トヨタ・センチュリーがフルモデルチェンジ発売、V8ハイブリッド搭載

トヨタ

新型センチュリー、エクステリアはキープコンセプト

センチュリーが約21年ぶりのフルモデルチェンジを受けて2018年06月22日に発売日を迎えた。1967年の初代型から通算で3代目モデルとなる。

(写真は新型センチュリー)
センチュリー

トヨタのフラグシップモデルとして風格のあるエクステリアは、コンセプトを変えること無く踏襲された。
一方で、搭載されるパワートレインはハイブリッド化を遂げて、先代モデルからの進化が見られる。

センチュリー フロントグリル センチュリー リアコンビネーションランプ

新型センチュリーは2UR-FSE型V8 5.0Lハイブリッドを搭載

メインユニットのV8 5.0Lガソリンエンジンは最高出力381ps、最大トルク52.0kgfm。これに加わるアシストモーターは最高出力224ps、最大トルク30.6kgfmのスペックで、システムトータルでは431psの出力パフォーマンスとなる。JC08モード燃費は13.6km/Lを達成。バッテリーシステムはニッケル水素式が採用される。

センチュリー インテリア センチュリー リアインテリア

これは、レクサスLS600h(先代型)で採用実績のある2UR-FSE型のハイブリッドシステムをベースにセンチュリー向けにチューニングされたもの。技術的には最新型とまでは言えないが、出力パフォーマンスや燃費性能よりもむしろ、信頼性や安全性をより重視した結果だろう。トヨタのショーファードリブンとして最も相応しいパワートレインと考える。

トヨタ センチュリー

ホイールベースは先代モデルから65mm延長され、3090mmとなる。後席居住スペースは拡大された。

センチュリー リアシート センチュリー 後席

新型センチュリーの車両価格は1960万円に設定された。発売前から多数のオーダーを受け付けているが、月販目標台数はわずか50台。しばらくは納期が長くなりそうだ。

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