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ノートハイブリッド、レンジエクステンダー方式で2016年秋発売
最近の日産では、軽自動車の燃費不正問題から三菱自動車の買収に至るニュースが注目を集めたが、新型車の開発も順調に進んでいる。そんななか、今秋の発売が予定されているノートハイブリッドは、トヨタとホンダが主導権を握るコンパクトハイブリッドカーの流れを大きく変えるモデルとなりそうである。
ノートハイブリッドの車両価格は、ライバルを意識し170万円程度か
ノートハイブリッドに搭載されるハイブリッドシステムは、リーフの電気モーターをメインに発電専用ガソリンエンジンとリチウムイオンバッテリーを装備したシリーズ式が採用される。EVのシステムでは給電スタンドが少ないことや、エネルギー補給に多くの充電時間が必要になることから、ロングドライブには不向きな面もあった。ノートハイブリッドに採用されるシステムは従来のガソリン給油によるエネルギー補給ができるため、航続距離が問題とならない。別名レンジエクステンダーとも呼ばれるこのシステムは、レジャーなどで長距離を走行する用途にも対応する。
また車両価格については、直接的なライバルとなるトヨタ・アクア(176万1382円~)、ホンダ・フィットハイブリッド(169万円~)を意識したものとなる。ノートハイブリッドは消費税込み170万円前後~に設定されることが予想される。
ノートハイブリッドのシステム詳細は、2015年のフランクフルトモーターショーで示された次期ジュークコンセプトのGRIPZにて公開済みであり、これによるとモーター出力もリーフと同じ80kWとなる可能性が高いだろう。エンジン排気量は1.2Lとなる見込みだ。ただしリチウムイオンバッテリーの容量についてはまだ未確定な要素が大きい。これは目標価格優先で、コストにあったバッテリー容量が決められていくと予想される。
ノートハイブリッドの発売は2016年11月にスケジュールされている。またビッグマイナーチェンジのタイミングでもあることから、エクステリアとインテリアも改変され、従来型パワートレインのモデルも含めて後期型へシフトすることになる。
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