新型【フィット】2022年夏頃の一部改良でNESS廃止か、RS追加【ホンダ マイナーモデルチェンジ最新情報】

フィット
フィット フロントグリル

現行型フィット

ホンダ 現行型フィット(GR系)は2020年2月にフルモデルチェンジ発売された4代目モデル。2022年夏頃には一部改良が予定されている。ラインアップ上の大きな変更点は、「FIT NESS」が廃止となり、新たにスポーツグレードの「FIT RS」が追加される見込み。

フィットの歴史のなかでも、GR系4代目モデルは不人気車種となってしまった

ホンダ・フィットの歴史は2001年に発売された初代型(GD系)からスタートした。

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GD系 初代 フィット

センタータンクレイアウトの採用により、特に室内の広さにおいては、同クラス車種のなかでも圧倒的な優位性を誇った。これは大ヒット車種となった大きな要因の一つと言えるだろう。

2001-2002日本カー・オブ・ザ・イヤー、さらに2002RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。その後、販売から6年が過ぎた2007年6月末の段階で、世界累計200万台の販売を達成している。

輝かしい販売実績の一方で、トランスミッションのCVTでは、ジャダー発生のトラブルが相次いだ。これは根本的な技術解決に至らず、後継モデル開発での課題となった。

フィット2代目 GE系は人気も品質も安定、さらにハイブリッドを追加

2代目フィット(GE系)は2007年にフルモデルチェンジ発売された。大ヒット車種の後継モデルだけに、室内パッケージングを重視した設計は変えられず、エクステリアデザインについてもキープコンセプトとなった。

フィットハイブリッド 2012

GE系 2代目フィット ハイブリッド

初代GD系で課題となっていたトランスミッションは、FF車には引き続き燃費性能に優れたCVTが搭載されたが、クラッチ部分でトルクコンバーターを採用した新開発機構となる。さらに、4WD車は5速ATを採用することで、問題は根本的に解消された。

さらに、2010年10年のマイナーモデルチェンジでは、フィット ハイブリッドが追加される。

フィット3代目 GK系は販売台数が低下、軽自動車シフトには逆らえなかった

2013年には、3代目フィット(GK系)にフルモデルチェンジを受ける。ボディが大型化され、エクステリアはホンダのファミリーフェイスの流れを汲んだデザインとなった。

フィット ハイブリッド

GK型 3代目フィット

この頃には、ホンダの新型軽自動車、N-BOXが大ヒットとなっており、国内のコンパクトカー市場は軽自動車へのシフトが明確となっていた。Bセグメントカーのフィットが販売台数を大きく減らしていったのもこの時代からとなる。

フィット4代目 GR系は製品コンセプトが時代に合わず、ヤリスにセールス惨敗

そして、2020年2月に発売された、現行型フィット(GR系)は同時期にフルモデルチェンジされたトヨタ・ヤリスとの対決姿勢を打ち出したモデルとなった。

フィット HOME

GR系 4代目 フィット HOME

フィットはセンタータンクレイアウトを継続し、室内空間と使い勝手を重視した設計思想を変えなかった。ただし、これはN-BOXなど軽トールワゴン車に対して、コスト面で優位性を持つことが難しくなった。

ヤリス

ヤリス

一方でヤリスは、ホールド性のあるタイトなシート、レバー式サイドブレーキなどドライバーズカーの要素が強調された。また、専用デザインのクロスオーバーSUVモデルを設定するなど、フィットや軽トールワゴン車には無い価値を提供することに成功した。

販売台数はフィットが惨敗することになり、フェイスリフトやスポーツグレード「RS」の追加といったテコ入れが求められる状況となっている。

フィットの2022年、大幅フェイスリフトを含めたマイナーモデルチェンジには至らない可能性

2022年夏頃に予定されている販売3年目となるGR系フィットのテコ入れは、RSグレードの導入がメインとなりそう。通常モデルは「NESS」が廃止され、残る「BASIC、HOME、LUXE」はフロントグリルバンパー周辺が小変更を受ける見込みだが、大幅なフェイスリフトを含めた、いわゆるマイナーモデルチェンジには相当しないことが予想される。

先代型フィットのマイナーモデルチェンジは、実施までに4年弱が経過していた。昨今の自動車業界はEV化に向けた大変革期を迎えており、内燃機関を使った従来的パワートレインを採用する車種のモデルサイクルを長くすることはあっても、短くすることは考えにくい。フィットのマイナーモデルチェンジは2023年以降となるだろう。

