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新車モデルチェンジ情報、燃費比較とモーターショー

フィットシャトルハイブリッドとプリウスαの長所短所を比較

人気のハイブリッドワゴン車を比べてみる

乗り心地がいいプリウスα

プリウスαにはバネ上制振制御が採用されている、これはプリウスシリーズで初めてのシステムとなり、もちろんフィットシャトルハイブリッドにも無い機能だ。
バネ上制振制御とは、簡単に言えばハイブリッドの駆動モーターを使って車両の姿勢変化を制御する機能。乗り心地やコーナリングの安定性を向上させることができる。
この機能の評判がすこぶる良く、従来のプリウスと比較すれば、その違いは良く分かる。
こういったことからもプリウスαの乗り心地は1クラス上。車両価格が高いだけの価値はある。
ただし、フィットシャトルの乗り心地もフィットとの比較では、リアの重量アップの効果もあり良くなっている。
フィットシャトルの乗り心地に不満がある場合は、標準の安物タイヤを交換するだけで随分と良くなる。

7人乗りもあるプリウスα

3列シートが選べるのはプリウスαだけ、ホンダはまだ3列シートを持つミニバン車種のハイブリッドをラインアップしていない。
プリウスαの3列目シートは最低限の広さで、大人が長距離乗車できるものではないが、イザという時の安心感を持ちたい人にオススメだ。

燃費の差はわずか?

10・15モード燃費というカタログ燃費上は、プリウスαは31.0km/L、フィットシャトルハイブリッドは30.0km/Lとなっている。
この数字だけ見れば、燃費の差はほとんど無いように見える。
ただし、実用燃費ではプリウスαは20km/L前後、フィットシャトルハイブリッドは18km/L前後という数値が出てきている。
燃費の差は実際には10%程度あり、プリウスαの方が優れる場合が多い。

フィットシャトルの扱いやすいボディサイズ

フィットシャトルは全高が1540mmで、タワーパーキングにも駐車可能。プリウスαは全高が1575mmなので、駐車できないタワーパーキングが出てくる。
わずか3.5センチの違いだが、この差によって使い勝手は少し変わってくる。
パッケージングに関してはフィットシャトルが有利。ホンダのシンプルでコンパクトなIMAハイブリッドの長所が生かされている。

納期が遅すぎるプリウスα

プリウスαを購入しようとすると、予約で1年以上も掛かってしまう。
ここまで待たなければならないのなら、他の車種を検討したほうが現実的だ。
フィットシャトルも人気車種のため即納ということではないが、納期は4ヶ月程度のケースが多いようだ。

コストパフォーマンスはどちらがいい?

(フィットシャトルハイブリッド)
フィットシャトル

コストパフォーマンスに関しては考え方によって少し変わる。
ハイブリッドワゴン車というくくりで、単純にプリウスαとフィットシャトルハイブリッドを比較すれば約50万円もフィットシャトルが安い。
ただし、この二車種は比較の対象にされやすいが、そもそも車格が違いするぎる。
例えば、マークXとシビックを比較しても無意味だ。
プリウスαとプリウスを比較すると価格差は30万円。リアのワゴン化に30万円掛かっているわけだが、この部分だけ見ればコストパフォーマンスに優れるとは言いがたい。
プリウスαを選ぶぐらいなら、普通のプリウスにした方がお得だ。
ワゴン車が欲しいのなら、コストパフォーマンスとパッケージングに優れたフィットシャトルハイブリッドの選択がオススメとなる。
フィットシャトルのリアゲートの荷室高はプリウスαに比べて160mmも低い。
重い荷物を持ち上げる量も少なくて済むし、ペットの乗り降りもしやすくなる。
ワゴン車としてのトータルの使い勝手はフィットシャトルハイブリッドの方が優れる。

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過去記事(2011/07/14)

プリウスアルファ5人乗り、7人乗りのお薦めグレード選択

プリウスアルファ5人乗り、7人乗りのお薦めグレード選択

プリウスαのお薦めグレード選択

[5人乗り]S“Lセレクション”

お薦め度:★★★☆☆
プリウスαの中で価格設定が最も安く2,350,000円という設定。
走行距離が多くなる法人向けに販売台数を伸ばしそうだ。
安くシンプルにハイブリッドワゴンを楽しむ事ができるが、アルミホイールが付かないことやオプション選択幅が狭いのが難点。
安さに拘るなら、無理してプリウスαを買うよりもウィッシュを選んだ方が満足度は高いはず。

[5人乗り]S

お薦め度:★★★★☆
一応、プリウスαのメイングレード的な位置付けだけに、価格と装備のバランスが最もいい。
車体価格2,500,000円は、ノーマルプリウスのSグレードと比較して30万円アップ。
ワゴンボディ化に30万円の価格アップは割高感が否めないが、大人4人で乗る機会が多いなら、荷室の広いプリウスαに価値を感じるはず。

[5人乗り]S“ツーリングセレクション”

お薦め度:★★★☆☆
17インチのアルミホイールは見栄えがよく、専用サスペンションが装備され走行性能が高い。
車体価格は2,800,000円とGグレードと同価。
足回りのコストアップを考えると、Gグレードよりはコストパフォーマンスがいいが、どちらを選ぶかはドライバーの好みによる所が大きい。
上質感よりもスポーティーなドライブを優先させたいのなら「S“ツーリングセレクション”」となる。

[5人乗り]G

お薦め度:★★★☆☆
Gグレードのみに設定される装備、クルーズコントロールは車間距離制御機能が付いておらず少し中途半端。
本皮巻きステアリングホイールやシート表皮にも上質な素材がつかわれており内装のクオリティは高い。
車体価格は2,800,000円となるが、Sとの差額30万円を高いと感じるなら無理して選ばなくてもよいグレード。

[5人乗り]G“ツーリングセレクション”

お薦め度:★★☆☆☆
Gに17インチアルミホイールと専用サスペンションが加わった5人乗りでは最上級グレード。
これが価格に見合っているかどうかは微妙なところだ。
車体価格は3,000,000円になり、この金額を出すなら他メーカー、他車種にも選択肢が増える。

[7人乗り]G

お薦め度:★★☆☆☆
7人乗りを求めるなら、価格の安いGが唯一の実質的な選択肢となる。
ただ、3,000,000円という価格は割高感がある。
リチウム水素バッテリーが採用されるといった7人乗り専用装備もあるが、実使用上でニッケル水素バッテリーとの違いを感じる事は無い。
このボディサイズで7人乗りを求めるならプリウスαではなくウィッシュがお薦め。

[7人乗り]G“ツーリングセレクション・スカイライトパッケージ”

