ヤリスクロス 2024年序盤マイナーチェンジ予定、現行型オーダーストップ、受注再開は後期型
ヤリスクロスのマイナーチェンジは2024年序盤頃の実施が予想される。現在はオーダーストップとなっており、バックオーダーの解消に向けた生産と納車が進められている段階にある。
2020年8月の発売から約3年半の販売期間を経てのマイナーチェンジということでフェイスリフトの実施も期待される。停止となっている受注受付が再開され、後期型の販売がスタートする時期は、2023年末~2024年初頭あたりが予想される。
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ヤリスクロス 一部改良 2022年8月
ヤリスクロスの一部改良が実施され2022年8月8日に発売日を迎える。新たに、スポーツグレードとして「ヤリスクロス GR SPORT」、専用パーツを装備した「ヤリスクロス Z“Adventure”」が追加される。
ヤリスクロスの一部改良では、ドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーが全車にオプション設定された。また、Zグレードの内装色にブラックが新設定された。
車両価格は、通常ヤリスクロスが1,896,000円~2,936,000円に設定される。
ヤリスクロスの販売が好調、ヤリスがベースのSUV派生車種
ヤリスクロスは2020年8月に発売されたモデル。ハッチバックモデルの通常ヤリスから約半年遅れでデビューした派生モデルで人気車種となっている。ヤリスクロスの2021年度(4月~3月)の販売台数は95,740台を記録しており、全ヤリスシリーズの約半数を占めている。
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ヤリスクロス Z“Adventure”
ヤリスクロスに新たに設定された Z“Adventure”の車両価格は2,331,000円~2,936,000円となる。
主な装備は以下の通り。
- 専用バンパー(フロント/リヤ)
- ルーフレール(シルバー)
- 専用シート表皮(合成皮革[サドルタン]×ツイード調ファブリック[ブラック])など
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ヤリスクロス GR SPORT
ヤリスクロス GR SPORTの車両価格は、ガソリン車が2,367,000円、ハイブリッド車が2,750,000円に設定される。
ヤリスクロス GR SPORTの主な装備
専用剛性アップパーツ
ベース車の高いボディ剛性をより高水準なものにするため、フロア下とロアバックにブレースが追加される。操縦安定性の向上とフラットな乗り心地が実現される。
専用サスペンション&電動パワーステアリング制御
運動性能向上に向け、車高を10mm下げるとともに、スポーツタイヤ「FALKEN FK510 SUV」が装着される。同時に、ブッシュ、コイルスプリング、ショックアブソーバー、電動パワーステアリングが、よりスポーティな特性にチューニングされる。軽快な走りとクルマとの一体感のある操縦性が実現される。
専用パワートレーン制御&ドライブシャフト(ハイブリッド車)
モーターの過渡特性を最適化し、加速、減速時のアクセルレスポンスが向上される。また、モーター駆動のレスポンスをよりダイレクトにタイヤに伝えるため、ドライブシャフトのねじり剛性を向上させ、スポーティな走りに磨きがかけられる。パワートレーンにも改良が加えられる。
エクステリア
フロントのフォグベゼル、リアディフューザーを専用意匠にし、ベース車から踏襲したワイド&ローなスタンスへと進化を遂げた。ラジエーターグリル(アッパー・ロア)、リアバンパーロアカバーには、GRの‘G’をモチーフにしたスポーティなメッシュタイプへ意匠変更されたほか、専用18インチアルミホイール(切削光輝/センターオーナメント付)、及び、GR SPORT専用エンブレムが採用される。
インテリア
体をしっかりとサポートしてくれるスポーティシート及び専用シート表皮(エアヌバック+合成皮革)が採用され、また内装の加飾は、グロスを抑えたダークメタリック塗装に統一された。
ヤリスクロス モデルチェンジ まとめ
- 2020年8月 発売
- 2022年8月 一部改良、GR SPORT追加など
- 2023年1~2月 オーダーストップ、受注受付停止中
- 2024年序盤(2月頃)にマイナーチェンジで後期型の発売予想