プリウスPHVは後席2人掛けシート4人乗り、JC08モード燃費は37km/L、9月予約

トヨタ

プリウスPHVが2016年9月に予約受付スタート、EV航続距離60km

プリウスPHVの発売日が2016年10月26日に計画されている。その予約受付が9月にもスタートされる見込みとなっている。

(写真はプリウスPHV北米仕様)
プリウスPHV

次期プリウスPHVは、通常プリウスに対して専用エクステリアが与えられ、これまで以上に一つの独立した車種として扱われることになる。EV航続距離は60km、EV最高速度は135km/h、JC08モード燃費は37km/Lと環境性能も明らかとなってきた。

プリウス PHV ダブルバブルウィンドウ

この高い環境性能によって、エンジンが駆動する機会が現行型プリウスPHVと比較して大幅に削減されることになる。エンジン駆動を嫌うならEVという選択肢もあるが、都市部を除きEVスタンドが充実していない現状を考えると、ガソリン給油によるエネルギー補給が可能であることは環境車のなかでも大きなメリットとなる。

プリウス PHV ニューヨーク国際オートショー

プリウスPHV日本仕様はソーラー充電可能、乗車定員は4人

プリウスPHV北米仕様のワールドプレミアでは発表されなかったが、日本仕様ではルーフにソーラーシステムが備え付けられたモデルも用意される。
プリウスPHV フロントグリル

リアシートはMIRAIのような二人掛けシートとなり、乗車定員は4人乗りになる。このあたりも通常のプリウスと比較して大きな違いとなる。

プリウスPHV シート プリウスPHVインテリア

そして、プリウスPHVの車両価格は通常プリウスに対して約30万円アップの水準になる見込み。プラグインハイブリッドによって、通常プリウスから30万円分のエネルギーコスト削減ができるかといえば難しいところであるが、それでも従来型のプリウスとプリウスPHVと比較すれば車両価格差は縮まっている。月販3000台の生産計画が立てられており、従来型より本格的に販売されることになる。

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