お薦め度:★☆☆☆☆
樹脂製のパノラマルーフを装備した最上級クラスのプリウスα。
ミニバンとしてはやや狭い閉塞感のある室内に開放感がプラスされるが、3,305,000円という価格は高すぎに感じる。
何でも最上級グレードを選びたい人のためと、他グレードに割安感を持たせるために設定されたグレード。
これより上のクラスの3列シートハイブリッドは、エスティマハイブリッドの廉価グレード3,760,000円であるから、価格的にはまだ開きがある。
実用的な3列目シートが装備されたノア&ヴォクシークラスのハイブリッド車種が望まれるところだ。

過去記事(2011/07/10)

トヨタ車納期のまとめ/プリウスα,ヴィッツ,ノア,ラクティス他

トヨタ車の納期

ハイブリッドカーではノーマルプリウスの納期が比較的早い

市販されている量産車の中で最も遅い納期のなりそうなのが2011/5に発売したばかりのプリウスα。納期は1年程度かかりそうだ。
これだけ遅くなるのなら、5人乗り狙いならフィットシャトル、7人乗りが欲しいのならエスティマハイブリッドの購入も検討したほうがいい。
1年も経てば、また魅力的な新車がデビューしている。そんな時に、今さらのようにプリウスαが納車されても後悔しないかよく考えよう。
ハイブリッド車種は部品点数が多いため納車が遅くなると考えている人も多いが、実はトヨタはハイブリッド車種の生産回復に重点を置いてきただけあって、普通のプリウスやレクサスCT200hについての納期は2.5~3ヶ月程度と比較的早くなってきている。

ミニバンは納期が遅れ気味

アルファード&ヴェルファイアに関しては現行モデルの販売がほぼ終了している。
11月のマイナーチェンジ後の納車になるので、必然的に半年程度の納期が必要になってしまう。
このマイナーチェンジではハイブリッド設定も用意されており、今から予約注文で人気が出始めている。
ノア&ヴォクシーは普遍的に人気があり4ヶ月程度の納車待ちとなる。これでもかなり納期は短縮された。
ウィッシュはデビューから時間が経っていることもあり、納期は早めの3ヶ月程度。在庫車もちらほらあり、仕様にこだわりがなければ即納も可能だ。

コンパクトカーは比較的早い納期となってきている

ヴィッツはアイドリングストップ車に関しては、納期が遅れ気味。5ヶ月程度は考えていたほうがいい。
アイドリングストップの付いていないヴィッツは3ヶ月程度と現状では標準的な納期になっているのでこちらの方を個人的にはお薦めする。アイドリングストップの有無での燃費差は微々たるものしかない。

ラクティスもまだ新しい車種で人気が高いが、納期は3ヶ月程度に短縮されつつある。
パッソはフルモデルチェンジから1年半程度経過し、受注が減り始めている。そのため納期は2ヶ月と早くなっている。

過去記事(2011/07/08)

プリウスα7人乗り vs エスティマハイブリッド/HVミニバン比較

3列シートのハイブリッドミニバン、プリウスαとエスティマハイブリッドを比較

震災後デビューしたプリウスαの人気は高く、今からの発注では納車は来年の春になるという。
中でも7人乗りプリウスαは3列目シートを持つハイブリッドミニバンということで注目度も大きい。
今回は同じハイブリッドミニバンとして従来からラインアップされているエスティマハイブリッドと比較してみる。
車体価格は7人乗りプリウスαが300万円~、エスティマハイブリッドが376万円~。
価格差76万円は小さな額ではないが、広い3列目、4WD駆動など値段なりのアドバンテージがエスティマハイブリッドにはある。
本当に3列目シート車を求めるなら中途半端なプリウスαよりもエスティマハイブリッドの方が後悔が少ないだろう。

圧倒的な広さのエスティマハイブリッド

7人乗りプリウスαはステーションワゴンタイプの5人乗りプリウスαに、補助席として3列目シートを追加したモデルとなっている。
これに対し、エスティマハイブリッドは本格的なミドルクラスミニバン。
エスティマハイブリッドの全高は1760mmでプリウスαと比較して185mmも高く、全長は4800mmで185mmも長い。
プリウスαで余裕のあった2列目シートはエスティマハイブリッドでは頭上、足元の空間ともさらに広々。
3列目シートは短時間乗車前提で作られていたプリウスαの「補助席」に対し、エスティマハイブリッドは皆でロングドライブに出かけられる余裕のスペースがある。
3列目シートを収納して、荷室として使う場合も使い勝手の差を大きく感じる。

4人以下乗車メインならプリウスαの方が扱いやすい

エスティマハイブリッドは重心が高いため、走行安定性や乗り心地のバランスは、プリウスαのような重心の低い車種と比較して劣ってしまう。
これについてはハイブリッドカーに関わらず全高の高いミニバン共通の特性なので致し方ない。
特にプリウスαはサスペンション周りについて、ハッチバックのプリウスと比較してもコストが掛かっており、より上質な仕上がりになっている。
走行安定性についてはプリウスα > プリウス > エスティマハイブリッド ぐらいの差があると思ってもらっていい。
また、ボディが一回り小さいので運転のしやすさもプリウスαが勝る。

ほとんど使われることのない3列目シートのためにミドルクラスミニバンを所有するのは重荷に感じるユーザーも多いだろう。
3列目シートは補助席として割り切れるなら、小回りが利き、乗り心地もいいプリウスαの選択がベストと感じる。

エスティマハイブリッドは4WD

エスティマハイブリッドは駆動方式が4WDとなっている。
前輪についてはエンジンからのトルクに電気モーターのアシスト加わり、後輪は電気モーターだけの力で駆動する仕組み。
プリウスαは4WDの設定が無い車種であるので、4WD車が必要なユーザーにとっては、エスティマハイブリッドは選択肢の一つになるだろう。

エスティマハイブリッドのオマケ機能「電源車」

自動車本来の性能とは離れるが、エスティマハイブリッドには100ボルト1500Wの電源供給が可能なシステムが備わっており、アウトドアだけでなく災害時には電源車としての使用も可能だ。
ガソリンが満タンであれば、30時間以上の電力供給が可能になっている。

過去記事(2011/06/01)

プリウスアルファと米国版プリウスVの比較

プリウスVが発表された

アメリカ市場版のプリウスVが発表された。
販売は2011年秋からの見込み。
プリウスVは日本で発売されているプリウスαの5人乗りタイプに相当する。
7人乗りプリウスαに相当するモデルについては、発表されていない。
トヨタのサプライチェーンも大部分が復旧しており、生産体制も本格化しつつある。
北米市場でもプリウスシリーズの今後の展開が期待される。

プリウスアルファとプリウスVに違いはあるのか?

