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日産・ノート e-POWERの初期受注が好調、シリーズ合計月販15784台で首位

ノートが販売台数ランキングトップに、アクア、プリウスを上回る

ノート e-POWERは2016年11月2月に発売されたモデル。同月におけるノートシリーズ全体の販売台数が15784台に達し、車名別ランキングで首位となった。

(写真はノートe-POWER)
ノート e-POWER フロントグリル

ノートが属するBセグメントのコンパクトカー市場は、国内の自動車メーカーのいずれもが力を入れる激戦区となっている。なかでもノートは全長4.1mというやや大きめのボディサイズにより、広い室内空間とスタイリッシュなエクステリアが与えられ、存在感を示してきた。ただし、ノートはハイブリッドシステム搭載モデルのラインアップが遅れ、販売台数という意味では物足りないものがあった。

ノート e-power 発表 ノート e-POWER 日産2016

新型ノート e-POWERの販売台数はいつまで維持できるか、実はアクアより少し大きいボディサイズ

今秋発売されたノート e-POWERは、念願のハイブリッドパワートレインが搭載されたモデルとなる。同セグメントではアクアやフィットハイブリッドといったハイブリッド車が先行して人気を獲得してきたが、いずれも駆動力をエンジントルクからも得ることができるシリーズパラレル方式ハイブリッドが採用される。

e-power ハイブリッド

ノート e-POWERでは駆動力をモータートルクだけに頼ったシリーズ方式ハイブリッドが採用される。EVのリーフの技術がベースとなっており、これに発電専用の直3 1.2Lエンジンを組み合わせたシステムとなる。

ノート e-POWER インテリア ノート e-POWER シート

シリーズ方式ハイブリッドは構造がシンプルではあるが、コストと燃費性能の両面でシリーズパラレル方式ハイブリッドに劣る部分が多く採用実績は少ない。それでもコストダウンと技術革新により、何とかアクアと並ぶモデルとして市販化にたどり着いたのがノート e-POWERというわけだ。

ノート e-power 日産

ノート e-POWERのJC08モード燃費は37.2 km/Lであるがこれはエアコンレスモデル。エアコン付きモデルでは34.0km/Lとなっており、これが実質的な燃費スペックと見たほうがいい。一方で、アクアはJC08モード燃費37.0km/Lのモデルが中心となっており、ノート e-POWERはこれに及んでいないことがわかる。ただし、ノート e-POWERのボディサイズの方が大きいことを考慮すれば、ノート e-POWERの燃費性能もかなり優秀。さらに室内も広いとなれば、ノート e-POWERを選ぶユーザーは今後も続きそうである。

#1 匿名さん2016/12/21(Wed)17:35:55
アクアの実質的なカタログ燃費は33.8km/Lですよ。
#2 匿名さん2016/12/21(Wed)20:50:34
アクアは売れ筋のGが37.0だから実質のカタログ燃費は間違ってないと思うぞ
33.8っておまけみたいな存在のX-URBANだろ?
#3 匿名さん2016/12/22(Thu)12:47:05
いやいや、オプション付けたら33.8だから1が正解でしょ
#4 匿名さん2016/12/24(Sat)01:41:51
予想外の売れ行きに驚きだ。\(^o^)/
充電時間を気にしならくなるのは良いな。
好調なら充電バッテリーを強化するか、プラグインも搭載するかの選択肢も出てくるかもね。コアの日産ファンでリーフからの乗換がどうなるか…若干心配。
#5 匿名さん2016/12/27(Tue)03:49:02
エアコンレスて…。

必死すぎ。
#6 匿名さん2016/12/28(Wed)12:56:22
モデルサイクル後半のライバル車に今追いついたのか……大丈夫か?技術の日産。
#7 匿名さん2017/01/02(Mon)01:37:10
技術の日産とか笑うは
テストコースも開発施設も売り払い、エンジニアも育てない姿勢。
バッテリーとかプラグインだのカタログオタの寝言。
まともなトランスミッション開発しろや
スバルから買ったCVT技術もスバルに逃げられはや10年以上で、スバルの新しいCVTは随分先行ってますよ。
#8 匿名さん2017/01/02(Mon)09:11:54
レンジエクステンダーをアクアとタメを張れるレベルで発売させたのは結構な技術レベルかと
そもそもトランスミッションなんて必要ないしね
エンジンも定速回転専用でイチから作り直せば効率も排ガスも良くなるし、伸びしろがまだまだありそう
#9 ふむ2017/01/04(Wed)21:38:08
日産製エンジンがRE用だけにならなきゃいいけど。

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過去記事(2016/11/27)

日産・ノート e-POWERの受注が好調、約78%がハイブリッド車を選択

ノート e-POWERが想定を超える受注、シリーズ式ハイブリッド搭載

日産・ノート e-POWERが2016年11月2日に発売されたが、その受注状況が好調となっている。発売約3週間後のノート シリーズ全体受注台数は2万台を超えており、これは計画の2倍を超える水準となった。

(写真はノート e-POWER)
ノート e-POWER フロントグリル

現行ノートは2012年より販売されるモデルであるが、今回はマイナーモデルチェンジということでフェイスリフトを受けている。従来型パワートレイン搭載モデルについても販売台数が伸びるタイミングでもある。

ノート e-POWER 日産2016

そんななか追加発売されたのが、e-POWERと名付けられた新開発パワートレイン搭載モデルである。これは発電専用の直3 1.2Lガソリンエンジンとリーフ譲りの駆動モーター、リチウムイオンバッテリーから構成されるシリーズ式ハイブリッドとなる。

e-power ハイブリッド

ノートシリーズ全体からの比率では、e-POWERグレードが約78%を占める結果となり、これは当初予想の60%を大幅に上回った。グレード別の内訳はe-POWER Xが47%、e-POWER MEDALISTが31%、e-POWER Sが0%となる。燃費特化グレードのe-POWER SはJC08モード燃費37.2km/Lとクラストップであるが、エアコンが付かないといった致命的な弱点があり、やはりほとんど受注が無い。

ノート e-POWER Sはエアコン無しでクラス最高燃費、2017年新型アクア予定

ノート e-POWERに搭載されるシリーズ式ハイブリッドは構造がシンプルではあるが、燃費性能と車体コストで比較した場合、アクアに代表されるシリーズパラレル式ハイブリッドよりも不利である。それでもe-POWER Sのような燃費特化グレードであれば、名目上でアクアの燃費性能を上回ることができたのは技術の進歩を感じさせる。

(写真は現行アクア)
アクア

ただし、アクアのTHSⅡは旧式でありフルモデルチェンジが2017年に迫っている。プリウスの新型THSⅡの1.5L版の搭載により、JC08モード燃費は43km/L前後になることが予想されている。残念ながらノート e-POWERの人気も長く続きそうに無い。

過去記事(2016/11/03)

ノート e-POWERエアコン有りは195万9120円から、JC08モード燃費34.0km/L

ノート e-POWER発売、日産が小型HVセグメントへシリーズ式ハイブリッドで挑む

日産・ノート e-POWERが2016年11月2日発売された。従来型パワートレイン搭載モデルもマイナーモデルチェンジを受け、後期型へ移行している。

(写真は新型ノート e-POWER)
ノート e-POWER フロントグリル

ノート e-POWERは日産初のコンパクトハイブリッドカーとなる。ライバルはトヨタ・アクア、ホンダ・フィットハイブリッドといった登録車販売台数ランキングでもトップクラスのモデル。ただし、ノート e-POWERがライバル車を凌ぐ人気モデルとなるかは、結論から言うと少し難しいかもしれない。

