新型【ライズ】マイナーチェンジ可能か?3月18日に生産再開へ、ガソリン車は道路運送車両法の基準に適合、2024年5月の法規対応どうなる【トヨタ最新情報】ハイブリッド車まだ?4WD追加に期待【ダイハツ新体制】長期的には軽自動車シフト、フルモデルチェンジは無し?

ライズ
ライズ SUV

トヨタ・ライズ

ライズ/ロッキー/レックスのガソリン車が、道路運送車両法の基準に適合していることが、2024年2月16日に公表された。

まずは、3月4日から未出荷車両の出荷が再開される。そして、3月18日には滋賀(竜王)工場 第2地区での生産が再開されることとなった。

2024年5月には、法規対応を踏まえたマイナーチェンジ相当と思われる改良が計画されているはずだが、これも実施される可能性が出てきた。

ただし、これらはガソリン車に限った話で、ハイブリッド車の再開が待たれる状況は続く。

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ライズ/ロッキー/レックスの終了・廃止は決定事項ではない、ダイハツ新体制でデマ

2024年2月13日にダイハツの新体制が発表され、トヨタ出身の井上雅宏氏が新社長に就任することが明らかとなった。この新体制のもと、2024年4月にはダイハツとトヨタの事業配分に関する詳細な方針が公表される予定となっている。

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今回の発表のなかで、ダイハツの事業は軽自動車を中心とした領域への縮小が検討されていることが明らかとなった。これにより、ライズ、ロッキー、レックスといったモデルの廃止が懸念されるが、さも決定事項のように一人歩きしている部分がある。しかし、トヨタ社長の佐藤氏の発言を細かく拾っていくと、これらの車種はラインアップを維持する可能性が残されていることが読み取れる。

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ダイハツ・ロッキー

佐藤氏は、ダイハツの事業縮小について、あくまで「長期的」な視点で語っており、ダイハツが軽自動車専業メーカーになるとしても、それが即時に実現するわけではないことを示唆しているように聞こえる。また、トヨタからの委託によるOEM生産の継続も、強い意向として確認できる。ダイハツ京都工場では既にトヨタ・プロボックスとマツダ・ファミリアバンの生産が再開されている。OEMモデルの生産は将来的にもダイハツで続けられるだろう。

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CJPTはCASEの社会実装・普及に向けたスピードを加速し、輸送業が抱える課題の解決やカーボンニュートラル社会の実現への貢献を目指して設立

さらに、ダイハツはCJPTを脱退し、出資した10%の株式をトヨタに譲渡する。しかし、CJPTの取り組みの中でも重要な部分である「商用軽バンEV」については、当初の計画より遅れながらも、ダイハツによるOEM生産を進めていく方針のようだ。

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スズキ e EVERY コンセプト(ダイハツ生産予定の商用軽バンEV)

トヨタグループは、反省の気持ちを持ちながらも、社会への悪影響を抑え、生産力や雇用を維持することに強い意志を示している。コンパクトSUVセグメントにおいても、次期型などで将来的にダイハツ・ロッキーが市場から姿を消すことはあっても、販売台数が多かったトヨタ・ライズなどのOEM車種は継続されるのではないか。

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ライズより早く結論が出された一部商用車が型式指定の取り消し処分 2024年1月

ライズ ハイブリッド/ロッキー ハイブリッドにおけるポール側面衝突試験不正が2023年5月に発覚。その後、ダイハツの不正問題は国内向け全車種にまで及び、2023年12月20日に全ての出荷が停止された。

2024年の年始より、国交省による検証を実施。その結果、グランマックスとその姉妹車種トヨタ・タウンエース、マツダ・ボンゴについては、特に悪質であるとして、型式指定の取り消し処分を行うことが、2024年1月16日に発表された。このほか、先行して検証された車種には、ミライース、ハイゼットカーゴ、ハイゼットトラック、トヨタ・プロボックスが含まれている。人気車種から先行して安全性の検証が実施されるとしており、ライズ/ロッキー/レックスに対する処分内容も比較的早い段階に発表されることが期待される。