プリウスVはまだ発表段階であるため、これからさらに変更が加わる可能性がある。
しかし、現時点で写真を比較した限りでは、プリウスアルファとの大きな違いは確認できなかった。
パワートレーンもプリウスαと共通のハイブリッドエンジンとなり、バッテリータイプは5人乗りプリウスαと共通のニッケル水素蓄電池が採用される。

プリウスαが大人気

震災の影響で当初予定の4/22から遅れること3週間、5/13にプリウスαがデビューしたが、既に4万台に迫る勢いで国内で予約が入っている。
プリウスのワゴンタイプおよび3列目シートを装備した7人乗りミニバンタイプが大人気となっている。
今からの予約では、納車は来春(2012年)以降となる見込みだ。

ヴィッツ級ハイブリッド、プリウスCも紹介される

10・15モード燃費44.0km/Lで、2012年春のデビューが予定されている。
トヨタのハイブリッドシステム(THS)はどちらかといえば、2000cc以上の中排気量エンジンの代替として、燃費性能を発揮するシステムであった。
このTHSをコンパクトカーに合わせ込んだ場合、どれぐらいの実用燃費となるかには注目したい。

激戦区のコンパクトカー市場の中、ライバル車としてはホンダのフィット・ハイブリッド(30.0km/L)が一番に考えられるが、フィット・ハイブリッドは今秋以降苦戦を強いられる可能性がある。
というのも、マツダからスカイアクティブ技術を搭載した新型デミオが発売され、ローコストな非ハイブリッドエンジンながら、10・15モード燃費は30.0km/Lとかなりの燃費性能となる。
プリウスCの車体価格にもよるが、人気度は プリウスC > デミオ > フィットハイブリッド の順になると推測する。

過去記事(2011/05/22)

プリウスαとフィットシャトル・ハイブリッドの比較

燃費比較

フィットシャトルハイブリッド プリウスα
フィットシャトル・ハイブリッドは10・15モード燃費が30.0km/L、JC08モード燃費が26.0km/L。それに対しプリウスαの10・15モード燃費は31.0km/L、JC08モード燃費は26.2km/L。
わずかにプリウスαの方がカタログ燃費については上回るスペックとなっている。
10・15モード燃費で共に30km/L台の燃費性能となっているが、実燃費ではどれぐらいの数値になるだろうか。
フィットシャトルHVと共通のパワートレインであるフィットハイブリッドは、すでに18.6km/Lの実用燃費が記録されている。
この数値はユーザーの投稿による燃費報告を平均化したものなので、実用燃費としての信憑性は高い。
これに対して、プリウスαのエンジンは現行のプリウスと共通であり、その実用燃費は19.93km/Lとなっている。
実燃費をフィットハイブリッドと比較するとプリウスの方が優れるものの、その差は大きいものではなかった。
どちらもワゴン化することによって、車体重量の面では重くなるので、燃費はこれらよりも悪くなることが想定される。
概ね、フィットシャトル・ハイブリッドで17.5km/L、プリウスαは18.0km/Lぐらいの平均実用燃費になると予想する。

室内比較

根本的に車格が違う2車種ではあるが、その室内の広さを比べてみる。
前席はプリウスαとフィットシャトル・ハイブリッド共に頭上空間が広いのが特徴だ。
僅差でプリウスαの方が高さの寸法に大きさがあるが、フィットシャトル・ハイブリッドも頭上空間に関しては十分余裕のあるレベルだ。
2列目シートは二人がけでは大きな差を感じることはないが、3人がけしたときの快適さはプリウスαの方がワンランク上である。
プリウスαは全幅が広い分、シートサイズもゆったりして余裕がある。さらに床面がフラットなのもセンターシートの快適性をアップさせている。
フィットシャトルHVの2列目に3人座ると窮屈感が否めないし、中央の床面には出っ張りがあり快適とは言えない。
7人乗りタイプのプリウスαの3列目は非常に狭い。頭上空間こそ余裕があるもののニースペースはウィッシュより狭いものだ。

3列目は緊急用シートと考えた方がいい。

ラゲッジルーム比較

絶対容量では車体の大きいプリウスαが有利。ただしその差は大きくはない。
フィットシャトル・ハイブリッドの荷室は、寸法上はプリウスαのそれに及ばないのだが、使い勝手がいいのが特徴だ。
まず、リアハッチの開口高が低いのがフィットシャトルの大きなアドバンテージとなっている。
大きく重い荷物を積載するときに、荷物の持ち上げ高さが低くて済むのは使いやすい。
また、2列目シートを倒した時、よりフラットになるのもフィットシャトル。
センタータンクレイアウトによるユーティリティ性の高さを感じる。
7人乗りの設定のあるプリウスαだが、3列目シートを畳めば大きな荷室が生まれる。

過去記事(2011/05/14)

新型プリウスαがデビュー、納車時期を早める方法

遂に新型ハイブリッドのプリウスαがデビュー

プリウスαは今年2011年の4月下旬に発売が予定されていたトヨタのミニバンタイプのハイブリッドカー。
これが、震災の影響で約3週間遅れて、5/13にデビューとなった。
未曾有の大災害の中、わずか3週間の遅れでデビューできたのは、さすがトヨタと言わざるを得ない。
このプリウスαのライバル車として挙げられるホンダのフィットシャトルハイブリッドは、当初予定されていた発売日から遅れること3ヶ月の6月を販売開始の目標としている。
各メーカーの自動車工場が減産体制に入り売る車が無い状態の中、プリウスαは予約注文が集中し既に大人気の様相だ。

5人乗り仕様、235万円~

プリウスα 荷室
5人乗りワゴンタイプのプリウスα。
3代目プリウスと共通のパワートレーンを採用しコストダウンさせている。
従来からのニッケル水素バッテリーをリア、ラゲッジルームの床下に設置している。
ワゴンと言っても全高が高いので、サイズ的にはカローラフィールダーよりもウィッシュに近い。

7人乗り仕様、300万円~

プリウスα
ボディ形状は5人乗りと共通。
ただし、3列目シートをポンつけして7人乗り化しただけではない。
3列目シートの足元スペースの確保の為、リチウムイオン電池を採用しバッテリー容積を小型化した。
小さくなったバッテリーはセンターコンソール内へ配置。
そのため、センターコンソールの収納量は5人乗り仕様と比較して少ない。
まだまだ、コスト高のリチウムイオン電池を採用したため、車体価格は割高。

納期はどれぐらいになるか?