ノート e-POWER 日産2016 ノート e-POWER インテリア

ノート e-POWER、シリーズ式ハイブリッドではパラレル・シリーズ式に勝てないのか

新型ノート e-POWERのグレードラインアップは、e-POWER Sが177万2280円、e-POWER Xが195万9120円、e-POWER MEDALISTが224万4240円、e-POWER X モード・プレミアが220万7520円となる。

ノートe-POWER X モード・プレミア ノートe-POWER X モード・プレミア リアコンビネーションランプ

ノート e-POWER Sは空調装備がダイヤル式のマニュアルヒーターとなっており、エアコンは装備されない。実質的には約196万円のe-POWER Xが通常ユーザーが購入の対象となるエントリーモデルと考えていいだろう。JC08モード燃費は34.0km/Lということになり、これはアクアの37.0km/L、フィットハイブリッドの36.4km/Lよりも劣る。車両価格を比較してもノート e-POWERはライバル車よりも高く、分が悪い状況だ。

e-power ハイブリッド ノート e-POWER シート

ノート e-POWERはシリーズ式ハイブリッドが採用されている点も話題の一つとなっている。駆動力は電気自動車のリーフと同じく電気モーターのみから得ることになり、発電専用として直3 1.2Lガソリンエンジンが搭載される。シリーズ式ハイブリッドは、アクアやフィットハイブリッドのパラレルシリーズ式ハイブリッドよりも単純なシステムではあるが、コストと効率の両面で不利と考えられこれまで同クラスで採用されなかった。

(写真はスイフトEVハイブリッド)
スイフトEVハイブリッド 東京2011

かつてはスズキがスイフトをベースにシリーズ式ハイブリッドのコンセプトモデルを発表していたが、これは市販モデルとして実現されなかった。2016年末に発売予定のスイフトハイブリッドは、パラレル式ハイブリッドを採用する。

過去記事(2016/10/26)

ノートe-POWER SのJC08モード燃費は37.2km/L、普及グレードは34.0km/L

日産ノート e-POWER Sはエアコンレス、37.2km/Lでクラス最高燃費

ノートe-POWERの公式発表が2016年11月2日に迫り、その詳細スペックが次第に判明しつつある。JC08モード燃費は37.2km/Lとなる見込みとなった。

(写真は現行ノート)
日産ノート

ノート e-POWERの燃費性能は、プリウスの37.2km/Lと同値、アクアの37.0km/Lを上回ることになる。

ノート リアコンビネーションランプ

ただし、この37.2km/Lのモデルはノート e-POWER Sと名付けられた燃費特化グレードとなる。装備の簡略化により軽量化され、税込み車両価格としては177万2280円が設定される。そしてこの装備の簡略化が問題で、エアコンレスになる見込み。ライバルとなるトヨタ・アクアにも燃費特化グレードは存在するが、リアウィンドウが手動式になる程度のことであり、商用車グレードとしては十分使えるものであった。ノート e-POWER Sはクラス最高燃費を謳うためだけに設定されたグレードと考えて良さそうだ。

ノート e-POWER Xは34.0km/L、日産のシリーズ式ハイブリッドは実質的にアクアのTHSⅡに劣る

普及モデルはノート e-POWER Xということになり、JC08モード燃費は34.0km/L、税込み車両価格は195万9120円となる。このほかフラグシップグレードとして、ノート e-POWER メダリストが224万4240円に設定される。

(写真はトヨタ・アクア)
アクア

アクアは幅広いグレードで37.0km/Lを達成しており、結局のところ日産のシリーズ式ハイブリッドを搭載したノートe-POWERは、燃費性能の面でアクアに及ばなかったことになる。さらにアクアはモデル末期であるから、2017-2018年頃とされるフルモデルチェンジで現行プリウスの新世代THSⅡのダウンサイズ版を搭載させ、大幅に燃費性能を上げてくることが予想される。

過去記事(2016/10/22)

ノート e-POWERが11月発売、シリーズ式ハイブリッド搭載で177万2280円から

ノートにハイブリッドモデル追加、11月マイナーモデルチェンジ

日産はノートのマイナーチェンジを2016年11月2日に正式発表する見込みとなっている。これには、e-POWERとして、新開発のシリーズ式ハイブリッド搭載モデルが追加設定される。

(写真は現行ノート)
日産ノート

新型ノートe-POWERに設定される消費税込み車両価格は、e-POWER Sが177万2280円、e-POWER Xが195万9120円、e-POWER MEDALISTが224万4240円と予定されている。このクラスのハイブリッドカーでベンチマークとなっているトヨタ・アクアは、Lグレードが176万1382円からという値付けであるから、これとほぼ同じエントリー価格が設定された。

(写真はトヨタ・アクア)
アクア

ノートe-POWER SやアクアLは、一般向けとしては装備が簡略化しすぎている。約196万円に設定されたe-POWER Xがノートハイブリッドの実質的な車両価格となりそう。細かい装備の違いや値引きにもよるが、アクアやホンダ・フィットハイブリッドと同じぐらいの価格帯と考えてよさそうだ。

(写真はホンダ・フィットハイブリッド)
フィット ハイブリッド

ノートe-POWERはリーフの109psモーターと1.2L発電専用エンジンを搭載

ノートe-POWERとそのライバル車との大きな違いは、ハイブリッドシステムにある。アクアやフィットハイブリッドは、速度が上がるにつれてエンジントルクによる走行に移行するが、ノートe-POWERは常にモーターからのトルクによって走行する。

(写真はリーフ)
日産 リーフ

ノートe-POWERにはリーフで実績のある109psのモーターが搭載され、電気自動車に近いシステムとなる。バッテリー容量の大幅削減でコストダウンされ、代わりに直3の1.2Lエンジンが発電専用として使われる。

過去記事(2016/09/26)

ノートe-POWERの発売日は11月2日、マイナーモデルチェンジでハイブリッド追加

日産がノートのマイナーモデルチェンジでハイブリッド車を追加ラインアップ

今秋はノートのマイナーモデルチェンジが実施されるということであったが、2016年11月2日を発売日とする日程で進められつつある。ノートは後期型となりフロントデザインを中心に表情が変えられることになる。そして、ハイブリッドモデルが追加されるというのも大きな目玉で、ノートe-POWERとしてラインアップされることになった。

(写真は現行ノート)
日産ノート フロントグリル

ノートe-POWERは電気自動車リーフと同タイプのモーターが搭載されたEVベースのハイブリッドとなる。直3 1.2LのNAガソリンエンジンが搭載されるが、これは発電専用としてつかわれ、高効率でエンジンノイズが低い2000~2500rpmの回転数をメインに動作する。

従来車同様にガソリン給油によるエネルギー補給となるため、EVのデメリットであった航続距離の問題は無い。

(写真はリーフ)
日産 リーフ

ノートe-POWERはシリーズ方式ハイブリッドの採用で、アクアの燃費性能を超える

そんなノートe-POWERの燃費性能はライバルであるアクアのJC08モード燃費37.0km/Lを超えることが予測され、その数値は40km/Lに達することが見込まれる。

(写真はトヨタ・アクア)
アクア

燃費性能でこれだけ優位に立つことができれば、ノートe-POWERには廉価グレードが設定されないかもしれない。アクアはグレードLの176万1382円をエントリー価格とするが、ある程度の装備が標準化されたグレードSの188万7055円あたりからを購入の対象とするユーザーが多いだろう。フィットハイブリッドはアクアより10万円近く安い価格設定だ。そんな中では、ノートe-POWERの車両価格は高くとも200万円以内というのが、現実的なラインと考える。