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ライズだけでない、ダイハツ全車種出荷停止、第三者委員会の調査で新たに174個の不正 2023年12月

2023年のダイハツの試験不正について、第三者委員会によって調査が行われてきた。その結果が2023年12月20日に公表され、新たに25の試験項目において、174個の不正行為があったことが判明した。これを受け、ダイハツが国内外で生産する全てのダイハツ開発車種の出荷を一時停止することが発表された。

不正行為が確認された車種は、64車種・3エンジン(生産・開発中および生産終了車種の合計)となっている。この中には、トヨタが販売している22車種・1エンジンも含まれる。

(不正の対象車種一覧 画像)

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調査の最終段階で、ダイハツ・ムーヴ/SUBARU・ステラ、ダイハツ・キャスト/トヨタ・ピクシスジョイ、ダイハツ・グランマックス/トヨタ・タウンエース/マツダ・ボンゴのエアバッグに関する試験において、量産品と同じ「エアバッグ展開コンピューター(ECU)」が使われていなかったという不正が判明した。技術検証の結果、エアバッグに関する乗員保護性能に問題はなかったものの、検証を行う中で、キャスト/ピクシスジョイの側面衝突試験における「乗員救出性に関する安全性能(ドアロック解除)」が法規に適合していない可能性も判明した。

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ライズのマイナーチェンジは2024年5月頃の実施見込み、ガソリン/ハイブリッドとも販売再開を期待

ライズは、ハイブリッド車/ガソリン車ともにオーダーストップの措置が取られている。

ライズ ハイブリッドについては、2023年5月のポール側面衝突試験における不正を受け、生産および販売が停止となっていた。そして、10月には、ハイブリッド車の生産再開の目処が立たないことから、実質的には強制キャンセルという形で処理されてきた。その具体的な対応の中には、ライズのガソリン車への注文変更も多数含まれており、これによりガソリン車の生産枠も使い果たすことになった。ライズシリーズは、ガソリン/ハイブリッドの種別を問わず販売停止となっている。

ライズ リアコンビネーションランプ

現行ライズ

2024年5月は、バックカメラなど後退時車両直後確認装置の継続生産車への装着義務化が実施されるタイミングでもあり、国内向けモデルの多くが、一部改良などで対応済み、あるいは対応予定となっている。ライズのマイナーチェンジもこの法規対応のため実施が必須となっているが、期限の直前まで従来型ガソリン車の販売が続けられることになりそう。ダイハツは、この期限までにバックオーダーの解消ができなければ、後期型モデルへの注文変更をお願いすることになり、再三頭を下げる事態となる。

ROCKY  Premium ver

ROCKY Premium ver. 東京オートサロン2022

現行型ライズは2019年11月に発売されたモデルで、これまでフェイスリフトは行われていない。販売期間約4年半となるタイミングでのマイナーチェンジでは、法規対応のほか、内外装の変更などの実施も期待される。

さらに、ハイブリッドに4WDの追加も期待されるところであったが、現状ではハイブリッド2WDの生産再開が不確かな状況となっている。

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ライズ ガソリン車も一時生産停止になった、浅野歯車工作所の火災

トヨタ・ライズの生産元であるダイハツでは、2023年5月のポール側面衝突試験不正に続く問題として、仕入先の火災による部品欠品の影響により、大規模な生産停止が実施された。しかし、これによる生産停止期間は比較的短く、順次再開となった。

ライズや姉妹車種ロッキーなどの生産が行われてきた、滋賀(竜王)工場 第2地区については、2023年6月29日時点で、 6月22日~7月7日 合計12日の操業停止が発表されていたが、7月10日より操業再開となった。

