アクアがマイナーモデルチェンジでJC08モード燃費38.0km/Lに向上、6月予定

トヨタ

トヨタ・アクア後期型は燃費性能改善でクラストップに返り咲く

トヨタのコンパクトハイブリッドカー、アクアが2017年6月にマイナーモデルチェンジを受ける計画となっている。

(写真は現行アクア)
アクア

アクアのマイナーモデルチェンジについて、前回レポートでは5月とお伝えしたが、現在は6月実施の日程で進められている。パワートレイン改良による燃費性能アップが盛り込まれる見込みだ。

アクア 2015年

アクアは2011年デビューの初期型、2014年発売の中期型、そして次のマイナーモデルチェンジで後期型へ移行することになる。2017年にフルモデルチェンジという噂もあったがその実現は難しい展開になってきた。せめて秋の東京モーターショーでコンセプトモデルを見たいところであるが、今のところそういった情報はない。

アクアは正常進化でノートe-POWERの名目上燃費クラストップを超える

アクアはBセグメントクラスのハイブリッドカーの中で圧倒的な人気を誇ってきた。しかし、2016年秋に日産がノート e-POWERを発売してからは、アクアの販売台数がやや落ちてきた印象だ。2017年3月の車名別販売台数では、アクアが1万7798台に対し、ノートが2万4383台となっている。ノートの台数にはガソリンエンジンモデルも含まれるが、以前のようにアクアが一人勝ちの状況ではなくなっている。

(写真は現行ノート e-POWER)
日産 ノート e-POWER

ノート e-POWERはエアコンレスの燃費特化モデルが設定されており、現在JC08モード燃費37.2km/Lで名目上のクラストップを謳う。アクアはマイナーモデルチェンジにより、JC08モード燃費は現行37.0km/Lから38.0km/Lまで改善される見込みで、クラストップに返り咲くことになる。

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