プリウスα インストルメントパネル
プリウスαの予約台数は既に2万5千台を突破した。
先日、トヨタは6月から生産力が回復する見込みとしたものの、全工場の全ラインがフル操業するには11月から12月頃までかかるとしている。
月産3,000台体制といわれており、今から予約すると納車は1年近くも先になりそうだ。
1年も待つことになるのなら、納車時期にはすっかり熱も冷めてしまいそうだ。
そんな人にお薦めしたいのが新古車の購入。
デビューして間もなくすると、新車同様の状態のいいプリウスαの中古車が出回ることが予想される。
ただし、3代目プリウスのデビュー直後にも見られたような、中古車価格にプレミア価格が付き新車価格よりも高くなる現象が今回も起きそうだ。
新古車購入は多少割高になるが、買いたい時が買い時という人にとっては一つの選択肢となる。

ディーラーの下取りでは、新車を取り扱っている建前上、プレミア価格がついた買取はされにくい。
したがって、プリウスαの新古車は買取専門業者を経由して流通することになる。
プリウスαを早く乗りたいというユーザーの中には、買取専門業者で予約するという動きも出ている。

過去記事(2011/05/12)

トヨタが生産復旧計画を2~3ヶ月前倒しと発表

来月6月頃より自動車の生産が本格的に回復

先月4/22に豊田社長より、稼働率が100%に戻るには早くても今年11月か12月頃になり、7~8月頃から順次生産力が復旧するという発表があった。
どうやらその計画は前倒しで進めることができそうだ。
計画を立てた当初4/22の時点では、供給に問題のある部品は150品目にも及んでいたが、現在5/11の時点では30品目にまで回復。
来月の6月頃にはサプライチェーン問題に該当する部品がほとんどなくなる見込みとなった。
ただし、たった1つの部品でも足りなければ生産できないのが自動車である。
工場のすべてのラインが通常並みのの稼働率に戻るのは、今年末の11月から12月という見込みは変わらないという。

新型のハイブリッド車も発売

プリウスワゴン
人気のプリウスの派生車種、プリウスアルファを5/13に発売する。
プリウスアルファはトヨタの量産車としては初のリチウムイオンバッテリーを搭載した7人乗りタイプのミニバンである。
また、3列目シートのない5人乗りワゴンタイプの設定もある。こちらは従来のニッケル水素バッテリーを搭載し、お手ごろな車体価格を実現させている。
プリウスファミリーおよびレクサスのハイブリッド車種については、需要の強さから、これまで優先的に生産再開への努力をしてきたようだ。

他メーカーの生産力の回復にも期待

フィットシャトルハイブリッド
他メーカーの生産復旧についてのコメントが少ないが、トヨタができれば、他メーカーも生産できるはずだと業界では推測されている。
ただし、ホンダについては、やや復旧に時間がかかる見通しだ。
震災前の予定では、プリウスアルファよりも1ヶ月半も早くデビューするはずだった、フィットシャトルの発売が現在も未定のままである。
ついにプリウスアルファに先を越されることになった。
フィットシャトルは6月にはデビューできるとの情報も入ってきている。

過去記事(2011/05/09)

プリウスのミニバンが早くも2万台を受注

7人乗りプリウスアルファの発売日が2011/5/13に決定

今年度内の納入分はすべて完売

発売日が迫り、注目が集まるプリウスアルファだが、トヨタの供給力は通常時の50%前後であり、需要が大きく上回る状況がしばらく続きそうだ。
そんな中、既に今年度内の生産予定台数に相当する2万台が予約受注された。
国内メーカーでは震災後初めての新型車両とだけあって、話題性も高い。
これからの復興が期待される自動車産業での明るいニュースとなっている。

新型のプリウスアルファは7人乗りのミニバン

これまでのプリウスは、5人乗りハッチバック車の見た目にも空力特性の高そうなボディを持っており、低燃費性を積極的にアピールしてきたと同時に、ノーマルガソリンエンジン車には無いボディタイプで競合を避けながらシェアを伸ばしてきた。
これに対し、2011年5月13日に発売するプリウスアルファは7人乗りの小型ミニバンのボディサイズとなる。
元々このクラスは、トヨタのウィッシュをはじめ、ホンダ・ストリーム、マツダ・プレマシー、日産・ラフェスタなどが競合する人気のミニバンカテゴリーとなっていて、既存車と真っ向勝負する形となった。
プリウスアルファの受注状況から見て、このクラスのでのノーマルガソリン車の生き残りはますます苦しくなってきている。
既に、日産・ラフェスタは次期モデルをマツダ・プレマシーのOEM提供によって販売するとし、小型ミニバンの自社生産から撤退することを決めている。
300万円以上という、価格帯を考えると、ゴルフトゥーランといった輸入車ミニバンもライバルとなってきそうだ。
プリウス アルファ

手に入りにくい状況はしばらく続きそうだ

サプライチェーン問題と呼ばれる部品供給問題が正常化し、トヨタの工場が100%稼動できるようになるには2011年の11月頃まで掛かりそうだ。
また、生産力が落ちているのは、他の日本車メーカーも同様なことから、新車需要が他の車で解消されることはなく、ますます新車不足が続くことになる。
新型のプリウスアルファがある程度出回る今年の夏頃から、中古車価格が新車の定価を上回る現象が起こりそうだ。
これは、現行の二代目プリウスの発売当初にも発生した現象で、生産体制がより十分でない今回はより深刻になることが予想される。

過去記事(2011/04/29)

まもなく発売のプリウスワゴンをレポート

5人乗りで荷室が広いハイブリッドワゴン車

かつてデトロイトモーターショーにプリウスVとして発表されたワゴンタイプのプリウスをレビューしてみる。
元々はGW前にデビュー予定だったのだが、現在も震災の影響で延期されたままとなっている。
トヨタの生産体制が回復しつつあり、まもなくデビューしそうだ。

インパネはプリウスとは違うデザイン

プリウスワゴン インパネ
まず現行のプリウスと異なるのがインパネ周りのデザインである。
プリウスワゴンはややメカニカルな雰囲気を敢えて残した感じがする。
メーターや操作系統がインパネのセンターに配置されているのはプリウスファミリーの流れを受け継いでいる。
写真は左ハンドル仕様のものであるが、日本の右ハンドル仕様では、写真に対してほぼシンメトリーは配置となる。

広大な荷室

プリウスワゴン リアシート プリウスワゴン リアハッチ
リアシートは3:7の可倒式で、これを倒すと広大な荷室が生まれる。
リアハッチはワゴン車らしく広い開口口となっており、大きな荷物を積み込むことも可能だ。
リアのセンターシートはアームレストとして使う事ができる。
高さも丁度良く十分な大きさがあるので、単なる仕切りとしてではなく、リアシートの2名の乗客がリラックスするために使う事が可能だ。
気になったのはリアシートの質感だ。250万円前後の車体価格の車とは思えない、コストダウンを感じさせるシートとなっている。
可倒部分のヒンジが剥き出しなのは、コンパクトカークラスのリアシートを思い出させる。
プリウスワゴンはコンパクトカーの2倍近い車体価格となるので、価格に見合った雰囲気をユーザーとしては求めてしまう。