火災が起こった仕入先は、株式会社浅野歯車工作所で、大阪狭山市の本社敷地内の「調質1工場」にて、2023年6月18日 午後7時30分頃より出火、2023年6月19日 午前1時30分の鎮火が発表されている。「調質」ということで、熱処理工程が罹災した可能性がある。

部品欠品となっている具体的な製品は明らかとされていない。同社HPの事業案内によると自動車用の製品紹介として、エンジン用タイミングギヤ、ミッションギヤ、CVT用プラネタリユニット、リヤアスクルユニットが挙げられている。

また、この製品紹介のイメージ図では、タントがモデルとなっており、ダイハツとの親密さが窺える部分もある。

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ライズ、ロッキーのポール側面衝突試験において虚偽報告があった問題、2023年5月

トヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキーのポール側面衝突試験において虚偽報告があったことが発覚した。シリーズ式ハイブリッド e-SMART HYBRIDを搭載するHEV車が対象となり、その台数はライズHEVが56,111台、ロッキーHEVが22,329台の合計78,440台となる。問題は5月18日に発覚し、5月19日に出荷・販売が停止された。

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ポール側面衝突試験(UN-R135)では、左右の試験を実施する必要があり、その試験データの提出が必要になる。今回、助手席側(左)は立会いのもと試験を実施。しかし、運転席側は右側の社内試験データを提出すべきところ、左側のデータを提出していた。

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ライズの2023年内マイナーチェンジ難しい、ガソリン車もオーダーストップ

2019年11月に発売されたトヨタ・ライズは、フェイスリフト実施による後期型の登場が待たれる状況だ。しかし、2023年に期待されていたマイナーチェンジは、現在のところ2024年に延びそう。

ライズ リアハッチ

現行ライズ

また、ダイハツ生産のコンパクトSUVについては、新たな展開がある。派生モデル「ライズ スペース/ロッキー スペース」の商標出願が行われている。本来なら2024年頃の発売が期待されたが実現は難しいかもしれない。ダイハツでは、パンフレットまで配布していた新型ムーヴのフルモデルチェンジ発売が未だ実現しておらず、新型車の投入スケジュールは大幅に遅れているはず。

セニアの日本仕様に相当か、新型【ライズ スペース】日本発売いつ?商標出願済みもダイハツ再建の新体制で開発中止の可能性、長期的に軽自動車とOEM生産に事業縮小【トヨタ最新情報】3列シートミニバンの可能性、シリーズ式ハイブリッド採用期待
2024/2/12更新【新型ライズ スペース 商標出願済み】ダイハツ再建の新体制で中止の可能性、登録車クラスの独自開発モデル消失か【SUVテイストの新型コンパクトミニバンは当初2024年後半の日本発売想定】インドネシア逆輸入セニアの日本仕様はe-SMART HYBRID搭載か、3列シートの可能性、後席スライドドア装備【DNマルチシックス市販型】

ライズの2022年11月の改良では、全車種で商品内容は変更されず、1万円の値上げのみが実施された。このタイミングで新たな姉妹車種「レックス(REX)」も発売され、ダイハツ・ロッキーとともに三姉妹車種の販売体制が確立している。

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スバル REX BOOST GEAR CONCEPT

2022年度の販売台数では、ダイハツ・ロッキーが22,022台、トヨタ・ライズが70,124台と、ライズの高い人気を改めて確認することとなった。特にライズは、トヨタブランドならではの安心感や高いリセールバリューが反映されており、姉妹車種の中でも一歩抜きん出た存在となっている。

ROCKY  Premium ver

ROCKY Premium ver. 東京オートサロン2022

トヨタブランド車として販売台数が多いライズは、独立したエクステリアデザインが与えられている。マイナーチェンジでは、フェイスリフトの実施が期待され、その他にも現在2WDのみの提供となっているダイハツのハイブリッドシステム「e-SMART HYBRID」に4WDが追加されることが期待される。

