新型【ハスラー】マイナーチェンジいつ?2023年以降予想、電動パーキングブレーキ装備とマニュアル車(5速MT)復活期待、特別仕様車J STYLEⅡ【スズキ最新情報】2030年までにBEV発売計画を発表

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ハスラー (東京オートサロン2023)

スズキは、「ハスラー」にBEVを設定し、日本発売する計画を発表した。

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スズキは、2023年1月26日に「2030年度に向けた成長戦略」を発表。その中で日本市場に向けたBEVの導入計画が公開された。これは、2023~2030年度の間に6モデルのBEVを市場投入するというもの。ただし、6モデルの内訳については、明言が避けられており、黒塗りされたシルエットによる表現にとどまっている。そのなかに明らかに、「ハスラー」と思われるモデルがあり、その隣には、多くのコンポーネントが共通化される「ワゴンR」らしきシルエットもある。また、上段左は、2018年の段階からEV化が検討されていた「イグニス」であることが予想される。

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さらに、下段3モデルについて、左がいち早く発売されると思われる軽商用EVの「エブリィ」となるだろう。残りの2モデルについては、まだ見慣れない姿であるものの、インド発表されたばかりの「フロンクス」と「eVXコンセプト市販型」であることが想定される。

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ハスラーのマイナーチェンジでは、電動パーキングブレーキとMT復活が期待される

現行型ハスラーは2020年1月に発売された2代目モデル。そして、2022年5月には一部仕様変更を受けて、2型に進化している。

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ハスラー 2022年5月 改良モデル

軽自動車のモデルサイクルが長期化される昨今を考慮すると、2023年以降にはフェイスリフトが含まれる大幅改良(マイナーチェンジ)の実施も予想される。また、装備面で期待されるもののなかには電動パーキングブレーキがある。

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ハスラー、電動パーキングブレーキの装備いつ?

ハスラー2型への一部仕様変更では、全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)が標準装備化されるという部分もあった。しかし一方で、同時採用が期待されていた電動パーキングブレーキは見送りとなった。ACCの動作において、停止保持を含めた渋滞追従に対応することができず、装備面での弱点となっている。

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3型となる次回の一部仕様変更では、電動パーキングブレーキの装備が特に期待されている。

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ハスラーにマニュアルトランスミッション(MT)の復活も期待

また、マニュアルトランスミッション車の追加も、2型への一部仕様変更で期待されるものの一つであった。現行ハスラーに搭載されるパワートレインは、マイルドハイブリッド化されたR06A型(ターボ)とR06D型(NA)があり、いすれも組み合わさるトランスミッションはCVTのみとなっている。先代型ハスラーにマニュアルトランスミッションの5速MTモデルがあったことから、MTの復活を期待する声も大きい。

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特にターボエンジンのR06A型に対応した5MTモデルが実現すれば、アルトワークス復活への布石にもなることから期待が高まる。

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2022年5月一部仕様変更と特別仕様車「J STYLEⅡ」発売

スズキの軽自動車「ハスラー」に一部仕様変更と特別仕様車「J STYLEⅡ」が設定され、2022年5月23日より発売される。

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現行型ハスラーはSUVスタイルの軽自動車として、2020年1月にフルモデルチェンジ発売となり、2代目モデルの販売が行われてきた。販売期間約2年半のタイミングで実施される今回の改良は、安全装備の充実、ボディカラーの再編などが主な内容となる。

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特に安全装備では、アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]と車線逸脱抑制機能が標準装備化された。一方で、電動パーキングブレーキの装備は見送りとなる。

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また、全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車では、すれ違い支援機能が追加される。

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新型ハスラー、5速MT復活ならず、マニュアル車の追加発売は見送り

パワートレインでは、追加が期待されていたマニュアルトランスミッション車(5速MT)の設定は実現しない。従来型同様に全車マイルドハイブリッド+CVTが用意される。

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通常ハスラーのグレードラインアップは「G」と「X」の2種類、エンジンタイプは「NA」と「ターボ」、駆動方式は「FF」と「4WD」が用意され、消費税込み車両本体価格は138万7100円~177万3200円となる。

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また特別仕様車「J STYLEⅡ」は、インテリアおよびエクステリアで専用装備が奢られた上級グレードで、消費税込み車両本体価格は162万1400円~183万3700円でラインアップされる。

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部品の供給状況が不安定な中ではあるが、ハスラーシリーズの月間販売目標台数として6,000台が公表されている。

2021年の販売実績は82,486台を記録しており、ワゴンRの派生クロスオーバーSUVというポジションながらも堅調なセールスとなった。

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