり、受注に対して安定した台数を供給できる体制づくりにつながります。特に、ノア/ヴォクシーのように受注が多く、納期が延びやすい車種に対しては、大きな効果が期待できる構想です。
ノア/ヴォクシーの国内ユーザーにとって、台湾並行生産の構想は、長く続いた納期問題を改善するための大きな希望材料となっています。実際に並行生産がスタートし、供給が安定することで、注文から納車までの期間が短くなることが期待されています。
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納期改善と特別仕様車の行方
供給体制に余裕が生まれれば、通常グレードの生産を確保した上で、特別仕様車やカスタマイズモデルを投入しやすくなることとが想定されます。
ノアの特別仕様車「WxB Ⅳ」、ヴォクシーの特別仕様車「煌 Ⅳ」についても、こうした供給体制の変化とあわせて語られることが多くなっています。ただし、現時点でこれらの特別仕様車が具体的に計画されているという公式情報はなく、「いつ出るのか」「本当に出るのか」という点についても、まだはっきりした答えはありません。
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ノア・ヴォクシー、90系として初の一部改良を2025年9月2日実施、ノア WxB、ヴォクシー 煌の特別仕様車は無し
新型ノア/ヴォクシー 価格表 2025年9月
価格表 ノア (2.0L GAS)
※ 消費税込み(円)
| グレード | 駆動 | 乗車定員 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ |
| X | FF | 7人/8人 | 2,670,000 | 2,830,300 | 160,300 |
| X | 4WD | 7人/8人 | 2,868,000 | 3,028,300 | 160,300 |
| G | FF | 7人/8人 | 2,970,000 | 廃止 | – |
| G | 4WD | 7人/8人 | 3,168,000 | 廃止 | – |
| Z | FF | 7人 | 3,240,000 | 廃止 | – |
| Z | 4WD | 7人 | 3,438,000 | 廃止 | – |
| S-G | FF | 7人/8人 | 3,040,000 | 3,195,500 | 155,500 |
| S-G | 4WD | 7人/8人 | 3,238,000 | 3,393,500 | 155,500 |
| S-Z | FF | 7人 | 3,320,000 | 3,579,400 | 259,400 |
| S-Z | 4WD | 7人 | 3,518,000 | 3,777,400 | 259,400 |
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価格表 ノア (1.8L HEV)
※ 消費税込み(円)
| グレード | 駆動 | 定員 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ |
| HEV X | FF | 7人/8人 | 3,050,000 | 3,182,300 | 132,300 |
| HEV X | E-Four | 7人 | 3,270,000 | 3,402,300 | 132,300 |
| HEV G | FF | 7人/8人 | 3,320,000 | 廃止 | – |
| HEV G | E-Four | 7人 | 3,540,000 | 廃止 | – |
| HEV Z | FF | 7人 | 3,590,000 | 廃止 | – |
| HEV Z | E-Four | 7人 | 3,810,000 | 廃止 | – |
| HEV S-G | FF | 7人/8人 | 3,390,000 | 3,545,300 | 155,300 |
| HEV S-G | E-Four | 7人 | 3,610,000 | 3,765,300 | 155,300 |
| HEV S-Z | FF | 7人 | 3,670,000 | 3,929,200 | 259,200 |
| HEV S-Z | E-Four | 7人 | 3,890,000 | 4,149,200 | 259,200 |
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価格表 ヴォクシー (2.0L GAS)
※ 消費税込み(円)
| グレード | 駆動 | 定員 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ |
| S-G | FF | 7人/8人 | 3,090,000 | 3,246,100 | 156,100 |
| S-G | 4WD | 7人/8人 | 3,288,000 | 3,444,100 | 156,100 |
| S-Z | FF | 7人 | 3,390,000 | 3,649,800 | 259,800 |
| S-Z | 4WD | 7人 | 3,588,000 | 3,847,800 | 259,800 |
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価格表 ヴォクシー (1.8L HEV)
※ 消費税込み(円)
| グレード | 駆動 | 定員 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ |
| HEV S-G | FF | 7人/8人 | 3,440,000 | 3,595,900 | 155,900 |
