トヨタ・ヴィッツハイブリッド発売、マイナーチェンジでフェイスリフト後期型

トヨタ

ヴィッツハイブリッドが2017年1月12日発売、1.5L THSⅡ搭載

トヨタはヴィッツのビッグマイナーチェンジを実施し、新たにハイブリッドグレードを追加し発売した。

(写真は新型ヴィッツハイブリッド)
ヴィッツハイブリッド

現行ヴィッツは2010年から販売されるモデルである。本来ならフルモデルチェンジを受ける時期ではあるが、ビッグマイナーチェンジによりモデルサイクルは延長され、後期型としての販売が始まった。

ヴィッツ後期型リアコンビネーションランプ トヨタ ヴィッツハイブリッド

新型ヴィッツはフェイスリフトの実施によりエクステリアのイメージが大きく変えられた。従来型と比較して、フロントグリル開口部が強調されており、スポーティでアグレッシブな顔つきに仕上げられている。

ヴィッツ後期型フロントグリル ヴィッツ後期型

そして、1.5L THSⅡ搭載によるハイブリッドグレードの追加も注目のポイントとなっている。

トヨタ新型ヴィッツハイブリッドは181万9800円から、JC08モード燃費は34.4km/L

ヴィッツハイブリッドに搭載されるシステムのスペックは、エンジンが最高出力74ps、最大トルク11.3kgfm。モーターが最高出力61ps、最大トルク17.2kgfmということで、同タイプのTHSⅡを搭載するアクアと数値は同じ。ただし、ヴィッツハイブリッドのJC08モード燃費は34.4km/Lとなり、アクアの37.0km/Lよりも劣る数値となった。ヴィッツハイブリッドはアクアより車体重量が20~30kg程度重いこと、さらに全高が高いことからくる空力特性の低下も燃費性能に差が出た原因として考えられる。

ヴィッツハイブリッド インテリア ヴィッツ後期型シート

新型ヴィッツハイブリッドの消費税込み車両価格は、181万9800円~223万7760円に設定された。アクアのエントリーグレードが176万1382円であるから少し高いことになるが、装備の違いなどを考慮すれば、ほぼ横並びといったところか。コンパクトハイブリッドを求めるユーザーにとって、有力な選択肢が一つ増えたことは歓迎されるだろう。

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