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新型ノート、インビテーションがジュネーブモーターショーに出展
次期ノートとされるコンセプトカー、インビテーションが現在開催中のジュネーブモーターショーで公開されている。
これについて日産が新たなアナウンスを出した。
(写真は次期ノートのコンセプトカー、インビテーション)
日産はこのインビテーションについて、「Bセグメントクロスオーバー、ジュークの仲間に加わる」と発表したのだ。
そこには、次期モデルとされるノートの名前は一切出て来なかった。
また、インビテーションのプラットフォームは、新型マーチと共通のVプラットフォームをベースに開発されていると発表。そのボディサイズは全長4150mm×全幅1740mm×全高1470mmと、現行ノートより一回り大きくなり、3ナンバーサイズとなっている。
多くのメディアでは、インビテーションをベースにした新型ノートのボディサイズについて、現行サイズを踏襲する5ナンバー枠に収まるものを予想するものが多いが、それはそれで納得できるもの。インビテーションはあくまでコンセプトカーなのだから。
しかし今回の日産の発表で、インビテーションがジュークの仲間だと発言したことで少し話が変わってきたのではないか。
インビテーションのデザイン、ボディサイズがそのまま新型ノートへ流用され、3ナンバーサイズになる可能性も否定できなくなった。
ただし、過去の事例から考えても、このクラスの車種を日本で売るにあたって、3ナンバー化は不利。
今回の日産の発表で、新型ノートとジュークを重ね合わさせたのは、単にデザイン性の高さのアピールか、あるいはジューク人気にあやかりたい、という理由だけかもしれない。
新型ノートの発売は6月頃とされていたが、現在は8月下旬という予測が主流になっている。
新型ノート、1.2Lスーパーチャージャー搭載モデルは遅れそう
新型ノートへ採用されるエンジンは、「NA 直4 1.5L」、「NA 直3 1.2L」、「スーパーチャージャー 直3 1.2L」、の3種類が検討されている。
まず、NA 直4 1.5Lについては、現行ノートのキャリーオーバーで、これにアイドリングストップが装備されたものになる。
JC08モード燃費は25km/L程度になりそうだ。
次に、NA 直3 1.2Lは、マーチと共通エンジンとなる。
1.5Lエンジンを超える燃費性能になりそうだが、もし前述のボディサイズ拡大が行われればパワー不足となり、このエンジンの採用はないだろう。
そこで期待されるのが、スーパーチャージャー 直3 1.2Lエンジン。
JC08モード燃費で30km/L程度が開発目標になっている。
しかし、このエンジンは開発が遅れており、開発本家のマーチスーパーチャージャーもまだデビューを果たしていない。
したがって8月下旬の発売には間に合わないと考えるのが妥当。
2013年あるいは2014年モデルのノートに追加投入されるという考えが主流だ。
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