| HEV S-G | E-four | 7人 | 3,660,000 | 3,815,900 | 155,900 |
| HEV S-Z | FF | 7人 | 3,740,000 | 3,999,600 | 259,600 |
| HEV S-Z | E-four | 7人 | 3,960,000 | 4,219,600 | 259,600 |
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ノア・ヴォクシーの一部改良 2025年9月2日正式発表
ノア・ヴォクシーの一部改良が、2025年9月2日に発表されました。販売店では、先行の受注受付を2025年7月25日ごろより開始しているケースもありました。
現行型である90系ノアとヴォクシーは、2022年1月のフルモデルチェンジから約3年が経過しましたが、今回が初の値上げとなります。一部改良では、グレード整理や装備の標準化も実施されました。
1.8L HEV、最上級のエアログレード S-Z(2WD)について見ていきます。ノアは新価格392万9200円となり、従来の同グレードから25万9200円の値上げとなりました。ヴォクシーは新価格399万9600円となり、従来の同グレードから25万9600円の値上げとなります。
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ノアのエアロ無しグレードはXだけに、G/Z廃止
ノアにおいては、標準エクステリアを採用するグレードは、現行ラインナップではX、Z、Gがありますが、一部改良によりZとGが廃止され、Xのみが残される見込みです。そのため、充実した装備を求めるユーザーはエアロボディのS-GおよびS-Zを選択することになります。
ボディカラーはホワイト系を変更、ノアのレッド系廃止
ボディカラーでは、「ホワイトパールクリスタルシャイン(070)」が廃止となり、後継するホワイト系カラーとして「プラチナホワイトパールマイカ(089)」が設定されます。また、ノアの「レッドマイカメタリック(3R3)」が廃止となり、これを後継するレッド系統色は用意されません。このほか、「スティールブロンドメタリック(4X1)」、「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(220)」が廃止となります。
マイナーチェンジ相当の変更は無し、期待された装備やフェイスリフトなどは「台湾生産」まで持ち越しか
今回の一部改良については、マイナーチェンジ並みの大きな変更を期待する声もあったものの、フェイスリフトや12.3インチフル液晶メーターといった、目立った改良は含まれません。
先代80系ノア・ヴォクシーでは、フルモデルチェンジから約3年半後にフェイスリフトが行われましたが、近年はモデルサイクルの延長傾向があり、90系のフェイスリフト時期も遅れる可能性が考えられます。
2026年から台湾で並行生産を行う計画が検討されており、このタイミングでマイナーチェンジ相当の改良が施されることに期待したいです。
特別仕様車「ノア WxB」、「ヴォクシー 煌」も設定無し
また、発売が待望されてきた「ノア WxB」、「ヴォクシー 煌」をはじめとする特別仕様車については、今回の一部改良のタイミングでの発売はありませんでした。

ノア スパイショット(画像提供 X@kotohimenoah 様)テストカーが目撃されるもW✕B、煌など特別仕様車の予定は無し
特に「ヴォクシー 煌」については、初代~3代目に渡って、フルモデルチェンジ発売から1年前後で発売され人気も高かったですが、これまで品薄が続いてきた現行の90系では導入が難しいとも言われています。
不正発覚のノアとヴォクシー、早期に生産再開
トヨタ自動車は「型式指定」に関する新たな不正が8件あったことを2024年7月31日に発表しました。そのなかには「ノア」「ヴォクシー」そして「スズキ ランディ」に関するものも含まれました。
不正の内容は、内装の乗員保護装置試験において、ナビディスプレイが量産と異なる部品を使用していたとしています。このため、出荷は一時停止となりました。先に認証不正が発覚した「ヤリスクロス」においては、2024年6月3日から生産が停止されており、その再開時期は2024年9月とされています。
「ノア」「ヴォクシー」についても「ヤリスクロス」と同程度の約3ヶ月間の生産停止を予想するものもありました。しかし、早期に安全性の確認が完了し、2024年8月2日に生産・出荷が再開されました。
出荷停止の期間は短かったため、今後のマイナーチェンジや一部改良への影響は最小限にとどまったかもしれません。
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ノアのテストカーが再び目撃される、なぜフル擬装?
現行ノア・ヴォクシーのフルモデルチェンジ発売から1年半以上が経過するなか、現行ノアがベースの正体不明のテストカーが、2023年9月13日にトヨタの堤工場周辺でスパイショットされた。

ノアがベースと思われる擬装車両 スパイショット 2023年9月13日 トヨタ堤工場の近くにて(画像提供 Twitter@komononocopen 様)
ノア/ヴォクシーの擬装テストカーは、発売前の2021年秋頃に多く目撃されていた。このため、当時のテストカーを再使用しているかもしれない。しかし、当時のいくらかの車両の擬装パターンと今回のものを比較しても一致する車両は見当たらず、新たなテストカーが製作された可能性は残される。
リアバンパー周辺のデザインが変わっているように見えるのは気のせいか。
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2023年11月のノア・ヴォクシーの生産停止問題、影響は小さく収まったか?