そして、アクアのTHSⅡは先代プリウスの1.8L THSⅡをベースに排気量を1.5Lにダウンサイズされたものであった。トヨタは新型プリウスで1.8L THSⅡを新世代型へと切り替えており、この技術はまだアクアには採用していない。e-POWERを採用するノートハイブリッドがアクアの燃費性能を追い越せば、トヨタもアクアに新世代THSⅡを採用してくることになるだろう。

過去記事(2016/09/08)

ノートが11月マイナーモデルチェンジ、現行型生産停止でハイブリッド追加

日産ノートが後期モデルへ、ハイブリッドモデルでアクア、フィットに対抗

ノートハイブリッドは2016年11月の発表、発売となる見込み。既に現行型ノートの生産はストップしており、同時に実施されるマイナーモデルチェンジに向けた準備が進められている。

(写真は現行ノート)
日産ノート

現行ノートは2012年より販売されるモデル。ライバル関係にある国内のBセグメントカーは、トヨタ・アクア、ホンダ・フィットといったハイブリッドモデルが販売の主力となっている。そんななか、小型車向けハイブリッド技術で遅れていた日産は、直3 1.2Lのスーパーチャージャー付きガソリンエンジンを導入するなど、他の国内メーカーとは異なる手法で環境性能を達成してきた。

ノート リアコンビネーションランプ 日産ノート 2015

小排気量エンジン+過給器によって燃費性能を向上させる手法は、主にフォルクスワーゲンなど欧州系のメーカーが採用してきたが、日本市場では市街地走行において燃費特性が出やすいハイブリッドが好まれる傾向にある。ノートハイブリッドの登場が待ち望まれる状況にあった。

ノートハイブリッドはシリーズ方式を採用、従来型パワートレインもエクステリア一新

ノートハイブリッドに採用されるのは新開発のシリーズ方式ハイブリッドとなる。発電専用の1.2L NAガソリンエンジンが搭載され、駆動は電気自動車のリーフで実績のあるモーターのみによって行われる。トヨタやホンダのハイブリッドとは全く異なるシンプルなシステムとなっており、車両価格とJC08モード燃費がどの程度になるかが期待される。

(写真はリーフ)
日産 リーフ

また、従来型パワートレイン搭載モデルも含めて、マイナーモデルチェンジということでエクステリアは大幅に変更となる。ノートは後期型へ移行される。

過去記事(2016/07/24)

日産ノート ハイブリッドは、アクア、フィットHVより安くなる可能性、12月発売

ノートハイブリッドは2016年11月に正式発表される見込み、燃費性能はどうなるか?

日産のコンパクトカー、ノートにハイブリッドモデルが追加発売されることは、これまでにもお伝えしてきた。これは2016年11月にも正式発表され、車両価格やJC08モード燃費などのスペックが明らかとなる見込み。その後、年内12月に発売日を迎えるスケジュールで開発が進められている。

(写真は現行ノート)
日産ノート

ノートは、ハイブリッドモデルの追加と同時に、通常モデルも含めたマイナーモデルチェンジが計画されている。エクステリアは写真の現行モデルと少し印象が変わることになる。

ノート リアコンビネーションランプ 日産ノート 2015

ノートハイブリッドは新開発シリーズ式ハイブリッド、リーフのEVシステムがベース

ノートハイブリッドに採用されるシステムは日産が独自に新開発したものとなる。

トヨタ・アクア、ホンダ・フィットHVがこのクラスを代表するハイブリッドカーとなっているが、これらはエンジントルクとモータートルクの両方から駆動力を得るものであった。

(写真はリーフ)
日産 リーフ

新型ノートハイブリッドに搭載される日産の小型車向けハイブリッドは、電気自動車リーフのEVシステムに発電専用の1.2Lエンジンを追加。そしてバッテリー容量を減らすことでコストダウンさせたものとなる。駆動力はモータートルクのみから得る非常にシンプルなハイブリッドシステムで、シリーズ式ハイブリッドとも呼ばれる。

(写真はリーフのリチウムイオンバッテリーユニット)
日産リーフ バッテリー

そして、リチウムイオンバッテリーの容量で、燃費性能と車両価格が決まってくることになるが、ノートハイブリッドはややコスト優先にセッティングされる見込み。アクアやフィットHVより低価格に設定されることになれば、市場に与えるインパクトは大きくなりそうだ。

過去記事(2016/07/10)

ノートハイブリッドの車両価格170万円前後を予想、フィットHVとアクアに対抗

ノートハイブリッド、レンジエクステンダー方式で2016年秋発売

最近の日産では、軽自動車の燃費不正問題から三菱自動車の買収に至るニュースが注目を集めたが、新型車の開発も順調に進んでいる。そんななか、今秋の発売が予定されているノートハイブリッドは、トヨタとホンダが主導権を握るコンパクトハイブリッドカーの流れを大きく変えるモデルとなりそうである。

(写真は現行ノート)
日産ノート フロントグリル

ノートハイブリッドの車両価格は、ライバルを意識し170万円程度か

ノートハイブリッドに搭載されるハイブリッドシステムは、リーフの電気モーターをメインに発電専用ガソリンエンジンとリチウムイオンバッテリーを装備したシリーズ式が採用される。EVのシステムでは給電スタンドが少ないことや、エネルギー補給に多くの充電時間が必要になることから、ロングドライブには不向きな面もあった。ノートハイブリッドに採用されるシステムは従来のガソリン給油によるエネルギー補給ができるため、航続距離が問題とならない。別名レンジエクステンダーとも呼ばれるこのシステムは、レジャーなどで長距離を走行する用途にも対応する。

(写真はアクア)
アクア

また車両価格については、直接的なライバルとなるトヨタ・アクア(176万1382円~)、ホンダ・フィットハイブリッド(169万円~)を意識したものとなる。ノートハイブリッドは消費税込み170万円前後~に設定されることが予想される。

(写真はフィットハイブリッド)
フィット ハイブリッド

ノートハイブリッドのシステム詳細は、2015年のフランクフルトモーターショーで示された次期ジュークコンセプトのGRIPZにて公開済みであり、これによるとモーター出力もリーフと同じ80kWとなる可能性が高いだろう。エンジン排気量は1.2Lとなる見込みだ。ただしリチウムイオンバッテリーの容量についてはまだ未確定な要素が大きい。これは目標価格優先で、コストにあったバッテリー容量が決められていくと予想される。

(写真はGRIPZコンセプト)
次期ジューク Vモーショングリル

ノートハイブリッドの発売は2016年11月にスケジュールされている。またビッグマイナーチェンジのタイミングでもあることから、エクステリアとインテリアも改変され、従来型パワートレインのモデルも含めて後期型へシフトすることになる。

過去記事(2016/06/23)

ノート ハイブリッド2016年11月発売見込み、レンジエクステンダーHV

日産がコンパクトカー向け、レンジエクステンダーハイブリッドを新開発

日産の主力コンパクトカー、ノートのハイブリッド化が迫っている。発売時期は以前のレポートより若干遅れ、2016年11月頃が想定される。

(写真は現行ノート)
日産ノート

日産のレンジエクステンダーハイブリッドはTHSⅡを超えることができるのか?