乗り心地は要チェックポイント

プリウスワゴン
乗り心地については現行のプリウスはあまり良い評価がされていない。
取り立てて悪いわけではないが、値段と車体サイズなりの水準に届いていないのが正直な所だろう。
プリウスワゴンについては、この良いとされない乗り心地が、さらに悪くなることが懸念される。
サスペンションアームが現行プリウスのアルミ製からスチール製にコストダウンされることになっているのだ。
これは乗り心地の面ではマイナスに働く。
購入時の試乗では、路面の良いところだけでなく、やや荒れた部分でどのように感じるかチェックしたほうがいい。
路面のいい所で乗り心地の悪い新車なんて無い。
荒れた路面での体の揺らされ具合や、突き上げ感、揺れがすぐに収まるか等を気をつけよう。
自分の納得できる乗り心地であるかどうか、現行プリウスや他メーカーの車種とも比較して考えよう。

リチウムイオン電池は見送り

プリウスワゴンは広い荷室とコストダウンを重視したコンセプトとなっている。
そのため、高性能だがコスト高になるリチウムイオン電池の採用は、見送りとなった。
プリウスワゴンには、現行プリウスと共通のニッケル水素電池とハイブリッドエンジンの組み合わせが採用される。
また、この5人乗りプリウスワゴンとほぼ同時に発売が予定されている、7人乗りミニバンのプリウスアルファは、やや上級志向の位置付けのため、リチウムイオン電池が採用される。

これからの発売が楽しみなプリウスファミリーの2車種である。

過去記事(2011/03/29)

新型7人乗りプリウス&プリウスワゴンの価格情報

新型プリウス・プラス(7人乗り)とプリウスワゴン(5人乗り)のグレード構成

7人乗りのミニバンタイプのプリウスプラスと、5人乗りのステーションワゴンタイプのプリウスワゴン(プリウスアルファ)のグレード構成と車体価格の概要が明らかになった。
ミニバンとワゴンの新型プリウスの正式名称は現在も未定のまま。
プリウス・スペース・コンセプトという名称でモーターショーに出品されたこともあった。

グレード価格表

prius-7seater

7人乗りプリウスの価格

7人乗りのプリウス・プラスは上級グレードのGのみの設定となる。
これにエアロパーツやインチアップされたタイヤを装備したGツーリングセレクションが加わる。
SL、S、Sツーリングセレクションの相当するグレードは、7人乗りのプリウスプラスには設定されない。
リチウムイオン電池が採用されているのも、プリウスシリーズの量産モデルとしては初めてとなる。

以前から7人乗りプリウスは300万円ぐらいと情報が流れていたが、そのまま300万円の設定となった。
ただし、上級グレード「G」であることや、リチウムイオン電池が採用されていることを考えると、割高な価格設定とは言えない。
リチウムイオン電池は高価なので、下位グレードでは採算が合わない。そのため「G」「Gツーリングセレクション」のみのグレード設定となっている。
トヨタ的には価格を気にする人は、ウィッシュを買ってくださいということなのだろう。

5人乗りプリウスワゴンの価格

プリウスワゴンはボディ形状は7人乗りのプリウスプラスとほぼ共通。
3列目シートがラゲッジルームになっていることと、従来からのニッケル水素電池が採用されている。
現行のノーマルプリウスのステーションワゴンタイプと思っていただければいい。
グレードラインアップはSL、S、Sツーリングセレクション、G、Gツーリングセレクションと幅広く設定され、より買いやすくなっている。
プリウスと同じく廉価グレードがあるのは、ユーザーの裾野を広げそうだ。
ノーマルのプリウスとの価格差は簡単に言ってしまえば、30万アップといったところ。
30万円高は結構な値段である。
広いトランクルームにそれなりの必要性がなければ多くのユーザーは普通のプリウスを選ぶだろう。
従来のプリウスのトランクルームも普段使いでは十分と感じているユーザーが多いのだから。

震災の影響でプリウスワゴン(5人乗り)とプリウスプラス(7人乗り)の発売予定は未定

当初は4月の販売予定であったが、震災の影響でトヨタの生産は限定的なものになっている。
堤工場とトヨタ自動車九州でプリウスとレクサスのハイブリッド車種の生産が細々と行われている。
部品供給が十分でなく、本格操業に戻るのは時間が掛かりそうだ。
自動車は2万点から3万点の部品で出来ており、一つでも欠けると生産が滞ってしまう。
被災の激しかった東北地域では、自動車用電子部品の生産拠点が多く存在する。
これらの工場の復旧を待つしかないだろう。

新型プリウス予想発売日は?

新型の7人乗りプリウスはゴールデンウィーク前のデビューが延期になってしまったが、次の商機になるのは、夏のボーナスシーズンだろう。
震災後の新車デビュー一番乗りは、明るいニュースとして話題を集めそうだ。

過去記事(2011/03/13)

プリウスα/ウィッシュ/アイシス/ストリーム/プレマシーの比較評価

ローハイトミニバン6車種を比較してみる

全高が1700未満のミニバン6車種を比較評価してみる。
比較の対象になるのは、トヨタからはプリウスα、ウィッシュ、アイシスの3車種。
ホンダのストリーム、マツダのプレマシー、そして日産のラフェスタだ。
全高が低いミニバンは、運転のしやすさと、室内の広さのバランスがよく人気の高いカテゴリーである。
プリウスαを除く、5車種は価格が180万円前後のベースグレードで比較してみる。