2023年11月27日に報道された、トヨタ車体 富士松工場でのノアとヴォクシーの生産が停止していた問題は、ステアリングコラム部品において、国土交通省の型式認証制度の認可申請で不備があったことが判明した。29日に生産再開、すぐに再々停止、結局12月1日中に生産再開となった。数日間は生産が滞ったことになるが、その後大きな問題に発展していないことから、納期や一部改良の時期など全体の流れには大きな影響が無かったことが見込まれる。
トヨタのミニバンラインアップでは、ヒエラルキーが一つ上のアルファード/ヴェルファイアが40系へのフルモデルチェンジを果たした。しかしながら、その高価な価格設定は、一部でノア/ヴォクシーの魅力を再認識させる動きもあった。結果的に、アルファード/ヴェルファイアの従来ユーザーをいくらか取り込みながら、ノア/ヴォクシーへの関心が高まっている。
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13.2型 有機EL後席ディスプレイが発売、14型が販売終了
ノア・ヴォクシーのオプション品、後席ディスプレイについて、新たな進展もあった。
従来の14型有機EL(V14T-R72R)が2023年9月末に販売終了した。納入先メーカーの倒産が原因で、在庫品の販売がしばらく続けられてきた。このオプション品の後継となる後席ディスプレイが、13.2型有機EL(V13T-R72R)が消費税込み140,800円で2024年2月に発売予定とするも、ハイブリッド車の車両本体がオーダーストップの状況である。
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新型ヴォクシー モデリスタ カスタマイズモデル出品、東京オートサロン2022
東京オートサロン2022で出品された新型ヴォクシーのカスタマイズモデルは、モデリスタが「Sharp × VALOUR」をデザインコンセプトに、様々な造形のメッキ加飾を施すことで、低重心で存在感のあるスタンスと上質感が与えられた。
「MODELLISTA エアロパーツセット」は「フロントスポイラー」「サイドスカート」「リヤスカート」と、横一文字に伸びたLED加飾が特徴の「シグネチャーイルミグリル」、ノアにも装着可能な「イルミルーフスポイラー」の5点セットと「フロントスポイラー」「サイドスカート」「リヤスカート」のみの3点セットも用意された。
ヴォクシー モデリスタ カスタマイズモデルの<画像>は、次のページ
また、4点のメッキガーニッシュで構成された「クールシャインキット」は、煌びやかな変り映えを与えるとともに高級感を高めるアイテムとなる。
ホイールラインナップとしては、WingDancerシリーズの最新作「18インチアルミホイール&タイヤセットMODELLISTA WingDancerⅩⅦ」、モデリスタホイールの新シリーズ「16インチ アルミホイールセット TRINITAS」が設定された。
さらに、防犯対策やキズ防止に役立つ「セキュリティロックナットセット」、「セキュリティ付ナンバープレートボルト」、「ドアハンドルプロテクター(ブラック/シルバー)の3点を「MODELLISTAユーティリティセット」として設定された。

新型ヴォクシーがフルモデルチェンジ正式発売2022年1月13日【価格309万円~】
新型ヴォクシーのグレード構成と価格 2022年1月
新型ノアおよび新型ヴォクシーのグレード構成および車両本体価格は、発売前の暫定価格から変わらず。
(※価格は、消費税込み車両本体価格)
| モデル | エンジン | グレード | 乗車定員(人) | 駆動方式 | 価格※ |
| ヴォクシー | ガソリン | S-G | 7 or 8 | FF | \3,090,000 |
| 4WD | \3,288,000 | ||||
| S-Z | 7 | FF | \3,390,000 | ||
| 4WD | \3,588,000 | ||||
| ハイブリッド | S-G | 7 or 8 | FF | \3,440,000 | |
| 7 | E-Four | \3,660,000 | |||
| S-Z | 7 | FF | \3,740,000 | ||
| E-Four | \3,960,000 |
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ヴォクシーなどトヨタ中型ミニバン、三姉妹モデル縮小へ
先代ヴォクシーは2014年1月に発売された3代目モデルであった。ちょうど8年の販売期間を経て、新型へ切り替わった。
この間にはトヨタ社内でも様々な改革が実施された。特に複数の系統で構成されていた販売店の実質的な統合は、ユーザーサイドでも影響が大きかった。統合以降は、トヨタ系列の全販売で幅広くラインアップされるほとんど全てのトヨタ車種のオーダーが可能となり利便性が大きく向上した。一方で、モデルネームの淘汰が促されることになり、エクステリア違いの姉妹モデルが消失していった。
フルモデルチェンジにより一新されるヴォクシーもこの影響を受けた。販売が好調であったヴォクシーは残されたが、エアログレードのみに絞られた。