ノートハイブリッドに搭載されるのは、日産が新開発するレンジエクステンダー方式のシステムとなる。別名シリーズ式ハイブリッドとも言われるこのシステムは、発電専用のガソリンエンジンが搭載され、電気モーターのみから駆動力を得る。リチウムイオン式による駆動用バッテリーも搭載され、日産がリーフなどで実績があるEVパワートレインに近くなる。

(写真はリーフ)
日産 リーフ

従来車同様にガソリン給油によるエネルギー補給がメインであるから、現在のインフラに馴染みやすく、EVのように航続距離が気にならないというのがメリットとなる。

(写真はスイフトEVハイブリッド)
スイフトEVハイブリッド 東京2011

これまでレンジエクステンダー方式のハイブリッドは、スズキがスイフトの車体をベースに開発を進めてきたが、これは市販化されなかった。二輪メーカーでもあるスズキは、小さな排気量のエンジンの採用も試みたようだ。レンジエクステンダーハイブリッドは、構造がシンプルで開発のハードルが低そうに感じるが、ガソリンエンジンを発電専用に使うことはあまり効率が良くない。燃費性能でトヨタやホンダのシステムに勝つのは難しいかったのではと考える。

(写真はGRIPZコンセプト)
日産GRIPZ

日産のレンジエクステンダー ハイブリッドは、昨年秋のフランクフルトモーターショー2015で公開されたGRIPZコンセプトに搭載されおり、そのいくらかの仕様が明らかとなっている。モーターのパフォーマンスは、最高出力80kW、最大トルク254Nmとなっており、これはリーフの仕様と同じである。発電専用エンジンの排気量は1.2Lとなる。

日産ノート フロントグリル

今秋のノートハイブリッドの登場と同時にノートはビッグマイナーチェンジを受ける。フロントフェイスは新たなエクステリアが与えられることになるだろう。

過去記事(2016/05/10)

日産ノートにハイブリッドが2016年10月のマイナーモデルチェンジで追加

日産ノートに新開発シリーズ式ハイブリッドを搭載予定、秋のMC

日産のコンパクトカー、ノートにハイブリッドモデルが追加されることは以前のレポートでもお伝えした通り。その発売日が2016年10月頃となる見込みだ。

(写真は現行ノート)
日産ノート

2012年に2代目モデルとしてデビューしたノートは、今秋のタイミングで後期型へマイナーモデルチェンジされることになる。エクステリアは変更され大幅リフレッシュを受けることになるが、なかでも最も注目されているのがハイブリッドエンジン搭載モデルの追加である。

ノート リアコンビネーションランプ

ノートハイブリッドはリーフのEV技術が直接流用される、レンジエクステンダー方式

ノートハイブリッドはレンジエクステンダー方式が採用される見込み。これはシリーズ式ハイブリッドシステムとも呼ばれるもので、エンジンは発電専用、駆動力は電気モーターのみから得るシステムとなる。

日産は2015年のフランクフルトモーターショーで次期ジュークと噂されるグリップス コンセプトを発表。これに搭載されていたのがPure Drive e-Powerと名付けられた新開発のシリーズ式ハイブリッドであった。そのパフォーマンスは最高出力80kW、最大トルク254Nmということで、これは電気自動車リーフのモーターが流用されたことを意味する。

(写真はGRIPZコンセプト)
GRIPZコンセプト 次期ジューク

このPure Drive e-Powerは、先にノートハイブリッドとして市販化されることになる。発電専用エンジンの排気量は1.2Lになる見込みだ。

(写真は新型ティーダ中国仕様)
ティーダ

日産は北京モーターショー2016で新型ティーダを発表したばかりであるが、これはおそらく日本発売されないだろう。日本市場ではワンサイズ小さいノートが主力ということで、新開発ハイブリッドの投入で独自の進化を遂げることになる。

過去記事(2016/02/23)

日産がノートEVを2016年秋に発売予定、月間7000台規模の生産を計画

日産がノートEVを量産体制へ、アクアとフィットHVに対抗するモデル

日産がノートの車体をベースにしたプラグインハイブリッドモデルを計画中であることは前回レポートでお伝えした通り。その販売規模は月間7000台レベルに達する見込みで、トヨタ・アクアやホンダ・フィットハイブリッドと肩を並べる水準となることになった。

(写真は現行ノート)
日産ノート フロントグリル

ノートEVはレンジエクステンダー方式のハイブリッド、発電専用エンジン搭載

ノートのプラグインハイブリッドモデルは、実質的にはノートEVに相当する電気自動車となる。駆動はモーターのみによって行われ、このあたりはリーフの技術がベースとなる。リーフではバッテリーの給電方法が外部電源からのチャージのみであったが、ノートEVでは発電専用のガソリンエンジンが搭載される。シリーズ式あるいはレンジエクステンダーと呼ばれるハイブリッドシステムとなり、EVの課題であった給電スタンドが少ないという問題が解消されることになる。

(写真はリーフ)
日産 リーフ

エネルギーの補給手段として従来のガソリン給油が可能となり、航続距離の問題は解消される。日常の近距離走行では、給電スタンドからの充電により、ガソリン無しでの走行となるだろう。

(写真はトヨタ・アクア)
アクア

月間7000台という計画販売台数から予測するに、ノートEVの車両価格はアクアやフィットハイブリッドに近くなるはず。この台数が売れるコンパクトハイブリッドとなれば車両価格として180万円程度である必要がある。

(写真はホンダ・フィットハイブリッド)
フィット ハイブリッド

既に、駆動用リチウムイオンバッテリーの供給元としてパナソニックが決定しており、量産準備も着実に進められている。2016年秋の発売が現実的となってきた。

過去記事(2015/07/08)

日産・ノートがマイナーチェンジ、ツートンカラー設定と自動ブレーキ標準装備

新型ノートはエマージェンシーブレーキを標準装備、JC08モード燃費は26.8km/L

日産のノートが2015年7月7日にマイナーチェンジを受けた。

(写真は新型ノート)
ノート 日産

現行型ノートは2012年にフルモデルチェンジされたモデルであった。デビューから3年が経過するタイミングでのマイナーチェンジは、安全運転支援システムの標準装備化、燃費性能向上、ツートンカラーモデルの追加が主な内容となる。

(写真はノートメダリスト)
ノートメダリスト

日産は2015年秋までに主力車種へのエマージェンシーブレーキの標準装備化を宣言していた。その公約に従い、ノートの新ラインアップではNISMO、NISMO Sを除く全グレードにおいて自動ブレーキシステムが標準装備される。

ノート インテリア

また、スーパーチャージャー付きのHR12DDR型エンジンのアイドリングストップシステムは、停車前からエンジン停止するタイプへ改良される。これによりJC08モード燃費は従来型25.2km/Lから新型26.8km/Lへ向上する。

新型ノートのエクステリアに変更点は無し?、ツートンカラーの設定でリフレッシュ

ボディカラーでは、ルーフ、サイドミラー、アウトサイドドアハンドルがホワイト系に別色ペイントされたツートンカラー仕様が用意される。シャイニングブルーおよびインペリアルアンバーの2色に設定される。3年前のデビュー時は、上位車種のティーダと実質的な車種統合であったため、上品なイメージも意識されていた。今回はその縛りが解かれ、流行色でもあるツートンカラーが取り入れられた。

ノート インペリアルアンバー

カラーリングを除いては、エクステリアで大きな変更点が無いのが寂しいところか。

過去記事(2015/04/26)

ノート ハイブリッド2015年東京モーターショー発表予測、日産初のコンパクトHV

日産がノートハイブリッドとしてBセグメント向けの1.2Lスーパーチャージャーハイブリッド

日産のBセグメントコンパクトハッチ、ノートにハイブリッドモデルが追加される計画となっている。

(写真は現行ノート)
日産ノート 2013

今年2015年の日産はキューブ後継のコンパクトミニバンを除いて、フルモデルチェンジ相当の新型車発売に向けて動きが少ない。ただしハイブリッド技術については大きく進化することになる。

日産ノート 東京モーターショー2013

ノートハイブリッドの追加により日産は4タイプのハイブリッドシステムをラインアップ

日産これまで上級車向けのハイブリッドパワートレインを優先して開発してきた。日本市場向けにはフーガ、シーマ、スカイラインに搭載される1モーター2クラッチ式のV6 3.5Lハイブリッドがこれにあたり、その実績は大きい。

