スズキ【新型ラパン】2022年フルモデルチェンジ発売へ、2021年は現行型継続

ラパン

スズキ・ラパンのフルモデルチェンジが2022年にも実施される見通しとなっている。

ラパン

現行ラパン

スズキは女子向けの新型軽自動車として、今月(2021年9月)にワゴンRスマイルを発売したばかり。さらに、女性がターゲットの軽自動車としては元祖であるラパンもフルモデルチェンジが計画されている。スズキは、2つのニューモデルで女性ユーザーを獲得していきたい狙いがある。

ラパン シリーズ20周年となる2022年にフルモデルチェンジ

初期型アルト ラパンは2002年に発売されたモデル。ベーシック軽自動車のアルトをベースに、主に女性に好まれる内外装が採用された。

アルトラパン2015

現行ラパン(2015年)

その後ラパンは、2008年と2015年にフルモデルチェンジを受けており、シリーズ20周年となる2022年には、4代目モデルへ一新されることになる。

新型ラパンはハイブリッドのほか、低価格なコンベンショナルエンジン車も継続される可能性

新型ラパンは、ハイブリッドモデルの導入も注目の一つとなる。

スズキは、他メーカーが及び腰である軽自動車のハイブリッド化について、これまで積極的な姿勢を見せてきた。ISG(モーター機能付発電機)を採用する、いわゆるマイルドハイブリッドではあるものの、スペーシア、ワゴンR、ハスラー、そして最新のワゴンRスマイルにも導入済みとなっている。

ワゴンRスマイル HYBRID X 2021

ワゴンRスマイル

また、ワゴンRスマイルでは、コンベンショナルエンジン(ハイブリッドではない従来エンジン)モデルも引き続き採用され、低価格グレードが用意された。

こういったハイブリッドとコンベンショナルの両方を設定していくというスズキの方針は、新型ラパンでも採用されることが予想される。

次期ラパンに採用される新世代R06D型エンジン+WA04Cモーター

スズキの軽自動車向けハイブリッドは、従来のR06A型+WA05A型モーターのシステムから、現在は第二世代型となるR06D型エンジン+WA04C型モーターのシステムに切り替わりつつある。既にハスラー、ワゴンRの自然吸気モデルには、この第二世代型が導入済みで、次期ラパンへの搭載も進められるだろう。

R06D

R06D型エンジン

R06A型のボア・ストロークは64.0×68.2mmであるが、R06D型は61.5×73.8mmとなっており、燃費性能で有利となるようにロングストローク化が果たされている。これにより圧縮比は12.0を達成。さらに、デュアルインジェクションとクールドEGRが採用され、熱効率が高められている。

アルトラパン

現行ラパン

また、単純なエンジンパフォーマンスとしては下げられているのも特徴である。R06A型 NAは最高出力52ps、最大トルク6.4kg・mであったが、R06D型 NAは49ps、5.9kg・mと抑えられている。それでも日常的なエンジン回転域では従来のR06A型 NAと遜色ない加速性能が発揮される。

次期ラパンは、最新ステレオカメラによるデュアルカメラブレーキサポートを採用

現行型ラパンに採用される安全運転支援装置は、単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートが機能の一つであった。単眼カメラは標識認識機能も担ってきた。

ワゴンRスマイル G

ワゴンRスマイル G

ただし、最近スズキから発売されたモデルはステレオカメラ式のデュアルカメラブレーキサポートを採用する傾向にあり、出たばかりの新型ワゴンRスマイルもそうである。次期ラパンもデュアルカメラブレーキサポートが採用される可能性が高いだろう。

プラットフォームのHEARTECTは第二世代へ

また、スズキの新プラットフォームのHEARTECTは既に現行型で導入済み。これは進化を受けつつ、次期ラパンにも採用される。

HEARTECTは、2014年発売のアルトを皮切りに、多くの軽自動車で採用が進められた。その特徴の一つである軽量化技術は、第二世代HEARTECTでさらに改良されることが期待される。

通常アルトよりもラパンが先にフルモデルチェンジの可能性

アルト

スズキではベーシック軽自動車のアルトのフルモデルチェンジも進められている。通常の順番であれば、前回フルモデルチェンジの時期からして、アルトが先にフルモデルチェンジとなりそうなものである。ただし、20周年のタイミングであることや、女性向け車種を強化する流れもあり、ラパンが先にフルモデルチェンジとなる可能性がある。

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