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ライズ一部改良2022年11月1月実施、1万円値上げ、発表なし

2022年11月1日に、トヨタ・ライズの一部改良が実施された。この改良内容は、主に法規対応と価格改定が中心であり、製品自体に大幅な変更はなく、また、プレスリリースによる発表もされなかった。一方、1年前の2021年11月には、ハイブリッドモデルの追加など大幅な改良が実施されたが、今回は比較的小規模な改良に留められた。

また、期待されていた4WDハイブリッドの追加や特別仕様車の設定は行われず、従来のグレードにそれぞれ一律1万円の値上げが実施され、販売が継続されている。

なお、トヨタ・ライズの姉妹車種であるダイハツ・ロッキーも同様に値上げが実施された。さらに、OEM供給先がスバルにまで拡大され、新型レックスとして2022年11月11日に発売された。

新型【レックス】納期いつ?6~7ヶ月待ち、ダイハツ生産ロッキー/ライズ姉妹SUV【スバル最新情報】違いはパワートレイン選択肢、e-SMART HYBRIDと4WDターボは無し
2023/2/18更新【レックス発売、スバルの新型コンパクトSUV】ダイハツ生産OEMモデル、違いはパワートレイン選択肢、1.2Lガソリン FFのみがラインアップ、e-SMART HYBRIDの設定無し、ターボ4WDの設定無し【ロッキーのエクステリアを採用】

ライズ 2022年11月の一部改良はフェイスリフト無し、後期型へのマイナーチェンジは2024年以降か

ライズは2019年11月に発売されたモデル。そろそろフェイスリフトが含まれるマイナーチェンジを期待する声もあるが、2022年11月のタイミングでは実施されなかった。

ライズ ステアリング

現行ライズ

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ライズ ハイブリッドが2021年11月1日発売

ライズ ハイブリッド フロントグリル

新開発の1.2Lハイブリッドシステム「e-SMART(イースマート)ハイブリッド」搭載

ライズ ハイブリッドの1.2L NA エンジンは発電専用となる。その電力を使用し100%モーターで走行するシリーズハイブリッド方式が採用された。

RAIZE HYBRID

小さな排気量でシンプルな構造とコンパクトなサイズが実現される。低・中速走行に強く、街乗りでの使用頻度が高い小さなクルマに適したハイブリッドシステムとなる。

燃費性能は、WLTCモードで28.0km/Lを達成する。

モーター 最高出力 kW[PS] 78[106]
  最大トルク N・m[kgf・m] 170[17.3]
バッテリー 種類   リチウムイオン電池
  容量 Ah 4.3

RAIZE HYBRID リアコンビネーションランプ

「スマートペダル(S-PDL)」採用

アクセル操作のみで車速のコントロールが可能となる。加減速を繰り返す街中や下り坂などで、アクセルからブレーキへの踏みかえ頻度が減り、ドライバーの負担を軽減しつつ軽快な走りが実現される。日産のe-POWERでも同様のアクセル操作が選択可能であった。ダイハツのe-SMART HYBRIDは、日産のe-POWERをかなり意識して作られているようだ。

RAIZE HYBRID インテリア

ライズ 2021年11月の一部改良では、ハイブリッド追加だけでなく、ガソリン車も大幅変更だった

ライズのガソリン車の2WD仕様は、従来の1.0Lターボの搭載を廃止し、クラストップレベルの熱効率を実現した新開発1.2Lエンジン(WA-VE型)に変更された。低燃費(WLTCモード 20.7km/L)と高い動力性能が両立される。また、低速域での加速性が向上した。

ガソリン車4WD仕様については、1.0Lターボエンジン(1KR-VET型)が引き続き採用される。

予防安全機能「スマートアシスト」を全車標準装備化

夜間の対歩行者検知を可能とした衝突警報及び衝突回避支援機能が拡充された。標識認識機能(進入禁止/最高速度/一時停止)で見逃し予防がサポートされる。電動パーキングブレーキの採用により、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)に停止保持機能が追加され、長距離運転時の渋滞なども快適にサポートされる。