(写真はV6 3.5L ハイブリッドパワートレイン)
日産V6ハイブリッドパワートレイン

また、海外モデルのパスファインダーおよびインフィニティQX60に搭載された直4 2.5Lのスーパーチャージャーハイブリッドにおいても市販実績を持っている。

(写真は2.5L スーパーチャージャーハイブリッド)
直4 2.5L スーパーチャージャー ハイブリッド

そして、今春発売されたばかりなのがエクストレイル ハイブリッドで、新たに直4 2.0Lハイブリッドを市場投入してきた。このハイブリッドユニットはセレナなどの中型車へも採用が広まる見込みとなっている。

(写真はエクストレイルハイブリッド)
日産 エクストレイル ハイブリッド

残るはコンパクトクラス向けのハイブリッドとなるが、これはノートハイブリッドとして2015年秋にも発表される見込みとなっている。おそらく10月の東京モーターショーが発表の場となるだろう。

(写真はJC08モード最高燃費のトヨタ・アクア)
アクア

ノートハイブリッドに搭載されるユニットは、現行の直3 1.2Lガソリンエンジン+スーパーチャージャーをベースにモーターアシストが追加されたシステムとなる見込み。燃費性能はJC08モード37.0km/Lのアクアや同36.4km/Lのフィットハイブリッドがベンチマークとなり、JC08モードで37km/L前後の達成が必須条件となるだろう。

過去記事(2013/03/14)

ノート欧州仕様はディーゼルエンジン搭載、ジュネーブモーターショー2013で公開

日産ノートがディーゼルエンジンを搭載して欧州プレミア

日産自動車はジュネーブモーターショー2013でついに欧州市場版『ノート』を公開した。日産ノートと言えば、昨年2012年9月以降日本国内のガソリン車では販売台数ナンバー1を誇っている人気車種である。今回はそのノートが満を持して欧州市場に殴り込むという格好になっているわけで、否が応でも多くの注目を集めており、騒いでいるのは決して日本のマスコミだけではない。
ノート ディーゼル
日産ノート ディーゼル

欧州ノートに搭載されるのはルノー日産アライアンスの1.5Lターボディーゼル

今回発表された欧州版の日産ノートは欧州Bセグメントに投入される。日本でも5ナンバーをキープしつつコンパクトカーらしからむ室内空間の広さと居住性の高さで人気を集めたが、欧州でも同じ戦略で臨むことになるだろう。もちろんそれだけでなくBセグメント初の「アラウンドビューモニター」、日産の安全技術システム「セーフティ・シールド」に基づく安全装置を搭載している。特にアラウンドビューモニターは、車に搭載された4つのカメラの画像を利用して、自分の車の軌道をまるで空から眺めるかのように確認することができる機能で、多くの好評を得ている技術だ。
ノート欧州仕様ディーゼルエンジン搭載
また今回の新型ノートに搭載されるパワートレインは、ルノー日産アライアンス新開発の1.5Lターボディーゼルエンジンで、最大出力90ps、欧州複合モードで燃費27.8km/Lというスペックである。欧州ではここ最近燃費のいいクリーンディーゼルエンジンが主流であり、このあたりからも欧州市場での本気度が伺える仕様となっている。
この欧州版ノートはイギリスのサンダーランド工場で生産される。日本へノートディゼルが逆輸入されることも期待はしたいのだが、その具体的な計画は無い。

過去記事(2013/02/22)

新型ノートにディーゼルエンジン搭載モデルが登場、日本導入の可能性は?

新型ノートが欧州プレミア、ディーゼルエンジン搭載

2013年3月に開催されるジュネーブモーターショーで、日産は新型ノートの欧州デビューを行う見込みである。昨年2012年の同ショーでは、新型ノートの前身となるコンセプトカー、インビテーションが公開されていたことからも新型ノートが欧州市場に投入されるのは当然の流れである。
そして注目されているのが、このノートに新開発のディーゼルエンジンが搭載されるということである。

(写真は新型ノート欧州仕様)
ノート欧州仕様
ノート日産ヨーロッパ

ノート日本仕様に1.5Lターボディーゼルは導入されるのか?

欧州仕様ノートのグレード展開については、現在のところ詳しく公表されていないが、まずこのディーゼルエンジン搭載モデルがラインアップするのは確実だろう。このエンジンは日産がパートナーのルノーと共同開発した新型1.5Lの直4ターボディーゼルであり、欧州で需要の高い小型車向けディーゼルエンジンとして導入が進む見込みだ。これを搭載したディーゼル版ノートの仕様は、最大出力90ps、欧州複合モード燃費27.8km/Lとなる。
この他にスーパーチャージャー付き3気筒1.2Lのダウンサイジングエンジンもグレード展開されることが予想される。

(写真はノート日本仕様メダリスト)
ノート メダリスト
ディーゼル規制の厳しい日本においても、最近ではマツダが積極的にディーゼルエンジン搭載モデルを展開している。その優れた燃費性能と経済性から販売が好調で、ディーゼルエンジンの潜在的需要が見直されている。ディーゼル版ノートの日本導入も期待したいところだが、現在のところ予定は無さそう。新型ノート欧州仕様の生産はイギリスのサンダーランド工場で行われることもあり、日本国内の工場へはこのディーゼルエンジンの生産自体が持ち込まれないのではと考える。
ただ、期待を抱かせるのは、その排気量が1.5Lであること。これをプラスに捉えるなら、日本の税制も視野に入れた排気量で設計されたのではないだろうか。

過去記事(2013/01/26)

日産ノート・メダリストの販売が好調、後期モデルのハイブリッド化に期待

日産・ノートのメダリストが予想を超える販売台数に

昨年2012年9月に日産から発売された新型ノートの受注が好調である。月販1万台ペースで売れており、ハイブリッドを除く登録車で販売台数ナンバーワンの座をキープしている。
ノート メダリスト
この新型ノートで特に注目したいのが上級グレードのメダリストである。当初日産では、全販売台数の10%程度しか売れないのではと予想していたが、実際は20%を超える台数を占めており、高級コンパクトのニーズは意外にも高いようだ。
ノート メダリスト 2012
ノート メダリスト シート

ノート・メダリストがティーダ後継車のニーズを受け持つ

元々は高級コンパクトというコンセプトで開発された車種としてティーダがあったのだが既に販売を終了している。ティーダは2011年に中国市場でフルモデルチェンジを果たしたものの日本市場への導入には至っていない。先代ティーダはマーチベースの5ナンバーハッチバック車ということで日本市場でジャストなサイズであったのだが、現行ティーダは全長、全幅ともに大型化しており日本市場でのニーズと合わなくなってしまった。さらにノートと競合する問題があり、今後も販売される見込みは少ない。
こういった事情のなか、高級志向のノート・メダリストは旧ティーダからの乗り換え需要をしっかりカバーしているようだ。
ノート メダリスト コンパクトカー
日産ノート メダリスト インテリア
さらに今後のノートについて注目すべきなのが、ハイブリッドグレードが投入される可能性があることである。日産のCOO志賀俊之氏の昨年の発言によれば、ノートハイブリッドに相当する車種の開発計画を意味するものがあった。3~4年後あたりと思われる後期モデルへのマイナーチェンジのタイミングでノートハイブリッドが登場するのではと予測する。

過去記事(2012/12/21)

