C-HR Hy-Powerコンセプト、新開発ハイブリッドパワートレイン搭載を予告

トヨタ

C-HRハイパワーの2018年追加ラインアップを予告、新開発HV搭載

トヨタはC-HRに上級ハイブリッドパワートレインを搭載させたC-HR Hy-Powerコンセプトをフランクフルトモーターショー2017で公開した。

(写真はC-HR Hy-Power CONCEPT)
C-HR hy-power コンセプト

販売好調なC-HRに上級パワートレインを設定、UX250hとシステム共用か

2016年12月に発売されたC-HRであるが、その販売台数は1~6月期で7万9303台を記録し、プリウス、日産・ノートに次いで車名別第3位の実績となった。SUVモデルとしては大成功と言える水準である。

C-HR hy-power コンセプト フロントグリル C-HR hy-power コンセプトバックドア

ただし、現行C-HRのパワートレインラインアップは、1.8Lハイブリッド(2WD)、1.2LガソリンターボCVT(4WD)の二種類のみ。欧州仕様ではこれに1.2Lガソリンターボ 6MT(2WD)が加わった3種類となるが、SUVなのに4WDモデルの選択肢が限定的であることなど、弱点も見られる。新開発の上級ハイブリッドパワートレインモデルを追加ラインアップさせることで、モデル中期以降のセールスを維持したい考えだろう。

C-HR hy-power コンセプト フランクフルト2017

新ハイブリッドパワートレインの具体的な仕様については今回は明らかになっておらず、2018年初頭での発表を待つことになる。

C-HR hy-power コンセプト リアコンビネーションランプ

一方で、C-HRと同じTNGA-Cプラットフォームで開発中となっているレクサスUXなるモデルがあるが、これと同じハイブリッドシステムの採用も有力な可能性となる。具体的なモデル名で言えばUX250hとのパワートレイン共用である。

(写真はレクサスUXコンセプト)
UXコンセプト

実のところUX250hについても、パワートレイン仕様が判明していない。ただし、2.5L NA相当の最高出力に仕上げられることがモデル名から推測される。

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