スペック表

メーカー トヨタ トヨタ トヨタ ホンダ マツダ 日産
モデル プリウスα ウィッシュ アイシス ストリーム プレマシー ラフェスタ
グレード 1.8X L “X-SELECTION” X 20CS JOY X
メーカー希望小売価格 予想300万円~ 1,840,000円 1,887,000円 1,820,000円 1,799,000円 1,793,400円
型式   DBA-ZGE20G-HPXNP DBA-ZGM10G-AWXEP DBA-RN6 DBA-CWEFW DBA-B30
駆動方式 FF FF FF FF FF FF
全長(mm) 4615 4590 4635 4570 4585 4530
全幅(mm) 1775 1695 1695 1695 1750 1695
全高(mm) 1575 1590 1670 1545 1615 1600
ホイールベース(mm) 2780 2750 2785 2740 2750 2700
室内長(mm) 2660 2705 2605 2565 2690
室内幅(mm) 1470 1470 1460 1490 1420
室内高(mm) 1315 1315 1250 1240 1255
車両重量 1340 1520 1360 1470 1410
最小回転半径 5.3m 5.5m 5.4m 5.3m 5.1m
リアドア ヒンジ ヒンジ スライド ヒンジ スライド スライド
サスペンション前 ストラット式 ストラット式 ストラット式 ストラット式 ストラット式
サスペンション後 トーションビーム式 トーションビーム式 ダブルウィッシュボーン式 マルチリンク式 トーションビーム式
エンジン 1.8L 1.8L 1.8L 1.8L 2.0L 2.0L
2ZR-FXE 2ZR-FAE 2ZR-FAE R18A LF-VD MR20DE
4気筒 4気筒 4気筒 4気筒 4気筒 4気筒
DOHC
ハイブリッド
リチウムイオン電池
DOHC DOHC SOHC DOHC DOHC
トランスミッション CVT CVT CVT 5AT 5AT CVT
10・15モード燃費 16.4km/L 13.6km/L 15.0km/L 15.0km/L 15.0km/L
JC08モード燃費 13.4km/L 13.0km/L

車体サイズ

今回の比較車種は全ての全高が1700mm未満である。
その中でもストリームは、多くの立体駐車場(タワーパーキング)での駐車にも対応できる全高1550mm未満を達成しており、他車種よりも全高の低いフォルムが特徴的である。
アイシスの全高は1670mmとやや高い。
プリウスアルファ、プレマシーは全幅が大きいの注意したい。他は5ナンバーサイズの全幅に収まっている。
ウィッシュにも3ナンバーサイズの全幅を持つモデルが存在する。

室内サイズ

ストリーム、プレマシーが寸法上小さい。狭いと言うほどでもないが、ミニバンらしい広々感を求めるなら、ウィッシュ、アイシス、ラフェスタの選択がよいだろう。

スライドドア

リアドアにスライドドアを装備しているのは、アイシス、プレマシー、ラフェスタの3車種。
プリウスアルファ、ウィッシュ、ストリームに関しては、ヒンジドアとなっている。

乗り心地

ユーザーによる口コミで乗り心地に関して最も評価が高いのはプレマシーである。
このクラスの車体サイズになると、コンパクトカーや軽自動車のように極端に乗り心地の悪い車種は無いが、ウィッシュとアイシスに関しては、悪路になると、ボディの大きさを感じるし、揺すられる度合いが強くなる。

タイプごとのお薦め車種

プリウスアルファ

ハイブリッドに憧れる人はプリウスαがお薦め。
2011年4月下旬にデビューが予定されている、7人乗りプリウスは人気を集めることが予想される。
車体価格として300万円以上が予想されており、注目は集めるもののハイブリッドに拘る人でなければ手が出にくい価格だ。
同時期に発売される5人乗りワゴンのプリウスアルファは廉価なニッケル水素電池を採用し、200万円台半ばの車体価格が予想されている。
安いプリウスアルファとエクステリアデザインがほぼ同じになってしまうのは、プリウスαの欠点。

ウィッシュ

燃費と室内の上質さに重点を置きたいならウィッシュがお薦め。
車体重量が軽く、トランスミッションにCVTを採用しているので、ノーマルガソリン車の中で燃費が最もいい。
インテリアもトヨタらしく仕上がりのいいもので満足できる。

アイシス

できるだけ広い室内でスライドドア付きに拘るならアイシスがお薦め。
比較車種の中では最も車体が大きく、室内にも余裕がある。
インテリアの質感も評判がいい。
左側ドアがピラーレスになっているのも特徴。大きな開口面積を確保することができる。
車体重量が1.5tをわずかに上回っているので、重量税が5000円アップするのはデメリット。

ストリーム

ストリーム
走りに拘るならストリームがお薦め。
ウィッシュ、アイシス、ラフェスタはファミリーミニバンとして割り切った走行性能であるのに対し、ストリームは足回りが優秀でセダンに乗っているような運転感覚は評価が高い。
全高が低いため、ステーションワゴンのようなイメージだが、中は意外と広く快適なドライブが可能だ。
タワーパーキングに駐車する機会の多い人は、ストリームしか選択肢はない。

プレマシー

プレマシー
プレマシーはほとんどの人にお薦めできる。
ウィッシュなどに比べて安い車体価格にもかかわらず、2.0Lエンジンを採用している。多人数乗車で出かけるときもストレスのない加速が可能だ。
さらにボディ剛性が高く、サスペンションにはコストの高いものを採用しているので、ハンドリングや乗り心地が優秀だ。
比較車種の中では最もお買い得感がある。
ただし、インテリの質感が他車種に比べチープな感じがするのがデメリット。エクステリアもアクが強く、抵抗感のある人も多いだろう。
見た目で判断できる部分に抵抗がなければ、コストパフォーマンスの高い車種である。

ラフェスタ

価格重視ならラフェスタがお薦め。
ラフェスタはデビューから年数が経っており、やや古い車となる。
古い車種なので大幅な値引きが期待できる。
さらに元々低い価格設定であることも相まって最も安い見積もりになるだろう。
デメリットとしては、今から買う新車としてはエクステリアデザインが古い。人によっては飽きが来るのも早いので注意しよう。
プレマシーと同じく2.0Lエンジンを採用しているのは魅力だ。
低価格のベースグレードJOY Xにも助手席側電動スライドドアが装備される。

過去記事(2011/03/10)

プリウス・スペースコンセプト7人乗りミニバン(トヨタ)4月下旬発売

ミニバンサイズの7人乗りプリウス

7人乗りハイブリッドとして待望される、新しいプリウスシリーズが2011年の4月下旬発売開始となることが発表された。
プリウスα(アルファ)、プリウスV、プリウス+(プラス)、プリウスワゴンなどと、シート数やモーターショーによって呼び名が変化してきたが、現在はプリウス・スペースコンセプトとされている。
プリウス・スペースコンセプトはあくまでも仮名。今後、の正式名称発表を待っていただきたい。

5人乗りと7人乗りの2タイプ

プリウス・スペースコンセプトは3列シートの有無で5人乗りと7人乗りの設定がある。
日本市場においては注目が集まるのは、7人乗りのほうだ。
5人乗りと7人乗りはシートの数だけでなく、バッテリーの種類が違う。

5人乗りにはニッケル水素電池

5人乗り仕様にはリア部分に従来のニッケル水素電池が搭載される。
こちらはノーマルプリウスよりも広くなった荷室のおかげで、これまでの技術で難無く積載ができそうだ。
5人乗り仕様に採用されるニッケル水素電池は小型化が難しいものの価格が安いのがメリットとなる。

