スープラ コンセプトの東京モーターショー発表は無し、デトロイトまで持ち越し

トヨタ

トヨタ次期スープラコンセプトは2018年1月デトロイト発表か

次期スープラは、トヨタ×BMWの協業により開発中となっており、Z4後継車とプラットフォームが共用された兄弟モデルになるというのはこれまでお伝えした通り。そのZ4コンセプトもあさって開幕のフランクフルトモーターショーで車体公開される見通しとなっており、2018年内とされる発売に向けての準備が終盤を迎えていることが感じ取られる。

(写真はFT-1コンセプト)
スープラ FT-1

対するトヨタ側のスープラについても、来月開幕の東京モーターショー2017でコンセプトカーの発表が期待されたが、これは出品リストに入っていない。やはり、前身のFT-1コンセプトが発表されたデトロイトでのワールドプレミアとなりそうで、スープラコンセプトの姿を見るのは、2018年1月まで待つことになりそうだ。

(写真はZ4コンセプト)
Z4コンセプト コンセプト Z4 リアコンビネーションランプ

次期スープラはパワートレインもBMW製の可能性、縦置き直6ターボ搭載か

前述の通り次期スープラはトヨタ×BMWの共同開発であるが、その主体は専らBMW側にあるようだ。BMWが得意とするカーボンファイバー技術をベースに、特にシャシーについては開発初期段階からBMWが主導権を握るものと考えられていた。そしてパワートレインについては、トヨタが得意とするハイブリッド技術が生かされるのではという予想もあったのだが、これについてもBMWの技術がベースになる可能性が高い。つまり搭載されるのは3.0L 直6ターボあたりが有力。エントリーモデルとして2.0L 直4ターボ搭載グレードのラインアップも予想される。こうなるとトランスミッションについてもアイシンAW製とはならずに、ZF製の8速ATとなるだろう。

次期スープラはスポーツ指向よりもラグジュアリー性の強いモデルとなりそうで、こういった流れは主力市場となる北米の好みに最適化されたものと考える。日本のスープラファンは肩透かしを食らったと感じる仕様となるかもしれない。

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