ノート欧州仕様はディーゼルエンジン搭載、ジュネーブモーターショー2013で公開

日産

日産ノートがディーゼルエンジンを搭載して欧州プレミア

日産自動車はジュネーブモーターショー2013でついに欧州市場版『ノート』を公開した。日産ノートと言えば、昨年2012年9月以降日本国内のガソリン車では販売台数ナンバー1を誇っている人気車種である。今回はそのノートが満を持して欧州市場に殴り込むという格好になっているわけで、否が応でも多くの注目を集めており、騒いでいるのは決して日本のマスコミだけではない。
ノート ディーゼル
日産ノート ディーゼル

欧州ノートに搭載されるのはルノー日産アライアンスの1.5Lターボディーゼル

今回発表された欧州版の日産ノートは欧州Bセグメントに投入される。日本でも5ナンバーをキープしつつコンパクトカーらしからむ室内空間の広さと居住性の高さで人気を集めたが、欧州でも同じ戦略で臨むことになるだろう。もちろんそれだけでなくBセグメント初の「アラウンドビューモニター」、日産の安全技術システム「セーフティ・シールド」に基づく安全装置を搭載している。特にアラウンドビューモニターは、車に搭載された4つのカメラの画像を利用して、自分の車の軌道をまるで空から眺めるかのように確認することができる機能で、多くの好評を得ている技術だ。
ノート欧州仕様ディーゼルエンジン搭載
また今回の新型ノートに搭載されるパワートレインは、ルノー日産アライアンス新開発の1.5Lターボディーゼルエンジンで、最大出力90ps、欧州複合モードで燃費27.8km/Lというスペックである。欧州ではここ最近燃費のいいクリーンディーゼルエンジンが主流であり、このあたりからも欧州市場での本気度が伺える仕様となっている。
この欧州版ノートはイギリスのサンダーランド工場で生産される。日本へノートディゼルが逆輸入されることも期待はしたいのだが、その具体的な計画は無い。

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