次期ノートが2012年7月16日に横浜で発表、ティーダ統合新型コンパクトカー

日産

新型ノートを日産が発表予定、生中継ストリーミング配信あり

日産は、2012年7月16日に横浜で新型グローバルコンパクトのワールドプレミアを行う予定だ。この新型グローバルコンパクトとは、2012年3月のジュネーブモーターショーで公開されたコンセプトカー、インビテーションの市販モデルのこと。つまり、16日に行われるのは、次期ノートの発表ということになる。
7/16の午後7時半より日産チャンネル23TVにて、新型ノート発表の様子がストリーミング配信される予定だ。
(写真は、新型ノートの前身であるコンセプトカーのインビテーション)
インビテーションは新型ノートのコンセプトカー
インビテーション 次期ノート
次期ノートの発表は2012年9月に行われるとされていたので、2ヶ月の前倒しということになる。2012年の夏は、トヨタがポルテとオーリス、三菱がミラージュを発表するスケジュールとなっている。これら新型コンパクトカー勢より早く発表を行うことで、販売促進を狙ったものだろう。
新型ノート、インビテーションのドライバーズシート

ノートに新型スーパーチャージャーエンジンは搭載されるのか

新型ノートは、マーチと共通となるVプラットフォームを採用。全長は現行ノートより大きい4150mm前後になり、日本市場ではティーダと統合される。
今回の発表では、初公開となる市販モデルのエクステリアデザインも注目だが、噂されていたスーパーチャージャー付き1.2L直噴3気筒エンジンが実現するのかも重要なポイントだ。日産は、小型車向けのハイブリッドシステムを持っておらず、小排気量の直噴エンジン+過給器という組み合わせによる燃費性能の向上が望まれていた。
次期ノートとされるインビテーション
新型ノートの生産は、九州工場で行われることが想定される。2012年4月に日産は、「ノート」の生産を九州の生産子会社で7月から開始すると発表していた。この「ノート」というのは「新型ノート」を意味していたことになる。既に、期間従業員を数百人規模で採用する動きもあった。日産は、アジアの低コスト自動車部品を調達しやすい九州を国内の生産拠点として重要視していく方針だ。
8月には長期休暇もあるため、実際の納車は9月頃から始まると考えられる。新型ノート購入によるエコカー補助金の申請は、間に合わないだろう。

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