ノート ハイブリッドは発売されるのか?日産が小型車へのHV展開に積極的

ノートのハイブリッド化について日産社内で動きあり

日産のハイブリッドシステムは、これまでフーガ、シーマといった高級セダン、あるいはミニバンのセレナを中心に採用されてきたが、これがコンパクトカーにも展開されることになりそうである。
その根拠となっているのが日産自動車の最高執行責任者である志賀俊之氏による発言で、ハイブリッド化の具体的な車種名として今年2012年にフルモデルチェンジを行った新型ノートが挙げられている。
新型ノート 2012
ノートは、従来モデルの4気筒 1.5Lエンジンから、新モデルでは3気筒 1.2Lエンジンへダウンサイジングしており、不足する出力をスーパーチャージャー過給によって補うシステムが採用されている。この方式のメリットは、大きなコストをかけずに環境性能を向上させることで、VWグループを中心とする欧州の自動車メーカーで先行して採用されてきた。しかし、駆動バッテリーと電気モーターを使うハイブリッドシステムと比較すると、燃費向上効果は小さい。今後さらに厳しくなる燃費競争を勝ち抜くためには、ノートのようなコンパクトカークラスにもハイブリッドシステムの導入を検討する段階に来ていると、日産幹部は認識しているようだ。

ノート後期モデルあたりからハイブリッド導入の可能性か

日産では、リーフの例に見られるように、小型の環境車としては電気自動車(EV)をメインとする戦略をこれまで取ってきただけに、今回のノート ハイブリッドに関する発言は大きな方向転換と捉える見方も多い。

しかし、現段階ではノートのスーパーチャージャー方式が日産としてベストな選択であることは間違いない。燃費性能の優れたHR12DDR型エンジン搭載の新型ノート S DIG-Sグレードは、JC08モード燃費25.2km/Lで144万9千円から。ノートより一回り小さいハイブリッドカー、トヨタ・アクアやホンダ・フィットハイブリッドに対して抜群の価格競争力を持っている。
ノートハイブリッドの実現は、早くとも後期モデルからのタイミングになると予測する。

過去記事(2012/09/20)

新型日産ノートの73%がスーパーチャージャー付き直噴ミラーサイクルエンジン

新型ノート、HR12DDRスーパーチャージャー付き直噴ミラーサイクルエンジンが好調

日産は、既に受注した新型ノートの73%が、スーパーチャージャー付きの直噴ミラーサイクルエンジン(HR12DDR型)搭載グレードであることを明らかにした。
新型ノートは、国内向け主力コンパクトカーとしては初めてとなる過給器付きダウンサイジングエンジンが搭載され、ハイブリッド以外の超低燃費車として注目されている。お買い得なNAエンジン搭載グレードよりも、過給器エンジン搭載グレードが売れたことはその期待の高さを証明しているだろう。

今後、ユーザー実測による実用燃費のデータに注目していきたいところだ。
ノート 2012

新型ノートの販売台数は、やや物足りない

この新型ノート、受注台数については少し物足りなさを感じる一面もあるようだ。
新型ノートを予約した多くが、旧型ノートのオーナーあるいは他の日産車のオーナーであることが多く、乗り換え需要が今のところメインになっている。ユーザーの新規開拓までには至っていないのが実情のようである。
新型ノートの受注台数は2012年9月18日の時点で21,880台。発売日の9月3日からの半月間として考えれば好調な数字のように感じる。ただし、7月16日の発表会後しばらくしてから実質的な予約受付が始まっていたことを考えると、日産としてはそれほど喜べない数字でもあるのだ。
また、新型ノートは車種統合されたティーダの後継車という側面もある。日産としては月1万台ペースで売り続けたい車種なのだが、これが発売直後でしか達成できないというのは問題だろう。
さらに、エコカー補助金のタイミングと合わなかったのも不運と言える。エコカー補助金は現在9月20日の時点でもまだ申請受付中ではあるのだが、納期まで時間が掛かりそうな新型車よりも、確実に補助金が受け取れる車種へ需要が流れている実情がある。
ノート メダリスト
このほか、日産は年齢層別データも公開しておりその内訳は、29歳以下が8%、30~39歳が11%、40~49歳が20%、50~59歳が24%、60歳以上が37%となっており、ユーザーの中心は高年齢層ということになる。若者向けのアピールも今後の課題になるだろう。

過去記事(2012/08/10)

日産新型ノートが9月3日に発売、価格は124万9500円~、全幅5ナンバーサイズ

次期ノートの車両価格、スーパーチャージャー付きは約20万円高

2012年7月にワールドプレミアを迎えた新型ノートの発売日が9月3日となりそうだ。
既に価格情報が出まわっている。

1.2L 3気筒 NAエンジン搭載モデルについては、最安モデルとしてSグレードが124万9500円、Xグレードが129万8850円となる。旧型ノートの最安モデルは、1.5L 4気筒 NAエンジン搭載で129万8850円であったから、新型ノートはエンジンがダウンサイジングした分としての約5万円が値下がりとなった。

そして注目のスーパーチャージャー搭載の1.2Lモデルの価格は、Sグレードが144万9000円、Xグレードが149万9400円となった。NAモデルに対しての差額、つまりスーパーチャージャー代は19万9500円ということになる。
この他、上級グレードのメダリストが167万4750円。4WDのXグレードが155万7150円となっている。
新型ノート 2012
新型ノートの予約受付は既に開始されている。

新型ノートスーパーチャージャーはエコカー免税対象、JC08モード燃費25.2km/L

新型ノート、期待のスーパーチャージャーモデルは約20万円高ということだが、エコカー減税100%対象車となり免税となる。一方で、NAエンジンモデルはエコカー減税75%対象車となる。
さらに、燃費性能はスーパーチャージャーモデルの方が良いようだ。JC08モード燃費は、スーパーチャージャー付きが25.2km/L、NAが24.0km/Lとなり、燃費性能の差は約5%となる。

全長、全高を含めた具体的な寸法は、9月3日に発表される予定となっている。

過去記事(2012/07/16)

新型ノートがワールドプレミア、1.2L直噴スーパーチャージャー搭載

新型ノート、3気筒1.2L直噴スーパーチャージャーエンジン搭載

本日2012年7月16日、日産は新型ノートを発表した。
新型ノート 2012
新型ノートのエクステリアデザインは、コンセプトカーのインビテーションに比べれば、低価格コンパクトカーらしくまとまってしまった。もっとはっきり言えばホンダ顔で、フィット、フリード、エアウェイブ…このあたりの車種を連想させてしまう。
日産HR12DDR(DIG-S) 1.2L直噴スーパーチャージャーエンジン
新型ノートに搭載されるエンジンは、新型のHR12DDR(DIG-S)。マーチに搭載されている1.2Lの3気筒エンジンをベースに、直噴ミラーサイクル化+スーパーチャージャー+アイドリングストップを装備。100%エコカー減税の対象車となり、燃費は25.2km/Lを達成する。
燃費重視型の過給器付きダウンサイジングエンジンの採用は、国産コンパクトカーで初めてとなる。
このほか、マーチと共通エンジンであるNAのHR12DE型を搭載した廉価グレードも用意され、こちらは75%減税になる。

また日産は、この新型ノートが現行ノートだけでなく「現行ティーダ」の客層をカバーするモデルであると、発表した。これにより、中国で販売中の新型ティーダが日本に導入されないことが、改めて確定的となった。
これまでのティーダの客層向けに、新型ノートの最上級グレードとしてメダリストを設定。これには上質表皮のシートやコンパクトカーでは初となるAVMが装備される。

新型ノートは九州工場で生産、9月から販売開始

日本仕様の発売は9月からを予定しており、生産は九州工場で行われる。マーチはタイ生産の輸入車となってしまったが、ノートに関しては国内生産が維持される。
欧州モデルは2013年の発売で、英国工場で生産。この他、北米、アジアでの販売が計画されている。

