トヨタ・アクア、2017年5月の改良でフェイスリフトが盛り込まれる可能性も

トヨタ

アクア、マイナーモデルチェンジでエクステリアを変更しモデルサイクル延長か

トヨタのハイブリッドコンパクトカー、アクアが2017年5月に改良を受ける見込みとなっている。

(写真は現行アクア)
アクア

アクアは2011年にBセグメントクラスのハイブリッド専用車として登場したモデルで、2014年にはフェイスリフトが盛り込まれるマイナーモデルチェンジを受けている。その後、2017年に入ってからは同じBセグメントカーのヴィッツにハイブリッド仕様が追加発売され、以降はアクアの存在感が少し薄れた印象である。それでもアクアは販売台数の面ではヴィッツに抜かされることはなく、モデル末期となった現在も月販1万台規模の水準を維持している。

アクア 2015年

ヴィッツハイブリッドが追加発売された、アクアの販売減少は一過性と考える

そんな大人気のアクアであるが、かつては月販2万台を超える月もあったほどで、この頃を思えばリフレッシュによる販売台数の伸びしろはまだまだありそうだ。今回の改良がどの程度の内容になるのかまだ公表されていないが、フェイスリフトが盛り込まれるという噂もあり、マイナーモデルチェンジに相当するような変化となれば2018年とされていたフルモデルチェンジ時期は先延ばしになる可能性もあるだろう。

(写真はヴィッツハイブリッド)
ヴィッツハイブリッド ヴィッツハイブリッド エンジン

一方でヴィッツハイブリッドは2017年2月の販売台数で4790台という結果であった。欧州で販売されてきたヤリスハイブリッドでの実績があるため開発費用がほとんどかかっていないことを考えれば、トヨタにとっても存在意義のあるモデルとして成立しているのではないだろうか。それにしてもBセグメントハイブリッドカーを2車種ラインアップできるのはトヨタならではといったところだ。

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