7人乗りにはリチウムイオン電池

7人乗り仕様は3列目スペースの確保のため、バッテリーが前に移動。
小型化できるリチウムイオン電池を採用し、前席のセンターコンソール部分に搭載される。
リチウムイオン電池のおかげで3列目シートが生まれたわけだが、リチウムイオン電池はまだまだ高価なパーツだ。
車体価格の大幅アップは免れないだろう。

エンジンは現行プリウスと共通

プリウス・スペースコンセプトは車体サイズが大きくなったが、搭載されるハイブリッドエンジンは5人乗り7人乗り共に、現行プリウスと同じ1.8Lの2ZR-FXE型が採用される。
車体サイズに合わせた、エンジンやハイブリッドシステム、トランスミッションの調整はされている。
5人乗りと7人乗りではバッテリーの種類が異なるが、ハイブリッドシステム全体の性能は変わらないものとなっている。
7人乗り仕様のリチウムイオン電池による効率アップ分は、すべてバッテリーの小型化に使われ、蓄電容量は5人乗りのニッケル水素電池と変わらない。

燃費性能

燃費性能についての正式発表はまだされていない。
大型になったボディだが、さらなる改善により、現行プリウスと変わらない燃費性能を期待したい。
プリウスワゴンプリウスワゴンフロントシートプリウスワゴンリアシートプリウスワゴンのラゲッジルーム

プリウス・スペースコンセプトのボディサイズを比較

プリウスと比較

prius-space-spec
現行のプリウスに比べて、全高と全長が伸びるのは予想の範囲だが、全幅も拡大することになる。
ホイールベースは80mmも拡大した。
車体に関しては、現行プリウスとは全く違う大きなものになっている。

ウィッシュと比較

prius-space-wish
同じトヨタのミニバンの中では、ガソリン車のウィッシュに近いボディサイズとなる。
ウィッシュはメイングレードが5ナンバーサイズの全幅であるので、全幅方向に8cmも大きいプリウススペースコンセプトは、左右方向に余裕のある上質感のある室内になることが予想される。
全高方向に関しては、エクステリアデザインや空力特性をやや重視した関係で、ウィッシュよりも15mm縮小されている。
ホイールベース、全長もわずかにプリウス・スペースコンセプトの方が大きくなっている。

プリウス・スペースコンセプトの短所

プリウス・スペースコンセプトはまだ、市場に出回っていない車種であるが、予想される欠点、デメリットを考えてみた。

やや閉塞感のある室内

プリウス・スペースコンセプトはウィッシュと比較した場合、やや閉塞感のある室内が予想される。
まず考えられるのが、ハイブリッド用のバッテリーを積載した分のしわ寄せは、確実に室内空間を圧迫する。
特に7人乗り仕様に採用されるリチウムイオンバッテリーは、左右のフロントシートの間にあるセンターコンソール内に装備される。
大きすぎるセンターコンソールは現行プリウスのユーザーからも不満が多い。
また、全高がミニバンとしては低いのも気になるところだ。
エクステリアデザインも現行プリウスを意識してか、リアにかけてルーフが大きく下がったものとなっており、2列目、特に3列目の頭上空間が削られている。
様々な工夫がされているとは思うが、ミニバンとしては広々感に欠ける室内となるだろう。

車体価格が高い

価格の正式発表はまだされていないが、現行プリウスのようなお買い得感のある価格ではなくなるだろう。
ウィッシュよりも全幅方向に大型化してきたことより、ウィッシュと競合しない価格、具体的には300万円以上が予想される。
ウィッシュよりもワンランク上の広さと上質感を持ったミニバンを求める客層がターゲットとなる。
ウィッシュは安価でファミリーが広々と使えるミニバンで人気があった。
プリウス・スペースコンセプトの価格が300万円オーバーとなると、ウィッシュやストーリームのような通常のガソリン車を選択するユーザーも増えてくるはずだ。

3列目シートが狭い

プリウス・スペースコンセプトに近いサイズのミニバンであれば、すべての車種で必ず出てくる不満要素がある。それは3列目シートの狭さだ。
全高が1600mm前後のミニバンであれば、3列目シートは簡易的なもので、クッションも薄く、短時間の乗車にしか耐えられないものになる。
3列目も頻繁に人を乗せる機会のある人は、避けるべき車種となるだろう。

過去記事(2011/03/07)

プリウスワゴン(トヨタ)の口コミ評価

プリウスワゴンは5人乗りワゴンボディのハイブリッド

プリウスシリーズに新しくワゴンボディのプリウスVが加わる。
プリウスVは北米市場での現在の呼称で今後変更される可能性もある。プリウスアルファとの噂も。

大きなボディ

ノーマルのプリウスと比べ、車体は大きく感じる。
ワゴン部分の全長が155mm延長しただけでなく、全高も85mm高くなった。
ボディデザインもルーフの後半が下がることなく、後ろまで高い全高を維持している。
プリウスワゴンの後席は、頭上空間が広々とし、ミニバンのような開放感のあるものとなった。
ただし、この大きなボディは敬遠するユーザーも出てくるはずだ。
コンパクトカーや軽自動車が人気の雰囲気では、ノーマールのプリウスでさえ十分大きな車だ。
プリウスワゴンの車体サイズであれば、7人乗りのミニバンを求めてしまうのが、今のユーザーである。
その分、7人乗りバージョンのプリウスプラスに関しては、特に日本市場での期待が大きくなっている。

乗り心地の改善も期待できる

プリウスワゴンはノーマルプリウスに対してホイールベースが80mm延ばされている。
走行安定性はより高くなっている。
また、ワゴンボディで重くなった車体は乗り心地の面ではプラスだ。
ボディが大柄になった分、走り自体の楽しみは薄れるが、しっとりと安定したサスペンションの動きが期待できる。

人気車となるか?

