アイシス一部改良でJC08モード燃費向上の最終モデルへ、次期モデルは無し

トヨタ

トヨタ・アイシスが一部改良、最終型へマイナーモデルチェンジ

トヨタのミニバン、アイシスの一部改良が2016年4月6日に実施される予定となっている。

(写真は現行アイシス)
アイシス トヨタ

今回の一部改良はパワートレインの変更も含まれており、FF車のJC08モード燃費は現行15.2km/Lから15.4km/Lへ僅かに向上する。実用燃費ではさほど違いが出そうにないが、2016年4月から改定されるエコカー減税の燃費基準に合わせたものとなる。

アイシス フロントグリル アイシス リアコンビネーションランプ

この他に、インテリアの質感向上や装備の充実が盛り込まれる。エクステリアについては、新型シエンタ風になるという噂もある。

トヨタ アイシス スライドドア

アイシス一部改良で価格設定も見直し、装備充実で若干の値上げ

アイシスは車両価格も見直される。FF 1.8Lのエントリーモデル、L”X-セレクション”は199万145円からとなり、現行から約1万5千円の値上げとなる。続いて、Lが207万2618円、Gが226万5055円、プラタナが220万3200円、プラタナVセレクション233万6727円となる。L、G、プラタナ、プラタナVセレクションには4WDモデルが約24万円高で設定される。

FF 2.0Lモデルも継続され、Gが239万5637円、プラタナが241万9200円、プラタナVセレクションが250万9527円となる。

(写真は新型シエンタ)
シエンタ

現行アイシスは2004年発売の販売期間12年にもなるモデルである。一部改良どころかフルモデルチェンジが待望される時期に来ているが、開発中のモデルで直接的な後継車と思われるものは見当たらない。今回の一部改良がアイシス最終型ということになり、あと数年の販売の後にカタログ落ちとなる見込みだ。

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