RAIZE ハイブリッド

その他快適装備も充実

キーを持って施錠状態の車両に近づくとルームランプが点灯するウェルカムランプ機能が標準装備される。ハイブリッド車には、降車後の足元を照らすヘッドランプ点灯延長機能が標準装備され、さらにアクセサリーコンセント(AC100V・1,500W/非常時給電システム付)が設定される。

外板色にスムースグレーマイカメタリックが設定された。

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ライズに搭載されるのは、発電専用エンジン、100%モーター駆動のシリーズ式ハイブリッド

ロッキー e-SMART HYBRID 構造

e-SMART HYBRID

ライズに搭載されるハイブリッドシステムは、ダイハツが独自開発した「e-SMART HYBRID」と呼ばれるものとなる。シリーズ式ハイブリッドが採用されており、直列3気筒 1.2Lの発電専用エンジンが搭載される。

ロッキー e-SMART HYBRID エンジン

e-SMART HYBRID 1.2L エンジン

このエンジンは発電専用に最適化されたロングストローク仕様で、高タンブルストレートポートなどの技術が採用される。発電効率の良い回転数に絞り込んで運転され、最大熱効率40%を達成する。

日産ノート 発表

日産ノート

e-SMART HYBRIDは、シリーズ式ハイブリッドであること、そして発電エンジンの排気量から、日産がノートなどに搭載してきたe-POWERと形式上は近くなる。

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ライズ、ロッキー以外の車種にもe-SMART HYBRIDは展開

ライズ、ロッキーに後追いでハイブリッドモデルが追加されることは、2019年の発売時から噂となっていた。その後、ダイハツの特許出願の状況から、シリーズ式ハイブリッドである可能性が予想されていた。

ライズとロッキーにハイブリッドシステムが搭載されたことにより、小型車セグメントの電動化勢力図は、大きく変わる。

ダイハツ同様に小型車を中心に販売してきたスズキは、これまでISG方式のマイルドハイブリッドを採用し、その搭載モデルを増やしてきた。しかしISGを使ったシステムは、通常のガソリンエンジン車に比べ、燃費性能の向上率はわずかであり、コストに見合わないという指摘もあった。

ライズ フロントグリル

現行ライズ

ダイハツのe-SMART HYBRIDは、本格ハイブリッドとも呼ばれるシステムの一つで、燃費性能の向上幅に期待ができる。また、トールやトヨタ・ルーミーといったモデルへの採用拡大も見込まれ、さらに今後は、ダイハツが得意とするインドネシアやマレーシアの各市場での電動化率向上にも貢献することになるだろう。

ライズ リアハッチ

現行ライズ

ダイハツが独自生産したハイブリッド車を販売するのは、2010年に終了した「ハイゼット カーゴ ハイブリッド」以来約11年ぶりとなる。

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ライズ 1.2L ハイブリッドはFF車のみ、4WD車は1.0L ターボの採用継続

2019年11月にデビューしたライズも販売期間2年を過ぎるタイミングでハイブリッドモデルが追加となった。この一部改良では、コンベンショナルガソリンエンジン車においても、パワートレインラインアップが大きく変更された。

ライズ SUV

現行ライズ

まずハイブリッドグレードはFFのみで、4WD車は用意されない。4WDハイブリッドは恐らくまだ開発段階で、市販車搭載までまだ少し時間が必要となりそう。また、駆動用バッテリーはリチウムイオンの容量4.3Ahが採用された。

ライズ インテリア

現行ライズ

ハイブリッドモデルの車両価格は217万3000円~233万8000円(2022年11月価格改定)で、このクラスの小型SUVとしては高額となっている。そのため低価格モデルとして、新たに1.2L NAエンジン搭載のFF車が、エントリーモデル171万7000円(2022年11月価格改定)から用意されており、ユーザーの裾野が広げられている。