現行のノーマルプリウスは空前のヒット車となったが、プリウスワゴンはどうだろうか?
通常のガソリン車では5人乗りワゴン車(いわゆるステーションワゴン)は人気がほとんどない状況である。
トヨタの乗用車ラインアップの中では、カルディナが生産中止した現在、カローラフィールダーとマークXジオ(5人乗りタイプ)のみである。
個人の乗用車として、人気車となる可能性は薄いが、法人需要で伸びる可能性が高い。
ただし、7人乗りミニバンのプリウスプラスに関しては、人気車となる可能性を十分に秘めている。
プリウスワゴンプリウスワゴンフロントシートプリウスワゴンリアシートプリウスワゴンのラゲッジルーム

スペック(プリウスワゴンと現行プリウスの比較)

prius-wagon-spec

トヨタのPRIUSシリーズまとめ

プリウスシリーズは全部で4種類のボディタイプでのラインアップが計画されている。
既に発売中の5人乗りハッチバックのプリウスにまず追加されるのが、ワゴンボディのプリウスVである。
「プリウスV」は北米仕様の呼称であり、日本名は「プリウスα」との噂も。わかりやすく「プリウスワゴン」の可能性もある。

プリウス 5人乗りハッチバック 発売済み
プリウス+
(プリウスプラス)
7人乗りミニバン 2011年夏予定
プリウスV
(プリウスα)
(プリウスワゴン)
5人乗りワゴンタイプ 2011年夏予定
プリウスC
(ヴィッツハイブリッド)
5人乗りコンパクト 2012年予定

ワゴンタイプ・ミニバンタイプ

プリウスワゴンは2011年夏のデビュー予定で、ゴールデンウィーク前での正式な発表や予約受け付けも考えられる。
細かいラインアップや価格設定は、採用されるバッテリータイプによって左右されそうだ。
ニッケル水素バッテリー搭載グレードが設定されれば、200万円台半ば付近のベーシックグレードもありえるだろう。
ただし、リチウムイオン電池の搭載グレードが実質的なメイングレードになる可能性も否定できない。
特に、ミニバンタイプのプリウスプラスはリチウムイオン電池を採用した上級グレードのみの可能性が少なからずある。その場合のプリウスプラスの車体価格は300万円を超えることが想定される。
7人乗りミニバンのプリウスプラスはプリウスワゴンとの同時発売(2011年夏)が予想される。

コンパクトハッチタイプ

過去にはヴィッツハイブリッドとも噂された、コンパクトカークラスのハイブリッドは、プリウスCの呼称でデトロイトモーターショーでお披露目された。
まだ、コンセプトモデルの段階である。
プリウスCがデビューする2012年のコンパクトカーカテゴリーは競争過熱が予想される。
プリウスC、フィットハイブリッドといったハイブリッドカーの他、ミラーサイクルエンジンで燃費性能を大幅に向上させたデミオ、マーチスーパーチャージャーといったノーマルガソリン車などがひしめき合う。

過去記事(2011/03/03)

プリウスプラス新型(トヨタ)ハイブリッドミニバンの口コミ評価

プリウスプラスが発表された。人気のハイブリッドカー、プリウスの7人乗りミニバンだ。
五人乗りプリウスワゴンのプリウスVが先立って発表されていたが、これに3列目シートをプラスしたのが、プリウスプラスだ。
リアハッチにも「PURIUS+」というエンブレムロゴが付いている。

プリウスプラスはエクステリアに新しさがないのが残念

プリウスプラスはウィッシュハイブリッド風?

プリウスプラスは最新のハイブリッドエンジンを採用しているものの、クラス的にはウィッシュとかぶってしまう。デザインがある程度似てしまうのはしょうがないだろう。
しかし2003年登場の、旧ウィッシュに似てしまうのはいかがなものか。最新なのにどうも古臭く感じてしまうのはこのためか。

カルディナにも似ている

次にプリウスプラスのサイドリアに目をやるとカルディナを思い出す。
カルディナといえば、2002年-2007年に販売された、中途半端に古いステーションワゴン車。
どうしてまた古い車のデザインばっかり引っ張ってくるのか。意味がわからない。

ハイブリッドでなければ、まず売れない

現行のプリウスに近いフロント部分は同名車種なのでまだわかる。
それに、昔のトヨタ車をそっくりそのまま足して割ったようなデザインは残念だ。
せめて現行車種からのデザイン流用をして欲しいものだ。
これから新車を買う側の身にもなれば、高いお金を出して1世代前のエクステリアでは萎えてしまう。
プリウスプラス

プリウスプラスは売れるか

予想価格は希望的観測も含めて、249.8万円。この価格なら間違いなく売れる。
フィットハイブリッドの登場で、現在の販売台数ランキングではプリウスは2位に甘んじている。
プリウスプラスの販売時期には間違いなく、1位に返り咲くだろう。
ただし249.8万円はあくまで希望的なもの、実際は260万を超えるような気がする。
リチウムイオン電池搭載の、上位モデルが300万~との噂も。
安いニッケル水素電池タイプも出してくれないと庶民には厳しい。

燃費性能の魅力が最も映える

プリウスプラスとライバルとなるウィッシュなどの小型のミニバンクラスは意外と燃費が良くない。実燃費では11km/L程度のドライバーがほとんどだ。
渋滞や街乗りが多いと10km/Lを下回ってしまう場合も少なくない。
プリウスプラスはこれまでの比較対象にされていた車種に比べると、もっともハイブリッドによる低燃費効果が顕著に出てくる可能性を秘めた車だ。
例えば、フィットに対するフィットハイブリッドは、ほとんどのドライバーはハイブリッドエンジンの価格増分を低燃費効果による燃料費削減で取り返すことができない。コンパクトカーの燃費性能はそもそも良いので、ハイブリッド化による恩恵は大きくはならない。
プリウスは適当な比較車種が見当たらないが、それでも経済性目的なら普通のガソリン車の方がメリットが大きかったのが実際だ。
プリウスプラスに関しては、これまで燃費性能に不満があった車種との比較になる。
初代プリウスの登場でハイブリッドカーは庶民の手に届きやすいものになった。
そしてプリウスプラスの登場でハイブリッドカーは本当の意味での経済的な手段になる可能性がある。

パワーソースはプリウスと共通の予想

プリウスプラスのパワーソースはプリウスと共通の2ZR-FXE型1.8L直4DOHCエンジンが想定される。
当然、7人乗りになった分の車体重量増を伴うが、2ZR-FXEはノーマルガソリン車に例えると2.2L~2.4L相当のエンジンだと言われている。
プリウスのような余裕のある加速はできなくなるだろうが、不満を感じるドライバーは少ないはずだ。
現に7人乗りのウィッシュは1.8Lと2.0Lエンジンのラインアップなのだから。

プリウスプラスはジュネーブモーターショーで登場

既に左ハンドル版のプリウスプラスがジュネーブモーターショーで姿を見せている。
トヨタはこれまでにエスティマハイブリッドなど、比較的大きな車体のハイブリッドカーを登場させてきたが、小型ミニバンのハイブリッドは初めてとあって、ショーの中でも人気を呼んでいた。
これでプリウスファミリーは現行のプリウス、ハッチバック版のプリウスS、ステーションワゴン版のプリウスV、今回ミニバンのプリウスプラスとラインアップを揃えてきた。
日本国内の新車販売時期は2011年のゴールデンウィークには間に合わせたいところだろう。
世界販売され爆発的なヒットが予想される車種である。
これからの新車情報が楽しみな車種である。

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