トヨタ次期アクアがヤリスと並行して開発中
トヨタ・アクアが2019年にフルモデルチェンジを受けて二代目モデルに切り替わる。
トヨタではコンパクトカー向け新世代プラットフォームのTNGA-Bの開発が進められている。TNGA-Bは、2019年中盤のデビューが予想されるヴィッツ後継モデルから導入がスタートされ、これは日本仕様も欧州と同じヤリスの車名に統一される。
次期ヤリスに搭載されるエンジンは1.0L、1.3L、1.5Lの3タイプが用意され、いずれも新開発型で3気筒を採用する。TNGA-Bプラットフォームの大きな特徴となる。
TNGA-Bハイブリッドはリチウムイオンバッテリー採用
そしてアクアもヤリスとほぼ同ペースで開発されており、発表時期も同じく2019年中盤が予想される。1.5Lハイブリッドもコンベンショナルエンジン同様に3気筒化されるのかは不明なところであるが、これもTNGA-B世代の新開発型となり、バッテリータイプはリチウムイオン式が採用される。バッテリー容積は小さくなり、これは後席居住性の向上に充てられる。
このところパナソニックを始めとするバッテリーサプライヤーが、リチウムイオンバッテリーの生産増強を発表している。プリウスも2018年末に全車リチウムイオン式となる見込みで、ニッケル水素バッテリーは過去の技術となりつつある。
新開発1.5Lハイブリッドは、プリウスのハイブリッド技術がベースになるということで、4WDモデルも用意される。