スープラ後継モデルBMW主導で開発中、トヨタ新開発3.0L V6ツインターボ搭載か

トヨタ

スープラの開発車両がテスト走行を活発化、発売が現実的に

次期スープラの開発が進行しており、2017年には新たなコンセプトモデルの登場が予想される。

(写真はFT-1コンセプト)
スープラ FT-1

トヨタは2014年1月の北米国際オートショーでFT-1を発表しており、これは次期スープラのコンセプトモデルと考えられていた。そして今秋に入ってから、次期スープラの開発車両と思われるモデルがニュルブルクリンクサーキットおけるテスト走行を活発化させている。スープラ後継モデルの発売が現実的なものとなってきた。

次期スープラ 次期スープラ リアウィング

スープラ復活、BMWがメインとなって開発するもエンジンはトヨタ新開発V6の可能性

トヨタは2012年に発表したBMWとの提携で、次世代スポーツカーの共同開発を明言していたが、次期スープラこそがその具体的なモデルということになる。ただし、実質的な開発はBMW主導で進められているようで、これは86がスバル主導で開発されたのと似たような構図になっていると考えられる。

次期スープラに対応するBMW側のモデルは新型Z5ということになり、主要コンポーネントは共通化されることになる。

次期スープラ 電動リアウィング装備 トヨタ次期スープラ FT-1

カーボンモノコックによる軽量ボディもBMWの技術によって採用される可能性が高い。これにより大幅な軽量化がなされ、車体重量としては1350kg程度になることが予想される。

また、エンジンについてはトヨタ製ハイブリッドシステムという予想もあったが、現在のところガソリンターボエンジンがメインストリームとなっているようだ。トヨタ新開発の943F型 V6 3.0Lツインターボのほか、トヨタ製8AR-FTS型がベースの直4 2.0Lターボも有力候補となる。

次期スープラ デトロイト FT-1

なおトランスミッションに関してはZF製8ATの1本に絞られ、マニュアル車は設定されない可能性がある。

FT-1 コンセプト

次期スープラ完成までもう一息といったところ。2017年には東京モーターショーも控えており、FT-1を後継するコンセプトモデルの登場が期待される。

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