プリウスアルファと米国版プリウスVの比較

トヨタ

プリウスVが発表された

アメリカ市場版のプリウスVが発表された。
販売は2011年秋からの見込み。
プリウスVは日本で発売されているプリウスαの5人乗りタイプに相当する。
7人乗りプリウスαに相当するモデルについては、発表されていない。
トヨタのサプライチェーンも大部分が復旧しており、生産体制も本格化しつつある。
北米市場でもプリウスシリーズの今後の展開が期待される。

プリウスアルファとプリウスVに違いはあるのか?

プリウスVはまだ発表段階であるため、これからさらに変更が加わる可能性がある。
しかし、現時点で写真を比較した限りでは、プリウスアルファとの大きな違いは確認できなかった。
パワートレーンもプリウスαと共通のハイブリッドエンジンとなり、バッテリータイプは5人乗りプリウスαと共通のニッケル水素蓄電池が採用される。

プリウスαが大人気

震災の影響で当初予定の4/22から遅れること3週間、5/13にプリウスαがデビューしたが、既に4万台に迫る勢いで国内で予約が入っている。
プリウスのワゴンタイプおよび3列目シートを装備した7人乗りミニバンタイプが大人気となっている。
今からの予約では、納車は来春(2012年)以降となる見込みだ。

ヴィッツ級ハイブリッド、プリウスCも紹介される

10・15モード燃費44.0km/Lで、2012年春のデビューが予定されている。
トヨタのハイブリッドシステム(THS)はどちらかといえば、2000cc以上の中排気量エンジンの代替として、燃費性能を発揮するシステムであった。
このTHSをコンパクトカーに合わせ込んだ場合、どれぐらいの実用燃費となるかには注目したい。

激戦区のコンパクトカー市場の中、ライバル車としてはホンダのフィット・ハイブリッド(30.0km/L)が一番に考えられるが、フィット・ハイブリッドは今秋以降苦戦を強いられる可能性がある。
というのも、マツダからスカイアクティブ技術を搭載した新型デミオが発売され、ローコストな非ハイブリッドエンジンながら、10・15モード燃費は30.0km/Lとかなりの燃費性能となる。
プリウスCの車体価格にもよるが、人気度は プリウスC > デミオ > フィットハイブリッド の順になると推測する。

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