オーリスのフルモデルチェンジ計画進行中、1.8Lハイブリッド&1.2Lターボ
トヨタではオーリスのフルモデルチェンジが計画されている。
オーリスシリーズはこれまで日本でも販売されてきたが、そもそもはフォルクスワーゲン・ゴルフに対抗するモデルということで欧州市場に向けられた商品作りがなされてきた。こういった背景もあり、トヨタ新開発のダウンサイジングターボエンジンである1.2Lターボをいち早く導入するなど、ハイブリッドに一辺倒した日本市場向け他車種とは異なる方向性が示されてきた。
そして、次期モデルでも1.2Lターボエンジンの採用は継続されることになる。もちろんブラッシュアップを受けることで幾らかの燃費性能向上が盛り込まれる。さらに6MTモデルも継続され、現行オーリスのRSに相当する仕様も設定されるだろう。
次期オーリスはプリウスおよびC-HRのTNGAプラットフォームがベースとなる
次期オーリスのこれらの仕様は、2016年内の日本発売が予定されている新型C-HRにヒントがあった。C-HRは、現行プリウスから採用がスタートしたTNGAプラットフォームをベースとしたクロスオーバーSUVである。これにはプリウスと同タイプの新型1.8Lハイブリッドが採用されるのはもちろんであるが、1.2LターボエンジンモデルとしてCVTと6MTがラインアップされるとして話題となった。
次期オーリスは新型C-HRの低全高版に相当し、一般的な5ドアハッチバックのポジションを担うことになる。よって前述の1.2Lターボのほか、1.8Lハイブリッドも用意される。ボディサイズ、重量を考慮すれば、次期オーリスハイブリッドのJC08モード燃費は35km/L程度になることが予想される。