スズキ新型フロンクスが2024年に発売される予定となっている。
インドのマルチ・スズキで生産されるコンパクトクロスオーバーSUVで、国内に向けて輸入販売される。
マルチ・スズキからの国内輸入は、2020年に販売を終了させたバレーノ以来途絶えていたが、フロンクスの国内導入により再開することになる。他にインド生産のモデルとしては、ジムニー5ドアの正規輸入も期待されてきたが、これは実現が遅れるかもしれない。
他メーカーでは、ホンダもインドで生産したWR-Vを日本に輸入し、2024年3月に発売する予定。自動車の生産拠点としてのインドの重要性が高まっている。
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新型フロンクスは3ナンバーサイズのコンパクトSUV
フロンクスのボディサイズは、インド仕様によると全長3,995mm、全幅1,765mm、全高1,550mm、ホイールベース2,520mmとなっており、都市部での運転や駐車のしやすさを考慮した設計になっている。
国内導入されれば3ナンバーサイズとなる。ワイドボディによるSUVらしい迫力のある顔付きながらも、全長4m未満のコンパクトなサイズに仕上げられており、国内でも人気車種となることが期待される。
認証不正の問題で、長期の販売停止中となっている、トヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキー/スバル・レックスの代替先としても相応しい商品となりそうだ。
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新型フロンクスはBEV?手頃なICE車としての導入を期待
フロンクスの国内市場への導入は、2030年までに実現される予定のバッテリー電動車(BEV)として、シルエット画像ながらも2023年1月に公表されていた。
今回の導入がBEVであるかはまだ確認されていないものの、より手頃な内燃機関(ICE)車両の提供が期待される。
インド市場での現行モデルでは、多様なエンジンオプションが提供されており、K12N型 1.2L 直列4気筒 ガソリンエンジン、K10C型 1.0L 直列3気筒 ターボガソリンエンジン+マイルドハイブリッドシステム、K15C型 1.5L 直列4気筒 ガソリンエンジン+マイルドハイブリッドシステムなどが用意される。
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RVRのフルモデルチェンジ まとめ
まとめ更新日: 2024/02/15
- 2024年に新型フロンクスを国内発売予定
- BセグメントのコンパクトSUV
- インドのマルチ・スズキで生産される輸入モデル
- ライズ/ロッキーの代替先として期待
- 将来的にはBEVもラインアップされる予定
- インドではマイルドハイブリッドなどが販売中