ランドクルーザープラドが2017年秋マイナーモデルチェンジ予定、後期型へ

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トヨタ・ランドクルーザープラドのモデルサイクルは延長

現行ランドクルーザープラドは2009年のフルモデルチェンジ発売以来、販売期間が8年に及ぶ。これまでの6年前後のモデルサイクルを既に過ぎているが、2017年秋にマイナーモデルチェンジの実施が予定されている。現行型はリフレッシュを受け販売期間が延長される。

(写真は現行ランドクルーザープラド)

トヨタ ランドクルーザー プラド

ランドクルーザープラドはライバルモデルが増えたが意外にも売れている

ランドクルーザーの派生モデルとしてデビューしたプラドのネームは1990年から使われた。日本や欧州の都市部における市場では、ランドクルーザーほど本格的なオフロード走行や積載性は必要とされないケースが多い。プラドでは、舗装路での快適性を求めつつ雪道や趣味のアウトドアにも対応する走破性と、取り回しの良いボディサイズ、さらにはプレミアムイメージも与えられ、シティSUVのポジションを確立してきた。

ランドクルーザープラド リアコンビネーションランプ ランドクルーザー プラド トヨタ

振り返ってみると、ランドクルーザープラドが近年トレンド化してきたプレミアムクロスオーバーSUVの先駆けであったと思わせる部分があるが、これは逆に言えばライバルが増えたということである。具体的には、トヨタグループ内でレクサス・RXシリーズが台頭し、あるいはBMW・X3およびX5、アウディ・Q5、メルセデスベンツ・GLCといったようにドイツ系プレミアムブランドにおいてもラインアップが拡充している。

ランドクルーザー プラド 2014

そんなかランドクルーザープラドの販売台数は昨年2016年で1万7310台となった。フルモデルチェンジから時間が経っていることを考慮しても、意外にも売れているといった印象ではないだろうか。 今秋のマイナーモデルチェンジではフェイスリフトが実施され、現行の2013年マイナーモデルチェンジの中期型に続く、後期型としての扱いとなるだろう。パワートレインは特に変わりなく、2.8Lディーゼルエンジンと2.7Lガソリンエンジンの2タイプが継続される。車格的には、セーフティセンスPの標準装備が予想される。

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