i-TRILコンセプトがワールドプレミア予定、3人乗り次世代小型モビリティ
トヨタは3月7日よりプレスデーが始まるジュネーブモーターショー2017で新型i-TRILコンセプトをワールドプレミアさせる予定となっている。これに向けてティザー画像1点が公開されている。
トヨタは都市向けの小型モビリティとしてi-ROADを2013年のジュネーブモーターショーで初公開していた。i-TRILはその後継モデルに相当すると考えられる。
トヨタ新型i-TRILコンセプトはリーニングトライクであることが予想される
i-TRILコンセプトのティザー画像の輝度を上げてみたところ、前方に突き出すフェンダーのようなラインが浮かび上がる。これに対し全幅は比較的大きい。これらの特徴を持つシルエットから、フロントが1輪、リアが2輪で構成されるトライクのようなものが予想される。
このほか、両サイドには突起部分があるのがわかるが、これはサイドミラーの代替となるカメラではないだろうか。
シートレイアウトについても発表があり、前作のi-Roadの1+1から1座増やされ、i-TRILでは1+2となる。このあたりは、前述のトライク構成とも辻褄が合うように感じる。
もう一つの予想としては、リアの2輪がコーナリング時に傾くのではないかということである。前作i-ROADではフロント2輪が傾くことでスムーズで小回りが効くコーナリングを実現していたが、この技術はi-TRILでも引き継がれるのではないだろうか。むしろこのメカニズムが採用されなければ、ただの3人乗りトライクとなってしまう。