トヨタ・S-FR Racing Conceptの公開により、S-FRの開発続行が裏付けされる

トヨタ

S-FR Racing Conceptが出品、トヨタのスモールFRスポーツカーの開発は継続されている

S-FR レーシングコンセプトが大阪オートメッセ2016で公開された。

(写真はS-FR Racing Concept)
S-FRレーシングコンセプト

今年も大阪オートメッセが2016年2月12日から14日の日程で開催された。カスタマイズカーショーという性格を持つイベントであるが、今年はトヨタブースが例年に無く力を入れてきた印象である。スープラ後継モデルとされるFT-1が出展された他、市販確定モデルとしてG’sノアとG’sヴォクシーが公開され多くの来場者の注目を浴びた。

S-FR レーシング コンセプト フロントグリル

そんななか、このS-FR レーシングコンセプトも話題性の大きいモデルの一つである。

S-FR リアウィング

ベースとなるS-FRコンセプトは、昨年の東京モーターショー2015でワールドプレミアされた、スモールFRスポーツカーである。早くもそのカスタマイズモデルの提案がされたことで、市販化の期待がより一層高まることになる。

S-FR マフラー

S-FRは86の弟分、それでも大型カスタマイズパーツで存在感をアピール

一時は、S-FRの開発がストップしているという情報もあったが、現在は開発が続行されているという読みが一般的。今回、このカスタマイズモデルをトヨタのメイン出展モデルの一つとしていることから、その裏付けが取れたとも言えるだろう。

S-FR トヨタ

東京モーターショーでのS-FRコンセプトは、エクステリアはシンプルで特にローコストが強調されたモデルと感じさせた。実際に、S-FRコンセプトは86の弟分という位置付けになり、低価格であることも重要なポイントとされた。搭載が想定されるパワートレインは直4 1.5LのNAエンジンとなる。

ただし、今回のS-FR レーシングコンセプトでは、細かなエクステリアパーツだけでなく、オーバーフェンダー、エアアウトレット付きボンネット、大型ウィングとカスタマイズ部分は思い切ったものとなっている。単に安いスモールスポーツカーではなく、スポーツカーとして本来あるべきアグレッシブな一面を感じさせるモデルに仕上げられた。

タイトルとURLをコピーしました