【スズキ】ラパン2022年フルモデルチェンジ発売へ、R06D型ハイブリッドで車両価格は値上がり

ラパン

スズキの女子向け軽自動車、ラパンのフルモデルチェンジ開発が進められている。

アルトラパン2015

現行ラパン(2015年)

現行型3代目ラパンは、2015年6月に発売されたモデル。ベーシック軽自動車のアルトをベースに、ウサギ(Lapin)をイメージした内外装に仕上げられ、多くの女性ユーザーを獲得してきた。販売期間約7年となる2022年には、次期型4代目へのフルモデルチェンジが見込まれる。

次期ラパンはIGS方式のマイルドハイブリッド搭載か

次期ラパンでは、いよいよハイブリッドモデルが登場することになる。厳しくなる燃費基準を背景に、軽自動車の電動化はメーカーを問わず大きなテーマとなっている。なかでもスズキは、ISG(モーター機能付発電機)を採用したマイルドハイブリッドの導入を進めてきており、もちろん次期ラパンもその対象となる。

アルトラパン

現行ラパン

次期ラパンに採用される新世代R06D型エンジン+WA04Cモーター

スズキの軽自動車向けハイブリッドは、従来のR06A型+WA05A型モーターのシステムから、現在は第二世代型となるR06D型エンジン+WA04C型モーターのシステムに切り替わりつつある。既にハスラー、ワゴンRの自然吸気モデルには、この第二世代型が導入済みで、次期ラパンへの搭載も進められるだろう。

R06A型のボア・ストロークは64.0×68.2mmであるが、R06D型は61.5×73.8mmとなっており、燃費性能で有利となるようにロングストローク化が果たされている。これにより圧縮比は12.0を達成。さらに、デュアルインジェクションとクールドEGRが採用され、熱効率が高められている。

R06D

R06D型エンジン

また、エンジンパフォーマンスとしては下げられているのも特徴で、R06A型 NAは最高出力52ps、最大トルク6.4kg・mであったが、R06D型 NAは49ps、5.9kg・mと抑えられている。それでも日常的なエンジン回転域では従来のR06A型 NAと遜色ない加速性能が発揮される。

また、ハスラーでは全車マイルドハイブリッドの設定となっている。次期ラパンは、ハイブリッド専用車となるのか、あるいは低価格なコンベンショナルエンジン車も用意されるのか、このあたりは車両価格に直結する問題でもあり、今後も注視していきたい。

ラパン

現行ラパン

次期ラパンは、最新ステレオカメラによるデュアルカメラブレーキサポートを採用

現行型ラパンに採用される安全運転支援装置は、単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートが機能の一つであった。単眼カメラは標識認識機能も担ってきた。

このあたりについては、次期ラパンはステレオカメラ式のデュアルカメラブレーキサポートに変更されるだろう。

プラットフォームのHEARTECTは第二世代へ

また、スズキの新プラットフォームのHEARTECTは既に現行型で導入済み。これは進化を受けつつ、次期ラパンにも採用される。

ラパンとワゴンRスマイル、女性がターゲットの新型軽自動車を2種類導入

ラパンの次期型が準備されるというなかであるが、さらにスズキはワゴンRをベースに開発した女子向けデザインのスライドドア付き軽自動車を2021年度内にも発売させる見込み。こちらは商標登録の状況からワゴンRスマイルのモデルネームも判明しつつある。

ムーヴキャンバス

ムーヴキャンバス

ワゴンRスマイルは、ダイハツ・ムーヴキャンバスの対抗で、両側スライドドアと女性ウケを狙った内外装が特徴となる。

ラパンのフルモデルチェンジは、ワゴンRスマイル登場の後になるだろう。2022年のスズキは2種類の女性向け新型軽自動車をラインアップすることで販売を強化していく。

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