ライズ シート

現行ライズ

新開発パワートレインの導入という相当大掛かりな改良内容にも関わらず、内外装では大きな変更は含まれなかった。つまり、あくまで一部改良でマイナーモデルチェンジではない。マイナーモデルチェンジは2024年以降の実施が予想され、この時にしっかりフェイスリフトされた後期型ライズのデビューとなりそうだ。

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ライズとロッキーから始まる、ダイハツ車種の電動化

政府は2035年を目処に新車販売の全てを電動車(ハイブリッド、プラグインハイブリッド、バッテリーEV、燃料電池車)にしていく方針を表明している。そんななかダイハツは、自社生産によるハイブリッドカーを約11年ぶりに市場投入した。これには登録車だけでなく軽自動車も入れた複数車種が計画されている。

ライズ トヨタ

現行ライズ

ダイハツの新世代ハイブリッド車種の第一弾となったのが小型SUVのロッキーである。姉妹モデルのライズもハイブリッドモデルが追加されトヨタへ車体供給された。

トヨタ ライズ

現行ライズ

2019年11月に発売された現行型のライズ/ロッキーは、これまで1KR-VET型の1.0Lターボエンジンを搭載してきた。セールスも好調で、2021年上半期(1-6月)の販売台数は、ライズが47,965台、ロッキーが11,220台で、合わせると59,185台となった。

ライズ

現行ライズ

これと同程度の水準で売れている小型SUVが国内にもう一つあり、トヨタのヤリスクロスである。

ヤリスクロス

ヤリスクロス

ヤリスクロスのM15A-FXE型ハイブリッドがライズ/ロッキーに流用されるという予想もあったが、トヨタラインアップの中での差別化を考えると、ダイハツ独自開発のワンサイズ小さいハイブリッドパワートレイン、e-SMART HYBRIDも必要だろう。

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ライズ モデルチェンジまとめ

まとめ更新日: 2024/02/28

  • 2024年2月16日ガソリン車の基準適合が発表された
  • 2024年3月4日 出荷再開
  • 2024年3月18日 生産再開
  • 2024年5月マイナーチェンジ
  • 2024年5月頃の一部改良は法規対応含むマイナーチェンジ相当の可能性

 

  • 2019年11月 フルモデルチェンジしたダイハツ・ロッキーのOEM姉妹車種としてトヨタから発売
  • ハイブリッド車において、ポール側面衝突試験の虚偽報告が発覚 2023年5月
  • ライズ ハイブリッド/ロッキー ハイブリッドの生産停止が長期化
  • 10月中旬頃からハイブリッド車のオーダーが強制キャンセルへ
  • ライズ/ロッキーのガソリン車へのオーダーチェンジが増えた
  • ガソリン車もオーダーストップ
  • マイナーチェンジでは、ハイブリッドに4WDの追加期待
  • 派生車種「ライズ スペース」「ロッキースペース」計画中
  • ダイハツ新体制は軽自動車シフト、フルモデルチェンジは無しの可能性

ライズ 2021年11月 一部改良の内容

  • 新開発ハイブリッドエンジン搭載モデル(FF)の追加
  • 1.2L NA ガソリン車(FF)を追加
  • 従来1.0L ターボ車は4WDモデルのみで継続

新型ライズ グレード構成と車両本体価格 2022年11月

  グレード エンジン 駆動 価格(消費税込み)
ガソリン X 1.2L(WA-VE) 2WD(FF) 1,717,000
  G 1,867,000
  Z 2,049,000
  X 1.0Lターボ(1KR-VET) 4WD 1,994,800
  G 2,143,700
  Z 2,309,200
ハイブリッド G e-SMARTハイブリッド 1.2L(WA-VEX) 2WD(FF) 2,173,000
  Z 2,338,000
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