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フルモデルチェンジにより新型ヴォクシーはTNGA採用、1.8LハイブリッドはFFとE-Four
既に多くのトヨタ車種に採用されてきたTNGAプラットフォームであるが、いよいよミニバン車種にも採用されていく段階となった。特にパワートレインに関しては、TNGA世代の2つの最新型エンジンが新型ヴォクシーに採用された。
新型ヴォクシー・ノアの1.8Lハイブリッドは大幅改良で継続、E-Four追加
先代型ヴォクシーはハイブリッドモデルが販売の主力となれなかったが、新型の予約の状況によればハイブリッドが優勢となっている。
ハイブリッドシステムの中身は、先代モデル搭載の2ZR-FXE型からエンジン型式を引き継ぐ正常進化版となる。駆動方式にE-Fourが設定されることになり、2WDと合わせて電動化率の向上に貢献することになりそう。
トヨタの中小型車向けハイブリッドシステムは、いずれは1.5Lと2.0Lのダイナミックフォースエンジンに集約されていくという予想もあったわけだが、しばらく1.8Lも残されそう。
2009年発売の3代目プリウスからスタートした1.8Lハイブリッドは、まだまだ改良の余地があるとされる。2023年1月に発表された新型プリウスでも、法人向け「Xグレード」と、KINTO専売「Uグレード」については、1.8 HEVの設定となった。
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新型ヴォクシー・ノアの2.0L ガソリンは最新型ダイナミックフォースエンジン
ガソリン車にはM20A-FKS型の直列4気筒 2.0Lダイナミックフォースエンジンが搭載された。
これは、先代ヴォクシー搭載の3ZR-FAE型エンジンと比較して排気量は大きく変わらないが、より高効率なトヨタの最新型エンジンである。先行して、レクサスUX、ハリアー、RAV4、北米カローラなど多くの車種で採用されてきた。
実は、多くのユーザーにとって気になるのは、ハイブリッド車よりもガソリン車ではないだろうか。というのも、先代ヴォクシーの販売台数に占めるハイブリッド車の比率は3割程度に留まり、過半数を占めるのが低価格なガソリン車であった。
新型ヴォクシーに採用されるGA-Cプラットフォームに限れば、これまでM20A-FKS型を搭載した国内モデルは、レクサスUX200、カローラツーリング “2000リミテッド”といったプレミアム車種に留まっていた。
しかしM20A-FKS型がプレミアム車種向けのエンジンかといえば、そうとも言えず、北米ではカローラの通常モデル等にも採用されている。国内でも車体がワンサイズ大きくなるGA-Kプラットフォーム車種では、ハリアーやRAV4のエントリーモデルにも搭載されてきた。
ミニバン車種は、車両重量および空気抵抗が大きく、燃費が悪化しがちである。熱効率40%を誇るM20A-FKS型の採用により動力性能は向上することになる。
また、M20A-FKS型と組み合わさるトランスミッション、Direct Shift-CVTも期待されるメカニズムの一つ。その中身は、発進用ギヤ+ベルト式CVTの構成となっており、変速比幅(レシオカバレッジ)7.5を達成。これは燃費性能の向上に寄与することになる。
ベルト式CVTが不得意とするLOW側をギア伝達とすることで、力強い加速を実現するとともに、アクセル操作に対して一瞬遅れるようなベルト式CVT特有の発進時のもたつき感が改善される。
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| 自動車リサーチ 記事リスト | |
|---|---|
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ヴォクシー・ノア マイナーチェンジ 特別仕様車 まとめ
まとめ更新日: 2025/12/10
- ノア/ヴォクシーはフルモデルチェンジ後も長期納期が続いてきた
- 富士松工場に加え元町工場での並行生産が始まり生産能力が強化されている
- 2026年から台湾工場での並行生産構想が報じられている
- 国内と海外を跨ぐ複数拠点生産はトヨタの中でも異例の試みとされている
- 並行生産が実現すれば供給安定化と納期短縮が期待される
- 納期改善が進めば特別仕様車「ノア WxB Ⅳ」「ヴォクシー 煌 Ⅳ」登場の余地が広がるかもしれない
- 現時点でこれら特別仕様車に関する公式発表や確度の高い情報は出ていない
ノア/ヴォクシー 一部改良 2025年9月実施
- 90系として初の一部改良が2025年9月実施
- 7月25日ごろより先行受注開始済み
- 標準装備の拡大による値上げを実施
- G、Zグレードが廃止
- ボディカラーではホワイト系を(089)へ変更し、有彩色を廃止
- 特別仕様車「ヴォクシー煌Ⅳ」「ノアW×B Ⅳ」の設定無し
- 期待されたフェイスリフトや12.3インチフル液晶メーターの採用は無し










































































