トヨタ・プリウス後期型はニッケル水素バッテリー廃止へ、12月マイチェン

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プリウス後期型へマイナーモデルチェンジ、新型エクステリア採用

現行型プリウス(ZVW50、ZVW51、ZVW55)発売から早くも3年が経過するタイミングとなっている。2018年12月17日には、ビッグマイナーモデルチェンジに相当する改良モデルの導入が計画されており、これによりプリウスは後期型へ移行する。

(写真は現行型プリウス)
新型プリウス 東京モーターショー2015

後期型プリウスはリチウムイオンバッテリーに一本化へ

前期型プリウスのSグレードに設定されていたニッケル水素バッテリー搭載モデルは廃止となり、後期型プリウスは全車リチウムイオンバッテリーが採用される見込みとなっている。

プリウス ハイブリッドエンジン

一般的に、ニッケル水素バッテリーはコスト面で、リチウムイオンバッテリーは小型化と出力パフォーマンスでメリットがあるとされている。現在では技術的な進化により、プリウスが要求する程度の電力レベルでは両方式におけるメリットの差異は小さくなっている。発売から年月が経過したことで販売台数も落ち着いており、特に2WDモデルにおいてはニッケル水素バッテリーモデルを残す理由も無いというわけだろう。

プリウス ダブルウィッシュボーン

ただし、4WDモデルもリチウムイオンバッテリー化されるかどうかは現段階では不明。降雪地域で選択されるケースが多い4WD車は低温特性で実績のあるニッケル水素バッテリーが採用されてきた。

(写真はプリウスPHV)
プリウスPHV プリウスPHV ダブルバブルバックドアウィンドウ

後期型プリウスはフェイスリフトも実施され、プリウスPHVの影響を受けたスポーティな顔つきとなる。フロントグリルは押し出し感が与えられ、ヘッドランプは連灯式LEDが採用されることが予想される。それでもPHVのリアにあるダブルバブルウィンドウまでは採用されないだろう。

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