過去記事(2012/07/12)

次期ノートが2012年7月16日に横浜で発表、ティーダ統合新型コンパクトカー

新型ノートを日産が発表予定、生中継ストリーミング配信あり

日産は、2012年7月16日に横浜で新型グローバルコンパクトのワールドプレミアを行う予定だ。この新型グローバルコンパクトとは、2012年3月のジュネーブモーターショーで公開されたコンセプトカー、インビテーションの市販モデルのこと。つまり、16日に行われるのは、次期ノートの発表ということになる。
7/16の午後7時半より日産チャンネル23TVにて、新型ノート発表の様子がストリーミング配信される予定だ。
(写真は、新型ノートの前身であるコンセプトカーのインビテーション)
インビテーションは新型ノートのコンセプトカー
インビテーション 次期ノート
次期ノートの発表は2012年9月に行われるとされていたので、2ヶ月の前倒しということになる。2012年の夏は、トヨタがポルテとオーリス、三菱がミラージュを発表するスケジュールとなっている。これら新型コンパクトカー勢より早く発表を行うことで、販売促進を狙ったものだろう。
新型ノート、インビテーションのドライバーズシート

ノートに新型スーパーチャージャーエンジンは搭載されるのか

新型ノートは、マーチと共通となるVプラットフォームを採用。全長は現行ノートより大きい4150mm前後になり、日本市場ではティーダと統合される。
今回の発表では、初公開となる市販モデルのエクステリアデザインも注目だが、噂されていたスーパーチャージャー付き1.2L直噴3気筒エンジンが実現するのかも重要なポイントだ。日産は、小型車向けのハイブリッドシステムを持っておらず、小排気量の直噴エンジン+過給器という組み合わせによる燃費性能の向上が望まれていた。
次期ノートとされるインビテーション
新型ノートの生産は、九州工場で行われることが想定される。2012年4月に日産は、「ノート」の生産を九州の生産子会社で7月から開始すると発表していた。この「ノート」というのは「新型ノート」を意味していたことになる。既に、期間従業員を数百人規模で採用する動きもあった。日産は、アジアの低コスト自動車部品を調達しやすい九州を国内の生産拠点として重要視していく方針だ。
8月には長期休暇もあるため、実際の納車は9月頃から始まると考えられる。新型ノート購入によるエコカー補助金の申請は、間に合わないだろう。

過去記事(2012/06/25)

次期ノートは9月発表予定、1.2L直噴スーパーチャージャー搭載でティーダと統合

次期ノートはティーダと統合し9月発表

日産では、主力コンパクトカーのノートとティーダが統合され、2012年9月頃に新型車種の発表がありそうだ。この新型コンパクトカーについて、日本での車名はノートが採用される見込みである。ティーダの車名はセダンのティーダラティオで残るが、ハッチバック車としてのティーダは絶版ということになる。
この新型ノートは、2012年3月に開催されたジュネーブモーターショーで初公開されたコンセプトカーのインビテーション(Invitation)がベースになっている。インビテーションの全長は4150mmであり、この寸法がそのまま新型ノートに採用されるとすれば、現行のノートとティーダの中間ぐらいのボディサイズということになる。
次期ノート

下の写真は、日本では発売されない新型ティーダ中国仕様。
ティーダ

新型ノートは3気筒1.2L直噴スーパーチャージャー搭載

エンジンは4気筒の1.5Lが、現行のノート&ティーダに引き続き採用される。
さらに、3気筒の1.2L直噴スーパーチャージャーエンジン(1.2L DIG-S)も採用され、超低燃費グレードとしてラインアップする。このエンジンは既に欧州で、マイクラ・スーパーチャージャー(マイクラはマーチの欧州名)として販売されているが、日本ではこの新型ノートに搭載されてデビューすることになりそうだ。
新型ノートの発表がある2012年9月時点では、ハイブリッドを除く登録車での燃費ナンバーワンは、8月に発売する三菱・ミラージュになっているだろう。1.2L DIG-S搭載モデルの燃費性能は、新型ミラージュを超えるとされ、JC08モード燃費は28~30km/L程度になると予測されている。
これらのエンジンの他に、NAの3気筒1.2Lエンジンという案もあったようだが、高張力鋼板の多用などで余程の軽量化が行われない限り、実現は難しいのではと考える。
次期ノートとされるインビテーション
新型ノートは、Bセグメントのマーチと共通となる日産Vプラットフォームが採用される。しかし、ボディサイズ的にはVW・ゴルフやプジョー・308に近く、欧州ではこれら主力Cセグメントハッチバック勢と直接的なライバルになるだろう。

新型ノートは、2012年9月下旬に開催されるパリモーターショーでワールドプレミアが行われると予想する。

過去記事(2012/04/25)

次期ティーダの日本仕様は発売中止

新型ティーダの日本発売は無し、カタログ落ちへ

2代目ティーダが昨年2011年春の上海モーターショーで公開され、既に中国では一般発売されている。今年2012年9月頃とされてきた日本仕様の発売を楽しみにしているユーザーも多かった思うが、残念ながらこれは中止となりそうだ。

(写真は、現在開催中の北京モーターショーで展示されている新型ティーダ、中国仕様。)
ティーダ
新型ティーダ

次期ティーダはノートと車種統合される

これまで、次期ティーダの日本発売については、2012年秋でほぼ決まりと考えられ、日産では5ナンバー化の検討もされていた。しかし、これらはすべてキャンセル。結局、日本ではティーダは発売されないことになった。

(ティーダ中国仕様。内装の質感はCセグメントクラスとして見ても上出来。)
ティーダ 内装

(リアシートは2代目ティーダも広々。)
ティーダ リアシート

日産は、日本市場向けBセグメントクラスの再編をしていく中で、売上と利益率が良好なノートに重点を置くことを決定した。その結果、日本仕様のティーダはラインアップからはずれることとなった。
日産は、ジュネーブモーターショーで公開したインビテーションをベースにした車種を市販し、ノートの車名で販売する。次期ノートの発売は2012年9月の予定。

また、セダンのティーダラティオも廃止される。日産のコンパクトセダンは、シルフィに統合される。
ハッチバック、セダンともにティーダの車名は、カタログから消えることになりそうだ。

過去記事(2012/02/13)

次期ノートはタイ生産、2012年6月フルモデルチェンジ発売

日産ノートはフルモデルチェンジ後、タイ生産に

先日、日産は、新型コンパクトカーのコンセプトモデル、インビテーションを発表した。
このインビテーションは、多くのメディアでフルモデルチェンジした次期ノートになるのではと予想されていたが、どうやらその予想は当たりのようだ。

さらに判明したことは、次期ノートはタイ生産になるという。
日産では、既にマーチが現行のK13型にモデルチェンジしてから、タイ工場で生産されている。
次期ノートもこれと同じく、タイ工場で生産されることになる。
海外工場へ生産が移管することにより、品質の低下を懸念する声もあるかもしれないが、これまで一年以上タイで生産をしてきた現行マーチを見る限りそういった問題は発生していない。
タイ工場で生産される次期ノートについても、これまでの日本生産と同レベルの品質が期待できるだろう。

価格は130万円程度からとされ、現行ノートの価格帯は維持される。
発売時期は2012年の6月頃が予定されている。
インビテーション 次期ノート
次期ノートとされるインビテーション
写真は次期ノートとされるコンセプトカーのインビテーション。
市販車化した次期ノートはここまでスタイリッシュではないだろうが、フロントグリル、リアテールランプの形状などは、これに近いものになる。

新型ノートのエンジンは1.2L+スーパーチャージャーとNA1.5L

現行ノートは、1.5LのHR15DEエンジン1本でラインアップされているが、次期ノートは1.5Lに加えてマーチの1.2Lエンジンの採用が検討されている。
さらに別の情報では、今後発売されるマーチ・スーパーチャージャーの1.2Lの過給器付きエンジンが次期ノートにも採用されるという。

新型ノートの価格帯が現行モデルと同じ130万円程度からということから想像すると、エントリーグレードが1.5Lモデル、上級低燃費グレードが1.2L+スーパーチャージャーというラインアップになると予想。
1.2L+スーパーチャージャーについては、フルモデルチェンジ初期からのラインアップは難しいかもしれない。

過去記事(2012/02/07)

次期ノートか?日産が新型インビテーションを発表

インビテーションは次期ノートになりえるか?