フィット4が不人気、マイナーモデルチェンジで早めのリフレッシュが期待される

ホンダの現行型フィットは、2020年2月に発売されたGR型の4代目モデル。マイナーモデルチェンジ実施時期は2023年後半が予想される。

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FIT CROSSTAR CUSTOM 東京オートサロン2022

セールス的には、不人気車の烙印が押されつつあるが、そんななか期待されるのが、大幅改良(マイナーモデルチェンジ)の実施である。

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今年2022年のマイナーモデルチェンジを期待する声もあるが、一部改良と特別仕様車の設定に留まるだろう。

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東京オートサロン2022で出品されたフィットをベースしたカスタマイズモデルは、フィット クロスターのみであった。フィットRSの発売を予感させるスポーツイメージの強いカスタマイズモデルは出品されなかったが、前述の通り2022年夏頃の発売が濃厚となっている。

フィットの2021年販売台数は58,780台

不人気と言われるフィット4であるが、フルモデルチェンジ直後の受注増から一段落した2021年の販売台数は、フィットが58,780台に対し、ヤリスが212,927台となっており、同時期にフルモデルチェンジ発売された競合車種から、大きな差をつけられている。

NOTE AUTECH CROSSOVER CUSTOMIZED

NOTE AUTECH CROSSOVER CUSTOMIZED 東京オートサロン2022

その後フルモデルチェンジされた、他のBセグメントハッチバック勢も、日産・ノート(90,177台)、トヨタ・アクア(72,495台)となっており、やはりフィットのセールスが良くないのがわかる。

フィット4に、20周年の特別仕様車とModulo Xが発売、フルモデルチェンジ後の初改良

フィット4としては初の改良が施され、2021年6月4日に発売された。
さらに、20周年特別仕様車「CASA(カーサ)」と「MAISON(メゾン)」、そして「FIT e:HEV Modulo X」も同日に発売となった。

一部改良は、ホンダコネクトの改良にとどまる

一部改良については、車載通信モジュールのホンダコネクトの機能追加に留められた。月額基本パック550円からのサブスクリプションサービス、ホンダ トータルケア プレミアムで、ナビゲーションシステムの自動地図更新サービスが加わった。

家系フィット、「カーサ」「メゾン」は通常「HOME」がベース

そして、フィットの販売20周年を記念する特別仕様車として、カーサとメゾンの2モデルが発売された。

ホンダ フィット

これらは通常モデルのHOMEをベースに、専用デザインされたインテリアが特徴となる。つまり、英語のHOME(家)に対する、スペイン語のCASA、フランス語のMAISONということである。カーサはレッドステッチをアクセントとした専用シート、そしてメゾンには上品さとしなやかさを感じさせるグレー×ベージュの専用シートが与えられた。

フィット

他の装備では、いずれのモデルも運転席&助手席シートヒーター、アームレスト付きセンターコンソールボックス、ブラック塗装の電動格納式リモコンドアミラー、ブラッククリア塗装16インチアルミホイールなどが標準化された。

ガソリン車は191万7300円から、ハイブリッド車のe:HEVは226万7100円から用意された。

フィット HOME

フィット HOME

FIT Modulo Xが市販化、発売に

「FIT e:HEV Modulo X」は、東京オートサロン2020でコンセプトカーが公開されていたモデルである。フィット4のフルモデルチェンジ発売当初から話題にはなっていたものの、市販化が遅くなった。

フィット Modulo-X ルーフ

フィット Modulo X リアコンビネーションランプ

FIT Modulo Xは「実効空力」デバイスとして専用バンパーと専用エアロパーツが装備される。「実効」というだけあって、ドライバーが体感できる程度にまでダウンフォースが効き、ステアリング操作や直進安定性が改善された。

フィット Modulo X インテリア

フィット Modulo-X

またフロントグリルに専用デザインを採用するのも特徴である。標準フィットのフロントマスクが気に入らないというユーザーの選択肢となる。

ホンダ フィット Modulo-X

パワートレインはe:HEVのFFのみの設定で、車両価格286万6600円となった。

フィット モデューロX

FIT Modulo X Concept

フィット モデューロX フロントグリル

FIT Modulo X Concept

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