新型カムリ日本発売は2017年7月10日、マークX統合ミドルクラスセダン

トヨタ

カムリが今夏フルモデルチェンジ発売、ハイブリッド専用セダン

トヨタは1月の北米国際オートショー2017でミドルクラスセダンのカムリをフルモデルチェンジしワールドプレミアさせていた。その日本発売が2017年7月10日のスケジュールで進められている。

(写真は新型カムリ北米仕様)
新型カムリ ワールドプレミア

今回のフルモデルチェンジで10代目となるカムリシリーズは、中型セダンの主力市場である北米をメインに進化してきた。日本市場向けには、2011年に発売された現行モデルからはハイブリッド専用車として販売されており、引き続き次期型も日本仕様はハイブリッド専用車となる。ただし、このハイブリッドパワートレインはTNGA世代の2.5Lに刷新される。

カムリ リアコンビネーションランプ toyota 新型カムリ

新型カムリはマークX、SAIの3モデルを統合、現行マークXは2019年まで販売

(写真は現行マークX)
マークX マークX リアコンビネーションランプ

かつての日本市場では、ミドルクラスセダンはFR車の需要が高く、トヨタもマークⅡあるいはその後継のマークXの販売をしてきた。ただし、コンパクトカー、ミニバン、SUVへと市場の好みが多様化するなかで、ミドルクラスセダンは淘汰されていくことになり、マークXに次期モデルは設定されない。今回の新型カムリがマークXの実質的な後継モデルを兼ねることになる。なお現行マークXの販売は2019年頃まで続けられる計画となっている。

(写真は現行SAI)
SAI SAI リアコンビネーションランプ

また、ハイブリッド専用セダンとして開発されたSAIも、カムリハイブリッドとキャラクターが近いこともあり、近い将来にカタログ落ちとなる見込み。新型カムリは、マークX、SAI、カムリの3モデルの統合となり、販売力が強化される。

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