新型プリウスαがデビュー、納車時期を早める方法

トヨタ

遂に新型ハイブリッドのプリウスαがデビュー

プリウスαは今年2011年の4月下旬に発売が予定されていたトヨタのミニバンタイプのハイブリッドカー。
これが、震災の影響で約3週間遅れて、5/13にデビューとなった。
未曾有の大災害の中、わずか3週間の遅れでデビューできたのは、さすがトヨタと言わざるを得ない。
このプリウスαのライバル車として挙げられるホンダのフィットシャトルハイブリッドは、当初予定されていた発売日から遅れること3ヶ月の6月を販売開始の目標としている。
各メーカーの自動車工場が減産体制に入り売る車が無い状態の中、プリウスαは予約注文が集中し既に大人気の様相だ。

5人乗り仕様、235万円~

プリウスα 荷室
5人乗りワゴンタイプのプリウスα。
3代目プリウスと共通のパワートレーンを採用しコストダウンさせている。
従来からのニッケル水素バッテリーをリア、ラゲッジルームの床下に設置している。
ワゴンと言っても全高が高いので、サイズ的にはカローラフィールダーよりもウィッシュに近い。

7人乗り仕様、300万円~

プリウスα
ボディ形状は5人乗りと共通。
ただし、3列目シートをポンつけして7人乗り化しただけではない。
3列目シートの足元スペースの確保の為、リチウムイオン電池を採用しバッテリー容積を小型化した。
小さくなったバッテリーはセンターコンソール内へ配置。
そのため、センターコンソールの収納量は5人乗り仕様と比較して少ない。
まだまだ、コスト高のリチウムイオン電池を採用したため、車体価格は割高。

納期はどれぐらいになるか?

プリウスα インストルメントパネル
プリウスαの予約台数は既に2万5千台を突破した。
先日、トヨタは6月から生産力が回復する見込みとしたものの、全工場の全ラインがフル操業するには11月から12月頃までかかるとしている。
月産3,000台体制といわれており、今から予約すると納車は1年近くも先になりそうだ。
1年も待つことになるのなら、納車時期にはすっかり熱も冷めてしまいそうだ。
そんな人にお薦めしたいのが新古車の購入。
デビューして間もなくすると、新車同様の状態のいいプリウスαの中古車が出回ることが予想される。
ただし、3代目プリウスのデビュー直後にも見られたような、中古車価格にプレミア価格が付き新車価格よりも高くなる現象が今回も起きそうだ。
新古車購入は多少割高になるが、買いたい時が買い時という人にとっては一つの選択肢となる。

ディーラーの下取りでは、新車を取り扱っている建前上、プレミア価格がついた買取はされにくい。
したがって、プリウスαの新古車は買取専門業者を経由して流通することになる。
プリウスαを早く乗りたいというユーザーの中には、買取専門業者で予約するという動きも出ている。

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