トヨタが車名スープラをアメリカとヨーロッパで商標登録済み、BMWと開発続行

トヨタ

次期スープラの開発は継続中、欧州での商標登録を更新

スープラはかつてトヨタのスポーツクーペとして2002年まで販売されたモデル。その復活に向けた後継モデルの開発が進められている。

(写真は次期スープラコンセプト、FT-1)
スープラ FT-1

FT-1は2014年の北米国際オートショーで公開された次期スープラのデザインコンセプトカーである。このFT-1が再び脚光を浴びたのが2016年。東京オートサロンで日本で初公開されたことで、次期スープラとしての市販化が現実的な段階になったことを知らしめるものであった。

トヨタ次期スープラ FT-1 次期スープラ 電動リアウィング装備

以前のレポートでは米国におけるスープラの商標登録が行われたことを書いた。一方でヨーロッパ市場における車名スープラについても商標登録が期限切れのタイミングであったが、今回これが更新され、ヨーロッパでもスープラの車名が継続使用されることが確定的となった。

次期スープラ 次期スープラ リアウィング

スープラの発売は2018年頃の予測、兄弟車のBMW Z5が先行して発売

次期スープラはトヨタとBMWの協業によって開発され、BMW Z4後継モデルつまりZ5と車体の多くの部分が共通化される兄弟車になることが予想される。ただし、スープラはハードトップクーペ、Z5はカブリオレといったボディタイプは従来モデルから変わらない。

次期スープラ 内装 FT-1 FT-1 スープラ リアウィング

エンジンについてもそれぞれのブランドで独自のものが搭載されることになる。次期スープラへは8AR-FTS型の直4 2.0Lターボ、あるいは新開発のV6 3.0Lターボの搭載が予想される。逆に言えば、期待されたBMW製直6エンジンはZ5だけの採用となり、次期スープラへ搭載されないかもしれない。

2017年にZ5が先行して発売され、翌2018年にスープラ発売となるスケジュールが現在のところ有力視される。

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