エスティマがマイナーモデルチェンジ、ゴールデンウィーク明けのスケジュール
今春はトヨタ・エスティマのマイナーモデルチェンジが計画されているということであった。前回レポートでは2016年4月の日程で紹介したが、その後調整が進み5月GW明け頃のスケジュールに落ち着きそうだ。
(写真は現行エスティマ)
エスティマ最終型はシエンタ風エクステリア、グレード整理で充実装備
現行エスティマは2006年から販売が続くロングセラーモデルである。今回のマイナーモデルチェンジを経てグレードの大幅な整理が進められ、最終型として完成されることになるだろう。
最終型エスティマはエクステリアデザインも一新される見込み。トヨタでは昨年2015年にコンパクトミニバンのシエンタがフルモデルチェンジとなり、新たなミニバンデザインがスタートした。この流れはエスティマにも適用されることになる。エスティマの外板パネルはドア部分を除くほとんどが刷新され、シエンタ風の新エクステリアデザインが与えられることになる。
(写真はシエンタ)
また、整理が進められるパワートレインラインアップでは3.5L V6が廃止となる。2.4Lの通常ガソリンエンジンと2.4L THSⅡハイブリッドの2タイプが存続することになる。
グレード別では上級のアエラスのみが残り、通常モデルは廃止となる。装備面では安全運転支援システムのトヨタセーフティーセンスPが採用される。
(写真はオデッセイハイブリッド)
このクラスのミニバンでは、ホンダがオデッセイにハイブリッドモデルを追加しており、旧式のエスティマが燃費などスペック面で劣る状況となっている。エスティマのフルモデルチェンジが望まれるところだが、これはまだまだ先となりそうだ。