日産がBセグメントの新型コンセプトカー、インビテーション(INVITATION)を発表した。
2012年3月8日~18日の期間に開催されるジュネーブモーターショーで出展されることになる。
また、インビテーションをベースにした市販モデルについても言及しており、欧州市場へは2013年に一般発売されるとしている。
インビテーション 次期ノート
日産インビテーション次期ノートとされるインビテーション
インビテーションはジュネーブモーターショーに出展インビテーションは新型ノートのコンセプトカー
このインビテーションは、次期ノートを示唆するものとして、既に多くの媒体で報道されている。
ノートのフルモデルチェンジの時期について、これまで2012年4月説があったが、これは既に延期し2012年7月ということになっていた。
インビテーションが次期ノートとするなら、フルモデルチェンジ時期はさらに延期して、2013年に修正しなければならない。
あるいは、日本デビューが2012年7月、欧州デビューが2013年という可能性も考えられる。
しかし、昨年2011年に中国で先行発売された新型ティーダが、未だ日本で発売されないなど、最近の日産は日本市場を向いていない部分が目立っている。
新型ノートの日本発売も欧州市場の都合に合わせるように延期となってしまうのか。

次期ノートとされるインビテーションはスポーティーな内装

現行ノートの価格帯を考えれば、この内装は豪華すぎる。
今回発表されたインビテーションはあくまでコンセプトモデルで、次期ノートにここまでの質感を求めるのは無理があるだろう。
ただし、デザインの方向性としてはこれに近いものになるはず。
次期ノート、インビテーションの室内
新型ノート、インビテーションのドライバーズシート
インビテーションは、パッケージング優先のデザインながらインパネシフトではなく、フロアシフトを採用したスポーティーセダン調の室内デザインになっている。
現行ノートもフロアシフトを採用。室内デザインから見てもインビテーションは次期ノートを連想させる。
エンジン等の詳細スペックは発表されていないが、日産のBセグメントコンパクトカーとしては初めてとなるアラウンドビューモニターを採用すると発表している。

過去記事(2012/01/16)

日産・ノートのフルモデルチェンジが7月に延期

ノートのフルモデルチェンジは2012年7月頃になる

これまで日産ノートのフルモデルチェンジは2012年4月頃になるのではとされていたが、先月12月の東京モーターショーでもその姿を見せることがなかった。
計画はやや遅れ、新型ノートのデビューは今年2012年の7月頃になるということだ。

現行ノートは、コンパクトなボディサイズと広い室内空間で、いまだ販売台数の衰えない車種。
フィットなどのライバル車種との違いは、エンジン排気量を1.5Lに一本化したことによるお買い得感のある価格設定。
ノートなら1.3Lクラスの価格で、1.5Lの車が買えるという割安感があるのだ。
この広いパッケージングと、安い車体価格というコンセプトは次期ノートでも引き継がれる。
新型ノートのボディサイズは全長4050mm×全幅1695mm×全高1535mmと、現行ノートとほぼ同じ。
価格は130万円から200万円程度になるとされ、現行ノートの価格帯を踏襲する形だ。

写真はモデル末期となった現行ノート。
ノート

新型ノートはマーチを超える人気車種へ

次期ノートからは新開発されたVプラットフォームが採用される。
Vプラットフォームは、マーチにおいて既に市販化済みだ。
マーチは現行K13型にモデルチェンジしてからボディサイズの縮小やタイ生産に移行するなど、アジアンスモールカーとしての特性を強めてきた。
その結果、新型マーチより室内空間の広いノートが日本市場では販売台数を伸ばしつつある。
ノートのフルモデルチェンジによってこの傾向はさらに強まりそうだ。
新型ノートはマーチを追い越す人気車種になることが想定される。

次期ノートは1.2L+スーパーチャージャー採用の可能性も

次期ノートに搭載されるエンジンは、現行ノートに使われている1.5Lがブラッシュアップされたものがメインで採用される。
この1.5Lエンジンの他に、超低燃費仕様車として1.2L 直3+スーパーチャージャーも後追いで設定される可能性が高い。
この1.2L+SCエンジン、既にマーチへの採用が決まっており、日産コンパクトカーの超低燃費グレードに採用されていく。
日産の1.2L直3+SCは、トヨタとホンダのハイブリッドやマツダのスカイアクティブに対抗する低燃費技術として注目されている。

過去記事(2011/11/16)

次期日産ノートはスーパーチャージャー搭載か

日産ノートがフルモデルチェンジ

来年2012年でデビューから7年が経過する日産ノートがフルモデルチェンジする。
全長は4050mm程度になるとされ、ホンダ・フィット対抗のコンパクトカーとしてはやや大きくなる。
さらに次期ノートで注目されるのが新型の低燃費エンジン。
メイングレードとなる1.5Lエンジンは、基本設計を変えずにキャリーオーバーとなる。
それに加えて、上位モデルにあたる低燃費グレードに、1.2L+スーパーチャージャーのシステムが採用される見込み。
このパワーユニットで、ハイブリッド化が進むコンパクトカーセグメントに対抗していく構えだ。

新型ノートは、ダウンサイジング+スーパーチャージャー

2011年、ノートの直接的なライバル車であるフィットがハイブリッド化した。
さらに、トヨタからもコンパクトサイズのハイブリッドカーとして、アクアが2012年の年明け1月から発売開始される。
燃費競争が激しくなるコンパクトカーセグメントにおいて、ハイブリッドが当たり前になりつつあるなか、日産は小型車に投入できるハイブリッドシステムを持っていないのが現状だ。
そこで採用されるのが、小排気量エンジン+過給器の組み合わせによる、低燃費な高効率エンジンというわけだ。
フォルクスワーゲンのTSIエンジンのように、エンジンをダウンサイジングさせ、不足する出力を過給器で補う方式の燃費向上策が次期ノートの上位グレードに採用される。
既に、3気筒の1.2Lエンジン+スーパーチャージャーを搭載した、マーチスーパーチャージャーが発表されており、このパワーユニットがそのまま次期ノートにも採用されると考えられる。
ただし、この高効率エンジンを採用したとしても、THSⅡのハイブリッドシステムが搭載されるアクアの燃費性能には及ばないだろう。
新型ノートの車体価格はベースの1.5Lエンジンモデルが約130万円からとされており、コストから見たバリュー感は十分に感じる。
新型ノートのボディサイズは、全長4050mm×全幅1695mm×全高1535mm程度になると予想されており、少し大きめのコンパクトカーとしてライバル車との差別化をしてくる。
(実は、現行ノートも後期型に関しては全長を4mを超えてきており、Bセグメントでありながら4m未満というボディサイズに拘っていない。)
新型ノートもコンパクトカーながら広い客室空間とラゲッジ容量が魅力となるだろう。

日産ノートが2012年にフルモデルチェンジ

コンパクトカークラスの燃費比較(11位~)

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