2024年秋の一部改良、ヴェルファイアにスペーシャスラウンジ、アルファードに低価格Gグレードor Xグレード追加期待
アルファード/ヴェルファイアの一部改良の実施時期は、2024年秋頃と予想されています。これまで小規模な販売再開はあったものの、基本的にはオーダーストップの措置が取られ続けてきました。一部改良により、全面的な販売再開が予想され、このタイミングを逃すと再び契約が難しくなったり、納期が長期化する可能性があります。
発売から1年が経過するタイミングでの一部改良においては、アルファードに新たなエントリーモデルとして「Gグレード」や「Xグレード」などに相当する商品が追加される可能性があります。テストカーの目撃情報に基づくと、追加される低価格グレードにはシーケンシャルターンランプが採用されない可能性が高いです。
そしてやや遅れて、2024年末頃までの登場が予想されるのが、新たなパワートレイン選択肢となるPHEVです。これはアルファードとヴェルファイアの両方に適用されることが想定されます。
さらに、プレミアムな4座を特徴とする「スペーシャスラウンジ」が加わることが予想されます。ジャパンモビリティショー2023では、トヨタ車体ブースで「ヴェルファイア スぺーシャス ラウンジ コンセプト」が公開されました。あくまでコンセプトモデルという立ち位置での公開でしたが、その発売は確実視されています。
プレミアムなフォーシーターを特徴とする「スペーシャスラウンジ」は、先代30系アルファード/ヴェルファイアにおいても、その最後を飾るモデルとして限定販売が予定されていました。しかし、部品調達が容易でなかった当時の生産状況から発売が実現しませんでした。
現行40系では「スペーシャスラウンジ」がモデルサイクルの早い段階で投入されることが見込まれています。また、トヨタ車体が発表した「ヴェルファイア スぺーシャス ラウンジ コンセプト」によると、PHEVのバッジが貼られていました。少なくとも、PHEVがパワートレインラインアップに含まれることは間違いないでしょう。
新型アルファード/新型ヴェルファイア < まとめ >は、次のページ
新型アルファード XグレードまたはGグレードと思われるテストカーがスパイショット
新型アルファードの「X」または 「Gグレード」と思われるテストカーがスパイショットされました。2023年6月にフルモデルチェンジを迎えた新型アルファード40系は、プレミアムな質感と先進的な装備を備えています。これにより価格が高く設定されており、多くのファンにとって手に届きにくい存在です。トヨタは、将来的に低価格モデルの追加があることをほのめかしており、ファンはその追加に期待を寄せています。
発売後まもない2023年8月には、低価格グレードの可能性を示唆するテストカーのスパイショットが確認されました。このテストカーには三河の仮ナンバーが装着されており、バックショットからはグレードを示すバッジ類が貼られていないことが確認できます。このテストカーの最大の特徴は、現行モデルの全てに標準装備されているシーケンシャルターンランプ、いわゆる流れるウィンカーが装備されていないことです。テストカーのウィンカーは内側の2灯のみが同時に点滅するだけとなっていました。
現行40系のラインアップには、ヴェルファイア Executive Lounge E-Fourが892万円でフラグシップに位置づけられ、アルファード Zグレード 2.5Lガソリン FFがエントリーモデルとして540万円で用意されています。また、福祉車両として、アルファード Gグレード サイドリフトアップシート装着車が472万円という低価格で提供されており、こちらにもシーケンシャルターンランプが標準装備されています。
このスパイショットからは、アルファードの新たな低価格グレードが「Gグレード」よりもさらに低価格で、「S」または「Xグレード」などとして追加される可能性があります。
新型アルファード/新型ヴェルファイア < まとめ >は、次のページ
新型アルファード、新型ヴェルファイア、いなべ工場に加え、富士松工場でも並行生産へ
新型アルファードおよび新型ヴェルファイアは、2023年6月の発売後まもなくオーダーストップの措置が取られました。契約したユーザーには最長で1年以上の納期が言い渡されていたケースもありました。
これらの車両の生産は当初、トヨタ車体いなべ工場で行われていましたが、2023年末までには富士松工場でも生産が開始され、並行生産の体制が取られるようになりました。富士松工場での並行生産は、新型アルファードおよび新型ヴェルファイアの発売前から報じられていたため、生産体制の増強と安定化が期待されていました。
しかし、発売当初から富士松工場での生産は見込まれていたため、受注受付もそれに合わせて行われていたと考えられます。そのため並行生産を始めたことによる納期の大幅な短縮は難しいと予想されてきました。
2024年秋頃に、第2期の生産がスタートする見込みで、このタイミングで一部改良やグレードの追加が行われることが予想されています。また、発売時に予告されたプラグインハイブリッド車の追加は2024年内の発売が期待されています。
アルファードとヴェルファイアの通常モデルでは、「Zグレード」および「Zプレミア」がボトムラインとなっています。しかし福祉車両では「サイドリフトアップチルトシート装着車」に設定されている、価格を抑えた「Gグレード」があります。将来的には、福祉車両ではない通常モデルにも、低価格グレードを設定する可能性があると、トヨタは以前から示唆してきました。これにより、より多くのユーザーが新型アルファードおよび新型ヴェルファイアを手に入れる機会が増えることが予想されます。
新型アルファード/新型ヴェルファイア < まとめ >は、次のページ
新型アルファード40系、一部改良、マイナーチェンジまとめ
まとめ更新日: 2024/05/04
- フルモデルチェンジ発表、発売2023年6月21日
- 一部改良が2024年秋頃に実施予想
- 一部改良ではヴェルファイア スぺーシャス ラウンジPHEV追加予想
- 一部改良ではPHEV追加予想(2024年末頃発売の可能性)
- 一部改良ではアルファードにエントリーモデルのXグレード追加予想
- 一部改良でヴェルファイアの2.4Lターボが廃止の噂
- 低価格モデルは、シーケンシャルターンランプ未装備の可能性
- フルモデルチェンジ発表で、PHEVの追加が予告済み
ヴェルファイア スぺーシャス ラウンジ コンセプト 画像 ジャパンモビリティショー2023
新型アルファード低価格グレードがスパイショット 2023年8月
昨日、岐阜県辺りで見かけた
「三河」仮ナンバーつけた
新型アルファードウインカーが点滅で、違和感ありましたが
低グレードのテストカーみたい🤔 pic.twitter.com/bH0telZTYj— 達 也 🚕💨 (@tt33tt33tt33) August 10, 2023